ウルトラマンの星人!どれが一番強い?
さて皆さん。筆者です。
今回はウルトラシリーズに登場した星人の強さをランキングで見ていこうと思うのですが、結構無理難題。
というのも、星人ってのは往々にして、怪獣とは異なり、せこい手を張り巡らせて侵略してくるんですよね。
ある脚本家に言わせると、チンピラにしか見えない、とも言われ。
そんなウルトラマンの宇宙人では、どれが強いのでしょう?
個人的にベスト5をまとめてみました。
ではスタート!
バルタン星人
まずはこれが最強でしょう。
初代ウルトラマンの時点で、冷凍光線、分身、核攻撃すら通じない生命力、そもそも生命の概念を持たない存在と、人類の矮小な知識では全く理解できない強靭な生命体でした。
結局、この時は弱点のスペシウム光線で倒されるのですが、生き残りが何度も復讐を仕掛けてきます。
二回目の登場では、重力バランスのコントロールによる対象の捕縛、重力嵐、敵の攻撃を跳ね返す光波バリアに加え、ウルトラマンのスペシウム光線を跳ね返すスペルゲン反射光という新武装を大量に装備。
科学特捜隊とウルトラマンをR惑星におびき寄せ、そのスキに別動隊が地球を襲う両面作戦を実行しました。
ウルトラマンもスペシウム光線を跳ね返され、更に重力嵐を受けて苦戦しますが、新技、八つ裂き光輪によって打破。
更に新技、テレポーテーションでR惑星から地球に瞬間移動し、地球を襲った方のバルタンの光波バリアを、これまた新技、ウルトラアイスポットで消滅させ、八つ裂き光輪とスペシウム光線の連続攻撃で完全に粉砕します。
その後も因縁は続き、帰ってきたウルトラマンと戦ったバルタン星人ジュニアはロボット怪獣ビルガモをコントロール。
ウルトラマン80とは二度戦い、エクシードフラッシャーという新しい光線技も披露しています。
これは、80の必殺技、サクシウム光線と同等の威力を誇る強力なものです。
ウルトラマンパワードでは、巨大母艦を率いる侵略種族として登場、怪獣ドラコやゼットンを放ち、パワードを苦しめました。
ウルトラマンマックスでは、史上最強のバルタン星人、ダークバルタンが登場。
重力コントロールやクローン技術で、どれだけ念入りに倒されても復活し、また増殖します。
この能力と、いままで培ってきたスペルゲン反射光などを活かしてマックスと二度に渡って互角のバトルを繰り広げました。
しかし、その戦闘で改心してからは、ほとんど表舞台に出なくなり、今のところ2016年の劇場版ウルトラマンXで、グルマン博士が初代ウルトラマンを懐かしむ回想くらいにしか出ていません。
キリエロイド
厳密には宇宙人ではないのかもですが、一応ここに。
精神生命体キリエル人の、対ウルトラマン用戦闘モードです。
キリエル人は人類を導きたいので、後からやってきて人類の崇敬を集めるウルトラマンティガが鬱陶しくて仕方ない。
そのため、連続爆破テロを起こした後、ティガに対抗するために変身しました。
だから、この姿がイコールキリエル人というわけではないのです。
ウルトラマンの光に対して、炎を操り、地面から放出させてビルを破壊する、腕から噴出してティガを攻撃する、などの戦法で戦います。
最期はティガのティガフリーザーで凍結され、ゼペリオン光線に粉砕されましたが、その後、復活。
今度は天使の姿を上空に投影し、人々を扇動してティガを排除しようとします。
また、空に地獄の門を生成、ここから大量の仲間を呼び寄せる計画も立てました。
門を閉じようとするティガに対して巨大化、ティガのタイプチェンジに対抗し、自分も肉体を変身させてみせます。
その猛攻に敗れるティガでしたが、特捜チームGUTSのイルマ隊長の呼びかけで、人々の洗脳が解け、町中の光がティガへ集中。
人々の光で復活したティガは、後ろ回し蹴りを見舞ってキリエロイドをダウンさせると、地獄門に叩きつけ、ゼペリオン光線でまとめて粉砕しました。
その後25年間、大人しくしていましたが、ウルトラマントリガーの世界に、エゴの全く無い、救世主の資格を持つものを求めて出現。
人々だけでなく、闇の巨人をもコントロールする能力を見せ、トリガーを圧倒しますが、元はティガの世界の住人、シズマミツクニが呼び出したウルトラマンティガが出現。
デラシウム光流をも掻き消すほどの強力な火炎で、ティガ、トリガーと互角に立ち回った上、かつての個体のように羽根を生やして空中を飛ぶ能力をも披露しましたが、最後はトリガーとティガのダブルゼペリオン光線に粉砕されました。
ヒッポリト星人
ウルトラマンエースに登場した、宇宙で最も強い生き物を自負する宇宙人です。
必殺技は、敵を覆い、タールに満たしてブロンズ像に変え、硬直したまま生命を停止させてしまうヒッポリトカプセルで、これを使ってエースを含むウルトラ兄弟を全滅させました。
また、当人の戦闘能力も高く、触角から放つ光線、口吻からの火炎、腕を高熱化させての打撃など、多彩な技を繰り出します。
ウルトラ兄弟を倒し、更に助けに来たウルトラの父まで倒してしまいますが、父が遺したエネルギーによってエースが復活、メタリウム光線で倒されます。
その後、「大決戦!超ウルトラ8兄弟」にスーパーヒッポリト星人という個体が出現。
ウルトラマンメビウスをブロンズ像にし、ウルトラマンのいない世界を侵略しようとしますが、別の世界でただの市役所職員として生きていたパラレルワールドのダイゴが、ウルトラマンティガという別次元の自分と共鳴し、ティガに変身。
ゼペリオン光線で倒されます。
レイブラッド星人
かつて宇宙を支配していた宇宙人です。
大怪獣バトルシリーズの黒幕ですが、既に滅亡しています。
しかし、残したレイブラッドの遺伝子が、怪獣使い、レイオニクスを生み出す、ウルトラマンベリアルに闇の力を与えるなど、影響力は衰えたわけではありません。
エンペラ星人
ウルトラマンタロウの頃から存在が語られていた謎の宇宙人で、光の国の宿敵です。
ウルトラマンメビウスの終盤に、ついに登場。
ロボット兵器、インペライザーを操り、また太陽を黒点で閉ざして太陽系を暗闇で包み、強力な念力でウルトラマンヒカリや宇宙剣豪ザムシャーの攻撃を跳ね返してしまうなど強敵です。
最期は、ウルトラマンの光線を増幅させる兵器、スペシウム・リダブライザーによって強化されたメビウスのメビュームナイトシュート、ゾフィーのM87光線を食らい、更にメビウスの体当たりによって完全に粉砕されます。
また、太陽は、ウルトラ兄弟の光線一斉発射によって輝きを取り戻しました。
何で5位なのか、なんですが、メビウス、ヒカリ、ザムシャーを倒したまでは良かったのですが、その後、メビウス、ヒカリ、特捜チームGUYSが合体して最強形態、メビウスフェニックスブレイブが誕生し、スペシウム・リダブライザーがスタンバイされ、そこにメビウスが光線を通して自分に直撃するまで、何もせずにひたすらにただ棒立ちという意味の分からない演出がされたからです。
ウルトラマン、星人の強さ、まとめ
やっぱり人気と実力がある怪獣や宇宙人は、露出の回数が違うね、と思いました。
しつこくなければ生きていけないと。
それでは(@^^)/~~~
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