ウルトラマンのピグモンとガラモンの関係って?

記事内に広告が含まれています。

ウルトラマンのピグモンとガラモン。

ソックリだけど関係はある?

さて皆さん、筆者です。

筆者もいい年なんですが、父親もまだ働いていまして、今日もこの暑い中、出ていきました。

支社長の経歴がありながら、何も役に立つスキルを磨いてこなかったので、今日も炎天下の中、立ちっぱなしの仕事です。

片や筆者は冷房が効いた屋内でこの記事を書いています。

親子でも差が出るものですが、さて、ウルトラマンにも、親子?と思わされる怪獣がいます。

ガラモンとピグモンです。

今回は、このそっくりな二匹について語っていこうと思います。

ではスタート!

結論、他人の空似

もう面倒なんで結論から言ってしまうと、ガラモンとピグモンは、赤の他人です。

見た目が同じというだけで、一切関係はありません。

では、どうしてこんなに似ているのか?

それは、ガラモンがかわいかったからです。

そのガラモンがどういう怪獣だったのか、に関して。

はい次。

隕石怪獣ガラモン


ガラモンは、ウルトラマンの前番組、ウルトラQに登場する怪獣です。

黒部ダムは隕石が落ちやすい場所で、地元の人は、隕石を「ガラダマ」と呼んで身近に接していました。

よく動画サイトなんかで、直径数百キロの隕石が地球に激突して大惨事、みたいな、何も知らない層の危機感を無駄に煽る悪趣味な作品が転がっていますが、隕石というもの自体は、決して珍しいものではないのです。

宇宙から、鉱物は毎日、地球に落下しています。

ただ、その大半が、地表に激突する前に大気圏との摩擦で燃え尽きてしまう、というだけの話で。

また、太陽系には木星という巨大重力源がありますから、大きな隕石はそちらに吸収されてしまうので、巨大隕石が地球へ落下するということは滅多にないのです。

とりあえず、NASAの発表によれば、今後百年は地球に危機を及ぼす天体が接近することは無いそうなので、安心していい。

で、ガラモンの話でしたね。

ダムに小型のガラダマ、大型のガラダマが落下。

大型のガラダマから出てきたのが、宇宙人の侵略用ロボット怪獣、ガラモンです。

ダムを破壊しますが、ここで小型のガラダマが指令電波を発していることが判明。

絶縁体でコントロール装置が包まれたことで、指令電波を失ったガラモンは停止し、危機を免れます。

そのわずか三週後、今度は東京に大量のガラダマが降り注ぎ、そこから無数のガラモンが出現、都市を蹂躙します。

東京タワーより巨大な個体もいます。

今度は、チルソニア遊星人、セミ人間がコントロール装置を持って地球に侵入していたので、簡単には停止させられませんでしたが、やっとのことでセミ人間を捕獲。

コントロール装置を止め、全てのガラモンを停止させます。

その後、セミ人間は任務に失敗したということで、彼らの円盤から放たれる光線で焼却されました。

逃げていく円盤。

こうしてガラモンの危機は去りました。

では、なぜこのガラモンがカワイイのでしょう?

小さいのです。

ロボットだと言っているのに、有機的な外観。

あえて非常に背の低い役者さんをスーツに入れ、子供がはしゃいでいるようなコミカルな演技をさせる。

愛嬌に溢れていたため、人気怪獣となり、次作「ウルトラマン」にも出演することになります。

ここでは、名前を変え、「ピグモン」になりました。

友好珍獣ピグモン


火山活動によって、怪獣たちの島になってしまった多々良島。

そこに取り残された測候所員の松井を、自分の隠れ家に匿い、ジャングルから水や食糧を運んできていた心優しい怪獣です。

そして、科学特捜隊に自分を追いかけさせることで、松井を発見させ、救助させました。

ここでは、ガラモン時代の可愛らしさを更に強調する方策が取られ、相変わらず小さいピグモンが特撮パートではなく、人間大の怪獣としてドラマパートに登場しています。

しかし、島の王者、レッドキングに殺害されました。

その後、レッドキングはウルトラマンに倒されます。

可愛い、に加えて、人間の味方、という属性を得たピグモンはスター怪獣となり、その後、終盤エピソード「小さな英雄」にも登場しました。

ここでは、怪獣の長、ジェロニモンに蘇らされた怪獣の一体として、科学特捜隊に、ジェロニモンが企てる怪獣総攻撃を警告すべくやってきます。

この時期、科学特捜隊のイデ隊員は、ウルトラマンさえいれば自分たちは必要ないのではないか、という疑問に悩んでいましたが、そんなイデを、彗星怪獣ドラコの攻撃から庇って、ピグモンは二度目の死を迎えます。

このことで、悩んでいた自分を恥じたイデは、吹っ切れます。

新兵器スパーク8で、ドラコ、そしてジェロニモンを撃破。

このエピソードから、地球を守るのにいつまでもウルトラマンに頼っていてはいけない、という空気が醸成され始めました。

その後のピグモン、ガラモン

アニメ作品、ザ☆ウルトラマンには、科学警備隊のオペレーターを担当するマスコットロボット、ピグが登場。

ウルトラマンパワードでも、レッドキングから人々を守る善属性の怪獣として登場しました。

ウルトラマンマックスからは、数年おきに登場し、人間の味方というスタンスを一貫して貫いています。

最新作では何かある?


最新作、ウルトラマンブレーザーでは、どうやらガラモンが登場する模様。

また、「チルソナイトソード」という武器が登場するようです。

チルソナイトとは、かつてガラモンを使役するのに使われていたコントロール装置を構成する、チルソニア遊星の合金です。

何か絡んでくるんでしょうね。

ピグモン、ガラモン、まとめ

古い人間である筆者は、悲劇性があってこそのピグモンだろうとも思うのですが、そりゃカワイイのが人間の味方をして殺されるんじゃ救いが無いよな、というのも理解はできます。

あんまり「死」をダイレクトに描けない時代でもありますし。

それでは(@^^)/~~~

コメント

タイトルとURLをコピーしました