ウルトラマンの歴代防衛チームの隊長はどんな人？
ウルトラマンの特捜チームというのは、ウルトラマンや怪獣の強さを際立たせるためだけのもの、と思ってる人は多いですが、それは全く見当違い！
最初の「ウルトラQ」において、民間人でしかないレギュラー三人が、いつも怪獣事件に巻き込まれるのは不自然という意見があったので、怪獣対策専門の職業を作ることになりました。
そして、主人公をその構成員にすることで、絶対にレギュラー陣が怪獣事件に遭遇することになる発明だったのです。
それが「防衛チーム」や「地球防衛軍」と呼ばれる怪獣対策チームです。
大事なのは、そのチームを統括する指揮官。
若い俳優が多いレギュラー陣を現場でまとめる、キャリアのある俳優が選定されることが多いです。
今回はその中でも特徴的な隊長を選びました。
ではスタート。
ウルトラシリーズ隊長１，ムラマツキャップ
初代「ウルトラマン」に登場する科学特捜隊の隊長です。
命令を無視したアラシ隊員を除隊処分にする厳しい面、バルタン星人の侵略を交渉で止めようとする平和主義な面、せっかく空気の新鮮なところに出動したのだからと、一晩隊員に特別休暇を与える人情家の面など、非常に多くの特性を持った人物です。
また、現代では考えられませんが、愛煙家でもあります。
演じた小林昭二氏は、後年、ウルトラマングレートのUMA南太平洋支部、アーサー・グラント隊長として、吹替という形ながら再び隊長を演じています。
ウルトラシリーズ隊長２、キリヤマ隊長
ウルトラセブンに登場したウルトラ警備隊の隊長です。
どうも人間の第六感を信じてしまう人情家の部分もありますが、宇宙人との戦争をテーマにした「セブン」では、大を守るために小を捨てる決断を下したり、侵略者の殲滅を是とする、ムラマツに比べて厳しい軍人というキャラ付けがされています。
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ウルトラシリーズ隊長３、加藤隊長
帰ってきたウルトラマンの怪獣攻撃隊MATの隊長です。
規則には厳しいのですが、基本的に温厚な人物で、上部組織との軋轢にも忍従し、その中で新たな打開策を発見する指揮官です。
途中でキャラ像が真逆の伊吹隊長と交代しますが、伊吹はまた別のアプローチで人情味のある部分を見せました。
ウルトラシリーズ隊長その４，モロボシダン隊長
ウルトラマンレオの宇宙パトロール隊MACの隊長であり、再び地球の守りに就いたウルトラセブンです。
負傷によって変身できなくなってしまったため、セブンの時期とは異なり、伸びしろがあるがまだまだ若いウルトラマンレオを地獄の猛特訓で鍛え上げる、いっそ理不尽なまでの鬼軍曹と化しました。
その後、MACの全滅とともに姿を消し、MAC全滅後の時間軸のセブンが見られるのは2006年まで待たなくてはいけませんでした。
ウルトラシリーズ隊長その５，イルマメグミ隊長
ウルトラマンティガの特捜チームGUTSの隊長です。
長いウルトラシリーズでも珍しい女性隊長で、常に理性で状況を把握するクールな部分、軍拡に走らない姿勢を貫きました。
また、夫とは死別しているなど、彼女をフィーチャーしたエピソードは多いです。
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ウルトラシリーズ隊長その６、ヘビクラショウタ隊長
ウルトラマンZに登場した対怪獣ロボット部隊ストレイジの隊長です。
これまでの隊長に比べて年齢的にも若く、兄貴分という印象ですが、その実はウルトラマンオーブと腐れ縁の、宇宙から来た暗黒の剣士、ジャグラスジャグラー。
地球人が強大な力を持って暴走しないように、隊長というポジションで監視していました。
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ウルトラシリーズ隊長その７、ヒルマゲント隊長
最新作、ウルトラマンブレーザーに登場する特殊怪獣対応分遣隊SKaRDの隊長であり、ウルトラマンブレーザーに変身する主人公でもあります。
ちなみに家庭持ち。
これだけで初の試みなのが分かりますね。
ウルトラシリーズ隊長のまとめ
チームの数と同じ数の隊長がいます。
ここでは紹介できなかった隊長もまだまだたくさんいます。
気になった人はサブスクやDVDをチェック！
それでは(@^^)/~~~
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