ウルトラマンタロウと戦った怪獣をサラッと

記事内に広告が含まれています。

ウルトラマンタロウと戦った怪獣を簡単に。

はいどうも。

今回は1973~74年に放送された「ウルトラマンタロウ」に登場した怪獣をピックアップしていきます。

ではスタート!

アストロモンス

第一話に登場。


ウルトラマンエースの「超獣」より更に強い「大怪獣」として登場しました。

主人公、東光太郎が外国から持ち帰ってきた花、チグリスフラワーの球根が怪獣になったものですが、何故か肩書は「宇宙大怪獣」。

超獣の生き残り、オイルドリンカーを、腹に咲いた花で丸呑みにして倒し、光太郎の命も奪いますが、そこにウルトラ兄弟が飛来。

ウルトラの母から授けられたウルトラの命で、光太郎はウルトラマンタロウとして生まれ変わり、アストロモンスと戦います。

アストロモンスの武器は、腹の花から噴き出す溶解液、腕のムチ、鉤爪などです。

また、翼は無いのに飛行も可能です。

最後はストリウム光線で粉砕されました。

キングトータス、クイントータス、ミニトータス

人間に奪われた卵を取り返しに日本に上陸したのがキングトータス、クイントータスの亀怪獣夫婦です。

地球防衛軍ZATの努力により、卵ともども無人島に移送することに成功。

やれやれ、と思われましたが、地球警備隊という別の組織が、我が国の船が安心して航行できない、演習にも邪魔、という理由から、艦隊で攻撃して島を沈めてしまいます。

これで完全に切れた夫婦は東京で暴れ出します。

更に、残った卵からは子供、ミニトータスが孵化。

もうこの怪獣たちには、地球に安住の地は無いと悟るタロウ。

そこにウルトラセブンが駆けつけ、亀怪獣親子をM78星雲で引き取ることになりました。

バサラ

ダダより恐いんじゃなかろうか。

ウルトラ史上、稀に見る恐いエピソードです。

捨て子塚、という、捨てられて亡くなった子供を供養する塚から生えたツタが、人間を電気ショックで動けなくし、耳から吸血して殺すようになりました。

これを処理しようとするZATでしたが、そのツタは植物ではなく、怪獣バサラの体毛だったことが判明。

バサラの武器はやはり電気ショックです。

タロウのストリウム光線に粉砕されたように見えましたが、捨てられた子供たちの怨念で復活。

お経と思われるBGMをバックに近所の寺を炎上させ、それで恨みを晴らしてようやく吹き飛びます。

シェルター

海底の怪獣です。

スッポンに似た性質を持ち、宮崎沖でのZATの演習で発射された水中ミサイルに食いつきますが、それがちょうど歯の隙間に入り込んでしまい、痛みに耐えかねて上陸します。

帰っていただくために、ZATはミサイルを口から抜く作戦を展開しますが、誤って健康な歯を抜いてしまう大ポカをやらかし、完全に怪獣はキレます。

タロウのストリウム光線も通用しませんが、タロウによってようやくミサイルが摘出され、ZATはこのミサイルを使ってシェルターを粉砕します。

このあまりにも可哀想な怪獣は、相当な同情と作品への批判を集めたらしく、以降のタロウは、悪くない怪獣はできるだけ助ける方向にシフトします。

バードン

火山から出現した、毛虫怪獣ケムジラを食べるために現れた火山怪鳥です。

強力なクチバシでタロウを倒し、ケムジラをバラバラに解体して食べ、以降も日本の、人間を含めた肉を食べまくります。

光の国に回収されたタロウの代わりにゾフィーがバードンと戦いますが、こちらも苦戦し、強力な火炎を受けて倒されます。

そして、復活したタロウはウルトラの母からキングブレスレットをもらって地球へ帰還。

ZATは火山の火口にバードンの卵を発見し、繁殖する前に滅ぼすべく発砲しますが、バードンはそれで怒ります。

ZATを襲うバードン。

光太郎はタロウに変身し、キングブレスレットの力で分身を作り、バードンを幻惑して火山に激突させます。

これで、ようやくバードンは倒されました。

三週引っ張りました。

改造ベムスター

復活した異次元人ヤプールが送り込んできた怪獣です。

かつてはガスタンクの中身を吸収したり、帰ってきたウルトラマンのスペシウム光線を吸収するなどして暴れていましたが、今回はガスタンクをそのまま丸呑みにするようパワーアップ。

タロウも倒してしまいます。

困ったときはタロウが来てくれると思っていた子供たちは、この状況に慌てますが、その子供たちを指導している塾講師の海野が奮起。

ベムスターの口にダイナマイトを投げ込む、ロープを投げて頭に飛び移り、ぶら下がった状態でナイフで目を刺すなどの超人的な活躍をし、人間でも頑張れば怪獣を倒せるところを子供たちに見せようとします。

