ウルトラマンと沖縄。
怪獣から見えてくるものは?
はい皆さん、筆者です。
筆者の地方も、外国人観光客が、この時期は多い!
で、けっこう色んな国の人が熱中症で数日ぶっ倒れて、ホテルで無駄な時間を過ごす無為な旅行になってしまうようです。
だからこういう時期はムリせずエアコン効いた部屋でソシャゲやっとけばいいのに。
さあ、そんな当地よりなお、暑いところ。
日本で一番暑い地域。
それは沖縄です!
今回は、ウルトラマンと沖縄の縁の深さを語っていこうと思います。
ではスタート!
沖縄は暑い
織田信長「あのさ、光秀」
明智光秀「何でしょう、信長さま」
信長「お前、沖縄行ったことある?」
光秀「いや、無いっすね」
信長「だよな。俺も無い」
光秀「まあ信長さまの影響力、本州までというか、近畿だけでしたからね」
信長「そうだよ、四国を攻めようとしたらお前にやられたんだからな」
光秀「あの時はご迷惑かけました」
信長「つーか、沖縄じゃねえな」
光秀「私らの時代はあそこは琉球王朝ですね」
島津義久「失礼し申す。おいどんの藩は琉球に攻め入ったでごわす」
光秀「あら、珍しい人が」
信長「いらっしゃい」
光秀「で、どうなんです?沖縄」
島津「痛いでごわすぞ!日差しがもう、暑い通り越して痛いんでごわす!」
信長「過酷だな!」
島津「食文化も本州はおろか、九州とも違うでごわすしな!」
光秀「豚肉がウマいって言いますよね?」
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信長「で、俺これいつも言ってんだけど、結論から話せよ」
光秀「はい、ウルトラマンは、沖縄が育てたようなものなのです」
ウルトラマンの生みの親の親、沖縄
ウルトラマンの生みの親、円谷英二監督は福島県民でしたが、文芸面でウルトラマンを作り上げた脚本家、金城哲夫氏は沖縄出身でした。
また、その金城氏と腐れ縁になる、子供番組のプロ、脚本家の上原正三氏も沖縄の人です。
ウルトラマンと、その前番組、ウルトラQが放送されたのは、1966年。
沖縄はまだ、アメリカ統治下にあった時代です。
別に逃げてきたというわけではありませんが、この脚本家たちは本州に来て、文芸で食っていく道を志し、円谷プロに参加しました。
しかし、人間ドラマを重視する上原正三氏は、金城氏の「宇宙と地球」という、途方もないスケールの着眼点から来るアイデアにいつも驚かされていたそうです。
出身が同じでも、作風は別物だったんですね。
しかし、ウルトラマン当時、沖縄はまだアメリカで、日本から見れば外国でした。
そういう点で金城氏は、ウルトラマンに変身するハヤタ隊員に、メフィラス星人の口からこんな言葉をぶつけます。
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「貴様は宇宙人なのか!人間なのか!」
日本人か、沖縄人か、という、金城氏のアイデンティティの不安定さがよく分かるセリフです。
また、少し順番が前後しますが、雪国が舞台となる「まぼろしの雪山」では、孤独な少女と、彼女を守護する怪獣ウーの物語が描かれます。
ここでのウーは、特に悪いことはしていません。
少女を守るため猟師を脅したら、怪獣と認識され、差別を受けるという筋書きです。
ただ国籍が違うというだけで差別を受ける。
そういった理不尽を経験している金城氏だから書けたエピソードでしょう。
帰ってきたウルトラマン、ぶつけられる情念
また、五年後、沖縄が日本に返還されてすぐの時期、金城氏は「帰ってきたウルトラマン」に、一本だけエピソードを提供しています。
それは「毒ガス怪獣出現」という話で、旧日本軍が開発した毒ガス兵器を食べ、それを武器にした怪獣と、その毒ガスの開発者を父親に持つ岸田隊員の物語です。
ちょうどこの頃、沖縄の米軍基地で、毒ガス兵器が洩れるという事故があったそうで、出身地が未だにアメリカの影響から抜け出せない、金城氏の怒りがストレートに伝わってくる話です。
ただ、上原正三氏も同じような苦労はしていて、同じく「帰ってきたウルトラマン」にて、「怪獣使いと少年」というエピソードを書いています。
これは、何も悪いことをしていないのに宇宙人と呼ばれて気味悪がられ、町ぐるみで迫害される少年と、その少年に匿われている宇宙人の悲劇を描いた、とても残酷な話です。
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やはりここでも、大多数による少数派への差別、それに対する被差別者としての怒りが物語の基底にあるのです。
ネーミング
平成になって、ウルトラマンティガ、ダイナに参加した上原氏は、怪獣ヤナカーギー、女戦士チュラサというキャラクターを登場させました。
それぞれ琉球方言で「不細工」「美しい」という意味です。
沖縄のウルトラ怪獣
さて、沖縄が明確な舞台となるエピソードは、2017年の「ウルトラマンジード」を待たなくてはいけませんでした。
まあ、政治的にもデリケートな土地柄だしね。
ここでは、沖縄に隠された秘宝、ギガファイナライザーでジードがパワーアップする展開が描かれます。
また、メカ生命体ギルバリスと、それに操られるロボット怪獣ギャラクトロン軍団に対抗するため、「グクルシーサー」という正義の怪獣が登場しました。
メビウス以来、久々の四足歩行怪獣であるグクルシーサーの「グクル」とは、琉球方言で「心」という意味。
心が無いメカ怪獣を相手に奮闘しました。
信長「アメリカがよう」
光秀「信長さま!政治的な発言はやめましょう!何言ってもどっちかに思想が偏ってる風に見られますから!」
島津「お口チャックでごわす!」
ウルトラマンと沖縄、まとめ
最初、グクルシーサーだけで一本書くのかな、と思いましたが、ウルトラマンと沖縄の縁はもっと歴史あるものなんだぞということで。
それでは(@^^)/~~~
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