ウルトラマンのカラータイマーの種類について。
ウルトラマンは三分しか戦えないからワンピースのルフィより弱い―!と言っていた三十代男性がいます。
まあ筆者の元同僚なのですが。
さあ、ウルトラマンに制限時間があるのは皆さんご存知かと思いますが、タイムリミットを示す胸のカラータイマーにも色々とネーミングがありまして。
その辺を掘り下げていきます。
ではスタート。
カラータイマー
初代ウルトラマンから最新作、ウルトラマンブレーザーまで連綿と続く、胸のランプです。
この投稿をInstagramで見る
太陽エネルギーが少なくなると赤く点滅します。
これは設定にはなく、活動時間を視聴者に明確に示すために現場で考案されたアイデアだったのですが、ウルトラマンをデザインした成田亨さんは、余計なものが付けられたと激怒。
その50年以上後のシンウルトラマンで、やっとカラータイマーの無いウルトラマンが拝めます。
ここでは体のラインが変色することでコンディションを知らせています。
ビームランプ
成田さんが、ウルトラマンには余計なものを付けられたから、次の作品には最初からデザインに組み込んでおこうと考えて作ったのが、ウルトラセブンの額にあるビームランプです。
この投稿をInstagramで見る
よってセブンにはカラータイマーが無い。
これも活動限界が近づくと点滅します。
ただ、自分の額にあるものどうやって目視するんでしょうね。
また、ウルトラマンUSAの三人も、額のランプで危機を知らせます。
ウルトラスター
ウルトラマンエースの頭にあるビームランプです。
エースは胸のカラータイマーと額のウルトラスター、二か所にエネルギーを蓄えられるから強いと当時の児童書籍に記載されています。
スターシンボル
ウルトラマンジョーニアスのカラータイマーです。
星型、活動時間四分、タイムリミットが近づくと緑→黄→赤に変わっていく差別化がされました。
みなぎりメーター
ウルトラマンパワードのカラータイマーの周囲にある小さいランプで、エネルギーが充填されると点灯するというギミックです。
ほとんどそのギミック使ってませんが。
ライフゲージ
ウルトラマンガイア、アグルのカラータイマーです。
地球が生んだウルトラマンである二人は、地球上で戦っている限り制限時間は無いので、これは単純にダメージに応じて点滅するものです。
作品では、旧来のウルトラマンとあまり差別化はされませんでしたが。
エナジーコア
ウルトラマン・ザ・ネクスト、ネクサス、ノアのカラータイマーです。
胸筋をなぞるラインに刻まれているV字型のランプで、ダメージ蓄積によって点滅します。
また、ジュネッスに変身した場合は亜空間、メタフィールドの展開可能時間を示すために従来のカラータイマーも装着されますが、適能者がいつも命の危機なので、もっぱらエナジーコアの方が鳴りまくっていました。
パワータイマー
ウルトラマンマックスのカラータイマーです。
基本的に三分ルールなので、従来のカラータイマーとの明確な違いは名前だけです。
シャイニングエナジーコア
ウルトラマンゼロが、ノアのパワーでシャイニングウルトラマンゼロに変身すると、カラータイマーが大型化し、シャイニングエナジーコアと呼ばれる特殊な代物に変化します。
特殊なカラータイマー
ウルトラマンメビウスやサーガ、ブレーザーのカラータイマーは内蔵式です。
この投稿をInstagramで見る
ウルトラマンエックスのX型カラータイマーは、エックスが消滅した後もそのまま残り、復活に大きく貢献しました。
ウルトラマンオーブのカラータイマーは、リング状です。
ハンターナイトツルギ、ウルトラマントレギアは、鎧によってカラータイマーを隠しています。
ウルトラマンZは、カラータイマーもZ型です。
ウルトラマントリガーは、グリッタートリガーエタニティに変身した場合のみ、三形態の能力を同時に振るえる意味でカラータイマーも三連型になっています。
ウルトラマンナイス、デッカー、ディナスのカラータイマーは左胸に配置されています。
ウルトラマンのカラータイマーまとめ
最近、三分ルールも形骸化してますし、ダメージが溜まると点滅するガイア方式に一本化しても良いと思いますけどね、カラータイマー。
それでは(@^^)/~~~
コメント