ウルトラ怪獣はどれが人気あるの？という人向けの記事。
ウルトラマンに関して、個人的な好みを語るなら、いくらでも書けます。
下手すりゃ初代ウルトラマンの科学特捜隊の戦闘機、ジェットビートルだけで一万文字書ける自信はあります。
ただ、人気ランキングとなるとそうはいかない。
客観性、公平性、民主主義が求められますので。
ということで、2021年にNHKが実施した人気ランキングから、ウルトラシリーズの人気怪獣トップ５を語っていきます。
ではスタート！
2021年NHKのアンケートでの人気怪獣
1位 宇宙恐竜 ゼットン
2位 夢幻魔人 ジャグラス ジャグラー
3位 宇宙忍者 バルタン星人
4位 古代怪獣 ゴモラ
5位 宇宙ロボット キングジョー
という結果になりました。
では、このキャラクターたちの魅力は？
はい次。
1位、宇宙恐竜ゼットン！
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初代ウルトラマンの最終回に登場した怪獣です。
地球侵略、ウルトラマン抹殺のためにゼットン星人が連れてきた切り札で、一兆度の火球を吐く能力、光線技に対するバリアや吸収、反射能力、テレポート、単純な馬力の強さなど、全てにおいてウルトラマンを上回り、ウルトラマンを倒してしまった強敵です。
しかしデータに無かった、科学特捜隊の新兵器には対応できず、その攻撃を受け倒されました。
その黒いシャープな体、無機質なイメージ、無敵のウルトラマンを倒すという強さから強烈なインパクトを与え、人気怪獣となりました。
2位、夢幻魔人ジャグラスジャグラー！
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ウルトラマンオーブに登場した宇宙人、ジャグラスジャグラーが第二位となりました。
本来は、ウルトラマンオーブの力に選ばれたガイの相棒でしたが、ガイだけが選ばれ、自分は選ばれなかったという嫉妬心から闇の存在となりました。
とにかく、オーブに迷惑をかけたいという思いから怪獣を復活させたり、自ら怪獣に変身する徹底的にイカレたキャラです。
人間体の演者、青柳尊弥さんの狂気と執念を全身から放出する熱演で人気キャラとなりました。
オーブが終わっても腐れ縁は続き、ウルトラマンゼットでは地球防衛軍ストレイジの隊長になっています。
3位、宇宙忍者バルタン星人！
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ついに首位転落！ウルトラマンの永遠のライバル、バルタン星人が3位です。
核実験によって故郷を失い、地球を狙う、昆虫に似た宇宙人。
分身や冷凍光線などを戦力とする他、「生命」の概念を持たない、根本的な部分で地球人との断絶があるキャラクターです。
一度は宇宙船ごとウルトラマンに粉砕されますが、地球人とウルトラマンへの復讐を誓って再登場、弱点としていたスペシウム光線に対策を練るなど、ライバルという側面が強化されました。
ウルトラマンが当初、目指した「スター怪獣を作る」という狙いにうまく応えた、ぱっと見で分かりやすい怪獣として人気になりました。
4位、古代怪獣ゴモラ！
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初代ウルトラマンから三匹目エントリー！
ジョンスン島から万博に出品されようとしたが輸送中の事故で古代の生命力を取り戻した、恐竜の生き残り、古代怪獣ゴモラが4位です。
初の関西ロケということもあり、ゴモラは二週にわたって登場。
強力な尻尾でウルトラマンを倒し、大阪城を破壊します。
緻密に作られた大阪城のミニチュアが崩壊していく一大スペクタクルは見物です。
また、デザインの完成度も高く、頭の二本角は黒田長政の兜をモチーフにしているそうです。
最後は科学特捜隊の猛攻で全ての武器を失い、ウルトラマンのスペシウム光線に倒れました。
最期まで人間の都合に振り回された悲劇の怪獣でした。
5位、宇宙ロボット・キングジョー！
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ウルトラセブンに登場した、ペダン星人の侵略ロボットが第五位です。
地球防衛軍の観測ロケットを侵略行為だと断じたペダン星人が乗ってきた宇宙船が合体して誕生する、本邦初、特撮合体ロボです。
その外装は圧倒的に強固で、セブンのアイスラッガーもエメリウム光線も通用しません。
セブンに変身するモロボシダンはペダン星人との会談をし、和平の方向で話がまとまったかと思われましたが、今度はペダン星人が約束を反故にし、キングジョーを神戸港で暴れさせます。
ウルトラ警備隊は、キングジョーの外装と同じ素材の爆弾を完成させ、この一撃で辛うじて撃破。
セブンはペダン星人の宇宙船を撃墜し、ペダン星の侵略部隊を撤退させてようやく事態が収拾します。
この「本邦初！合体ロボット！」というインパクトから、セブンを代表する人気キャラになりました。
ウルトラ怪獣人気ランキングまとめ
以上、2021年に人気だったウルトラ怪獣は上から
・ゼットン
・ジャグラー
・バルタン
・ゴモラ
・キングジョー
の順になりました。
初代の怪獣が三匹も入っているというのは、人気怪獣をお茶の間に、という狙いが大成功だった証明ですね。
ではまた(@^^)/~~~
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