ウルトラマンベリアルの息子、その名はジード!
さて皆さん。筆者です。
ウルトラマンブレーザー見てますか?
ねえ、この野獣というかサルというか、何とも言えない落ち着きの無い挙動は今まで無かったですね。
地球防衛軍が、なかなか存在感を発揮しているのも嬉しいところです。
ウルトラマンというのは、得てしてスマートなものだと相場が決まっていますが、ブレーザーの前に一人、ワイルドなスタイルのウルトラマンがいたことをご記憶でしょうか?
その名は、ウルトラマンジード!
今回は、そのジードの歩みについて語っていきます。
ではスタート!
クライシスインパクト
悪のウルトラマン、ベリアルは復活し、サイドスペースという別の宇宙で、宇宙一つを丸ごと消し飛ばす爆弾を起爆しました。
この爆発を、クライシスインパクトと呼びます。
しかし、伝説の超人、ウルトラマンキングが、サイドスペースそのものと融合することで、消滅は免れます。
ウルトラ戦士とベリアルの戦いは、サイドスペースの地球人にとって都市伝説になっていました。
主人公、朝倉リクは、ベリアルが生み出した自分のクローンです。
19年前、サイドスペースに生まれたリクは、朝倉錘という男に戸籍を与えられ、引きこもりの宇宙人、ぺガと共に、住み込みのアルバイトで生計を立てていました。
しかし、ベリアルが作り出した、怪獣ゴモラとレッドキングの融合体、ベリアル融合獣スカルゴモラの襲撃で、平穏な生活は終わりを告げます。
ベリアル用の秘密基地に招かれたリクは、ジードライザーとウルトラカプセルで、ウルトラマンジードに変身。
スカルゴモラを初め、様々な怪獣を撃ち破っていきます。
ジードの基本の姿は、初代ウルトラマンとベリアルのカプセルで変身する「プリミティブ」。
この姿は、咆哮を上げて荒々しく戦い、両腕を十字に組んで光と闇の光線を放つ、レッキングバースト、咆哮そのものをエネルギーにして超音波をぶつけるレッキングロアーなどの必殺技を持ちます。
また、ウルトラセブンとウルトラマンレオのカプセルで、強靭な装甲を誇る赤いソリッドバーニング、コスモスとヒカリのカプセルで、スピードに優れた青いアクロスマッシャーに変身できます。
それぞれ、強力な火炎を放つストライクブースト、光の剣を操るスマッシュビームブレードなどの必殺技を持っています。
そして、クライシスインパクトで負傷していたウルトラマンゼロも地球へ飛来。
サラリーマン、伊賀栗レイトと一体化し、後輩四人の力を持ったカプセルでウルトラマンゼロ・ビヨンドに強化して、ジードと共に地球を守ります。
ジードの強化、ベリアルとの決着
ジードは、ゼロとウルトラの父のカプセルで、強化形態、マグニフィセントに変身。
しかし、ベリアルも復活し、ジードを体内に取り込んでダークサイドに支配しようとします。
ですが、仲間の声を受けたジードは復活。
ベリアルと、ウルトラマンキングのカプセルで、ロイヤルメガマスターという形態に変身し、ベリアルが変身した怪獣、キメラべロスを倒しました。
当然、これで諦めるベリアルではありません。
息子が言うことを聞かないのなら、自分がやるまでです。
ストルム器官を手にしたベリアルは、エンペラ星人、ダークルギエルの怪獣カプセルで、最強形態、ベリアル・アトロシアスに変身します。
到底、歯が立たない相手だと思われましたが、ジードが本領を発揮。
プリミティブ、ソリッドバーニング、アクロスマッシャー、マグニフィセント、ロイヤルメガマスターの五形態に分身する超能力、ジードマルチレイヤーを発動します。
その状態から、全形態の必殺光線を一斉発射する「ジードプルーフ」によって、アトロシアスを砕きました。
そして、ベリアルの精神体も、宇宙に覇道を往かねばならなかった怒りと悲しみをリクに受け止められた上で、レッキングバーストを食らい、異次元に封印されました。
これでようやく、ベリアルの因縁は終わったのです。
その後のジード
劇場版では、自分しか地球を守る者がいないプレッシャーに耐えかね、自暴自棄になっていましたが、ゼロの帰還とウルトラマンオーブとの出会いで再起。
伝説の武器、ギガファイナライザーを振るってメカ生命体、ギルバリスを倒しました。
更に、ウルトラマンZでは、ゼットと同型のウルトラゼットライザーを使い、ギャラクシーライジングという形態にパワーアップ。
よりベリアル・アトロシアスの風味が強くなった姿で、ギルバリスやベリアル融合獣を砕きます。
ウルトラマンジード、まとめ
何か今はもうXになっちゃったtwitterで、初見さんにやたらジードを薦めるオタクがいたなと記憶しています。
ただ、作品に罪は無いからね。
それでは(@^^)/~~~
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