海野の攻撃でチャンスができたZATは、エネルギー反応爆弾Aをベムスターに飲み込ませます。

焦ったヤプールは、宇宙船から超獣サボテンダー、ベロクロンを出して海野を始末しようとしますが、光太郎がタロウに変身。

サボテンダーはストリウム光線に、ベロクロンはZATのレーザー砲に敗れます。

そしてZATの戦闘機、スカイホエールからエネルギー反応爆弾Bが発射され、爆弾Aとの反応でベムスターも吹き飛びます。

逃げようとしたヤプールも、宇宙船ごとストリウム光線で倒されます。

テンペラ―星人

光の国の宿敵らしい宇宙人ですが、肝心のウルトラ兄弟が地球に集まっていたので狙いを地球に変更。

実力はかなりのもので、ストリウム光線を受け付けない表皮を誇り、腕のハサミから放つ光のムチや、ウルトラ兄弟必殺光線などでウルトラ六兄弟と互角に戦います。

しかし、初代ウルトラマンとエースの金縛り光線、セブンと帰マンの腕力、タロウの必殺技、タロウカッターによって腕を切断され、タロウのネオストリウム光線で粉砕されます。

テンペラ―星人の宇宙船も、ウルトラ兄弟の光線で破壊されました。

カタン星人

光太郎を慕う少女、まち子に化けて光太郎の暗殺を謀る宇宙人です。

必殺技は目から放つ「目つぶし光線」で、敵の視力を奪う効果があります。

また、腕からは火炎を放ちます。

目が見えないタロウを苦戦させますが、ZATがベル作戦を展開。

これは、怪獣に合わせた超ビッグサイズの鈴をカタン星人に設置し、音で居場所を特定させる作戦です。

これでカタン星人の居場所を見切ったタロウは、全身を燃え上がらせて突撃する超大技、ウルトラダイナマイトを繰り出し、卑怯者を粉砕します。

モチロン

月からやってきた怪獣で、新潟の餅を食うのが目的です。

見た目は完全にウスです。

タロウに力比べで負け、ウルトラの父に説教されて、食った餅を返すことになり、タロウと何故か帰ってきちゃった南夕子によって杵で一晩突かれました。

謎の民謡調BGMと共に。

タイラント

海王星で誕生した怪獣で、ウルトラマンたちに倒された怪獣の怨念の塊です。

武器は腕の鎖鎌、腹から放つ冷凍ガス、口からの火炎など。

各惑星でウルトラ兄弟を倒して地球に到来しますが、タロウに鎖鎌を奪われ、それをブレスレットの力で変化させた光の槍を刺され、倒されます。

ベロン

「酒持ってこい!」と日本語でクダを巻くとんでもない怪獣です。

タロウにバケツで水ぶっかけられて酔いが醒めました。

モットクレロン

宇宙人が、地球からビタミンCを奪うために送り込んだ怪獣です。

母親を亡くして間もない、八百屋の息子に拾われ、野菜を食べて成長しますが、次第に自分の意志で野菜の運搬トラックを襲撃するなど、乱暴になってきます。

そして野菜をたくさん食べるために市街地へ。

タロウによって、近所の米穀店から拝借した塩をぶっかけられ、何の説明も無く街に出現した超巨大な樽にぶち込まれ、塩漬けにされて野菜の栄養素を抜かれ、小さな姿に戻ってタロウに宇宙へ送り返されました。

バルキー星人、サメクジラ

最終回に登場。

地球の海を支配しようとするバルキー星人と、操られる怪獣です。

サメクジラはストリウム光線であっさり倒されますが、光太郎と懇意の少年、健一は、タロウが父親を守ってくれなかったことから自暴自棄になります。

そんな健一に、光太郎は自分がタロウであることを明かし、変身に使うウルトラバッジをウルトラの母に返します。

そして、自分の力でバルキー星人に挑戦。

コンビナートに誘導して射撃することで、焼き払って倒しました。

グランドキング、ジュダ

1984年の、タロウが一人前に育つまでを描いた映画「ウルトラマン物語」に登場する、ウルトラの父の宿敵がジュダで、そのジュダに操られる怪獣がグランドキングです。

グランドキングは非常に強力な怪獣で、ウルトラ兄弟が何発、光線を浴びせてもビクともしない強敵ですが、タロウが兄たちと合体して「スーパーウルトラマン」となったことで形成逆転。

宇宙最強のコスモミラクル光線で粉砕され、何故かそれでジュダも滅びました。

ウルトラマンタロウ、怪獣まとめ

変なの多いですよね。

しかし「現代のおとぎ話」と定義され製作されたタロウは、一貫してこのノリなので、ブレが無くて爽快です。

それでは(@^^)/~~~

コメント

タイトルとURLをコピーしました