ウルトラマンコスモス、何か思想が強いんじゃない?ゴルメデ、カオスゴルメデ!
はい皆さん、筆者です。
筆者がウルトラマンコスモスを嫌いになったのは第何話のことだったでしょう。
第二話です。
早いね!
主人公の思想があまりに幼稚で、こんなのと一年付き合うのかとウンザリしたのを覚えています。
で今回はその思想強めのエピソードに登場した怪獣ゴルメデ、カオスゴルメデを振り返っていこうと思います。
ではスタート!
ゴルメデ、データ
「古代暴獣ゴルメデ」。
ウルトラマンコスモスより「ゴルメデ」です。
凶暴な性格と頭部の角、頑丈な殻を持つ王道の中の王道のような見た目の怪獣です。攻撃手段も突進や蹴り技、口から吐く火炎弾という王道です。リドリアスとは敵対関係にあります。よく見たら可愛い顔をしています。
戦闘力1万#あなたのソフビ紹介 pic.twitter.com/o90f252FXH— 念仏の鉄🦜🚀府立ソフビ極楽園 (@nenbutsu) January 18, 2024
身長64メートル。
体重6万9千トン。
ウルトラマンコスモス第2話「カオスヘッダーの影」で初登場した怪獣です。
以前、怪獣保護チームEYESの母体、SRCが捕獲に失敗した怪獣で、性格は凶暴。
ムサシの友達、怪鳥リドリアスとは敵対しています。
頭に強固な角があり、背中にも頑強な殻を持っています。
武器は突進と蹴り技、口からの火炎弾です。
ゴルメデの動向
C3エリアの地下で眠っていましたが、光のウイルス、カオスヘッダーの影響で復活しました。
EYESが捕獲を試みますが失敗。
そこにリドリアスが飛来し、EYESを救出してゴルメデと戦います。
ここでフブキ隊員が、リドリアスを救うためにゴルメデを射撃しますが、我らがムサシさまはこう言ってのけます。
「ダメだ!ゴルメデも救わなくちゃいけないんだ!どっちが良いとか悪いとかじゃないんだ!」
と。
このセリフの衝撃は今でも忘れられません。
いや、ダメな意味で。
事ここに及んでなお自分一人の理想しか見えていない、あまりにも子供じみたワガママを主張する主人公に呆れ果てたのが昨日のことのように思い出されます。
で、ゴルメデですが。
リドリアスを圧倒してムサシを攻撃しますが、輝石がコスモプラックというアイテムに変化し、ムサシはウルトラマンコスモスに変身します。
そのルナモードの鎮静光線、フルムーンレクトで大人しくなりました。
ですが、そこに出現したカオスヘッダーによってゴルメデは生体エネルギーを吸収されます。
更に、カオスヘッダーがその生体エネルギーをベースにコピー生命体、カオスゴルメデを作り出します。
そのカオスゴルメデが吐く光線で殺害されました。
カオスゴルメデ
カオスヘッダーがゴルメデから生み出した怪獣です。
【#私立ソフビ怪獣図鑑】
2001年 バンダイウルトラヒーロー&ウルトラ怪獣シリーズ
ウルトラマンコスモス編
『カオスゴルメデ』円谷プロ特撮
「ウルトラマンコスモス」登場#あなたのソフビ紹介 pic.twitter.com/9ZhsItVyXB— 私立ソフビ怪獣博物館 (@sofvi_M_museum) February 2, 2023
誕生してすぐに、不要になった元のゴルメデを用済みと言わんばかりに光線で抹殺。
そのことでコスモスを怒らせてしまい、怒りの姿、コロナモードと激突し、必殺の炎の衝撃波、ブレージングウェーブで粉砕されました。
ゴルメデβ
第32話「悪夢の実験」に登場した第二のゴルメデです。
【#私立ソフビ怪獣図鑑】
2002年 バンダイウルトラヒーロー&ウルトラ怪獣シリーズ
ウルトラマンコスモス編
『古代暴獣ゴルメデβ』円谷プロ特撮
「ウルトラマンコスモス」登場別記 ゴルメデベータ#あなたのソフビ紹介 pic.twitter.com/4hkZpZx0Q9
— 私立ソフビ怪獣博物館 (@sofvi_M_museum) February 2, 2023
防衛軍の兵器工場から出た汚染水を飲み、その影響で、体内で化学反応が発生し続けていて凶暴化してしまっています。
力も、口からの火炎もパワーアップ。
しかも体質が変化し、攻撃を受けるとエネルギーとして吸収する能力も会得しています。
その度に体内のエネルギーが増加して、余計に凶暴化させることになりました。
EYESの誇るレーザーネット、麻酔弾、防衛軍のミサイル、新型麻酔弾まで吸収して暴走しますが、コスモスとの戦闘によって、ため込んでいたエネルギーを全て発散。
フルムーンレクトで大人しくなり、保護されました。
へえ、毒物が、運動しただけで全て発散されて病気が治る。
いいですねえ、この世界には医者とかいないんでしょうねえ、そんなに簡単に有害物質が無くなるなら。
そしてこの話は、防衛軍のタカ派、西条武官が登場するエピソードでもありますが、あまりにもコテコテなおっかない軍人だったので、ああこのコスモスってエピソードは、軍隊を全て悪いものと印象操作したいんだなと感じられて、それも不満でした。
軍隊がいなくちゃ侵略者が現れた時どうすんの。
優しさだけでみんな分かってくれるほど世界は親切じゃないんですよ。
その後のゴルメデ
劇場版3に登場。
ムサシが考案した、地球怪獣を全て遊星ジュランに移送するというとんでもない人間本位のプロジェクト「コスモノア計画」でリドリアス・ボルギルスと共に宇宙に向かう予定でしたが、その途中に宇宙正義が送り込むグローカー軍団が地球を襲撃。
地球怪獣軍団で、グローカー軍団に立ち向かいました。
宇宙正義が撤退した後はロケットが打ち上げられ、他の怪獣と共にジュランに向かいました。
結局、地球怪獣を地球から全部追い払うって意味では他のウルトラマンと変わらないと思うんですが。
皮肉にも初代ウルトラマンの「怪獣は人間社会に入れてもらえない悲しい存在」というセリフを証明してしまった形です。
ウルトラマンサーガでは、親子ができたり、他の個体と共に遊星ジュランで生活していました。
ウルトラマンコスモス、カオスゴルメデまとめ
正直、筆者はこの記事で毒なんか吐きたくないんですが、コスモスのあまりにも浅い「共存」の思想を見ているとガマンできなくて。
それでは(@^^)/~~~
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