ウルトラマンダイナ!割と所帯じみた悪魔、ビシュメル!

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ウルトラマンダイナ、けっこう小物っぽい悪魔、ビシュメル!

はい皆さん、筆者です。

筆者は幽霊らしいものに遭遇したことが二度あるのですが、死後の世界があるのかどうか、という話には懐疑的です。

オカルトはあまり信じない。

今回は、オカルトの世界から出現した怪獣です。

ウルトラマンダイナに登場した、「ビシュメル」を振り返っていきましょう。

ではスタート!

ビシュメル、データ

「大魔獣ビシュメル」。


身長53メートル。

体重4万3千トン。

出身地、異次元。

ウルトラマンダイナ第18話「闇を呼ぶ少女たち」に登場した怪獣です。

人類が「悪魔」というカテゴリーで語ってきた、異次元の生命エネルギー体です。

ビシュメルの暗躍

ビシュメルは、聖南女子学園に通う3人の女子高生が、黒魔術を使って現実世界に呼び出した異次元の生命体です。

少女たちからは「シジルさん」という名で呼ばれていました。

「シジル」とは、西洋魔術の図形、魔法陣の意味です。

少女たちはシジルさんを「弱い者、心の綺麗な者の味方」と思っていましたが、実態は昔から人類が「悪魔」という概念で認識していた存在です。

少女たちは悪い人間、イコール自分の気に障る人間をシジルさんの力で呪う儀式を開いていました。

それに乗じて、夜な夜なターゲットを襲って、自分が実体化するのに用いる人間の魂、マイナスのエネルギーを体内に取り込んでいました。

ビシュメルの正体

学園長を取り込み、その姿に化けて少女たちに黒魔術を教えていました。

また、悪魔の姿で夜毎に暗躍していましたが、特捜チーム、スーパーGUTSに気づかれ、電磁ネットなどで二度の妨害を受けます。


リョウ隊員は、被害があった場所を線で繋ぐと、ペンタグラム、五芒星が形成されることに気付きます。

儀式を妨害したことで、アスカ隊員は少女たちから恨まれ、プールに突き落とされますが、リョウ隊員は黒魔術のアイテムを少女たちに貸している学園長こそがビシュメル、と感づき、突入します。

リョウ隊員から詰め寄られると「自分は可哀想な娘たちの望みを叶えてあげただけ」と言うビシュメルですが「餌を手に入れるために利用しただけ」と真の狙いを言い当てられると、「利用される奴が馬鹿」と居直る性格です。

口からエクトプラズムを吐いてリョウ隊員も取り込んだ後、機が熟したと見て変身、巨大化しました。

超能力対魔力

少女たちのリーダー、エリカは、昔から他人の幸せのために自分をすり減らしていたと語ります。

だから、たとえ悪魔でも自分を幸せにしてくれるなら、とビシュメルに傾倒しますが、気弱に見える少女、ユウキのビンタを受けます。

アスカ隊員はウルトラマンダイナに変身。


ビシュメルの武器は、口から吐く高熱火炎、腕からの電撃、そして強大な魔力による念動力です。

この念動力で、人を宙に浮かせる、車を暴走させる、雷鳴が鳴り響く異常天候を作る、地面から鉄塔を引き抜いてミサイル状に発射するなど、様々な技を繰り出すことができます。

ダイナも超能力を使うミラクルタイプに変身し、「超能力VS魔力」の対決となります。

最強必殺技、レボリウムウェーブ・アタックバージョンを放とうとするダイナに、取り込んだ人間の魂を見せ、それを人質にして攻撃を封じます。

四人なら

追い詰められるダイナ。

改心したエリカたちは、ビシュメルを呼んだ魔法陣を封印しようとしますが、魔力に包まれた空間となっていて、一人では入れません。

そこでエリカたちは、いつもの儀式のように、四人で手を繋いで、決死の覚悟で魔法陣に突入、これを封じました

このことでビシュメルは大幅に弱体化。


取り込んだ人々の魂に全て脱出され、ダイナのレボリウムウェーブを食らってブラックホールに吸収されて倒されました。

決死の覚悟だった少女たちですが、人々の魂が戻り、四人も無事に生還。

エンディングでは、四人に懐かれて鼻の下を伸ばしている我らがヒーロー、アスカ隊員の勇姿が見られます。

その後のビシュメル

ダイナ終盤の回となる「君を想う力」では、宇宙植物メージヲグの力で、リョウ隊員の前に人間大のビシュメルの虚像が出現しました。

アスカ隊員にはレイビーク星人に見えていましたが。

また、最終回ではグランスフィアがダイナに見せた幻覚の中に、こっそり登場しています。

その後の映像作品への登場はありません。

ウルトラマンダイナ、ビシュメルまとめ

この話のダイナ・ミラクルタイプの、即座にバリアを展開して鉄塔を止め、それを逆に撃ち出すという戦法は非常にスピーディーで見応えがあります。

バリアはミラクルタイプの専売特許でも良かったような。

それでは(@^^)/~~~

 

 

コメント

  1. 名無し より:

    邪悪にして小物のビシュメル。エリカ達には自身の名を教えずに"シジルさん"と呼ばせ、夜な夜なターゲットを食わせている事も知らせずにエリカ達に神の如き扱いを受けるなどまさに"天使面した悪魔"という感じでしたね。学園長室に乗り込んだリョウを壁に磔にしてペラペラと目的を喋り、わざと怒らせて餌である憎しみを募らせる所も下世話な感じがしました

    リョウも持ち前の知識と観察力でビシュメルの正体に辿り着きましたが最後の最後で魔術で捕えられ吸収されてしまう憂き目に。しかし磔にされても尚ビシュメルに強い言葉をぶつけ続けた所は"強い女性"と感じました

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