ウルトラマンコスモス、一日の命、イフェメラ!
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマンコスモスにて、防衛軍の存在が目立ち始めたエピソード「生命の輝き」に登場した怪獣、イフェメラに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
イフェメラ、データ
「薄命幼獣イフェメラ」。
そしてイフェメラの肩書きなんですが、手持ちの怪獣図鑑だと「薄命怪獣」だったのですが(画像)、ネット情報だと「薄命幼獣」で、コスモス本編サブタイトル画面には「イフェメラ」のみで書かれていません。お絵かきは公式発行物に準拠したんですが…これ成長したら「幼」から「怪」に変わるとか…? pic.twitter.com/ODgNoxV7zX
— くまみ (@kumami_) April 15, 2019
身長、51メートル。
体重、4万9千トン。
出身地、T3エリア美空市郊外の山間部。
イフェメラの特徴
ウルトラマンコスモス第12話「生命の輝き」に登場した怪獣です。
学名は「ラ・ゾル=イフェメラ=ルー」といいます。
ラテン語で「1日の命」という意味の名前を持つ怪獣です。
500年に一回、卵から孵化し、わずか1日で幼獣から成獣に成長。
そして卵を産み、死亡するというとても短命な怪獣です。
昔の日本でも平安時代、室町時代に出現したことがあり、「異尼女螺伝説」として伝えられていました。
頭の触角から破壊光線を発射する能力を持ってはいますがが、好戦的な怪獣ではありません。
こればっかりですね、コスモスの怪獣は。
やれ好戦的じゃない、大人しいばっかりで。
ちゃんとウルトラ怪獣らしい凶暴な奴が暴れ回って、それを倒す以外の解決策で何とかしてくれるなら、まだ評価できたかも知れませんが。
「コスモス怪獣に限ってはみんな都合よく大人しい奴」でそれを保護するなら、ウルトラマンでやる意味が無いと思うのですが。
それはともかく、ウルトラマンコスモスはイフェメラが害意を持たないことを知っていました。
このため、最初は怪獣保護チーム、EYESのムサシ隊員がコスモプラックを掲げても、コスモスが戦いを拒否したので、変身できませんでした。
イフェメラと統合防衛軍
イフェメラは偶然、統合防衛軍の施設付近に出現してしまいました。
巣を作ろうと倉庫を破壊したことで、防衛軍に攻撃対象と認識され、新兵器、バーニングミサイルの攻撃を受けます。
ですが、辛うじて耐え抜き、EYESとコスモスに救われました。
撮影会には参加できなかったけど大好きなルナモードのコスモスに会えただけで幸せでした!#ウルトラマンコスモス pic.twitter.com/uimBkhgCLu
— いくちゃん☆1420MHz (@cosmos_193) May 19, 2024
ですが、触角から放つ破壊光線で、近くに降りてきたコスモスを攻撃します。
攻撃を受けて怒ったようにも、産卵が近かったため近づく者を敵と見なしたようにも見えます。
2発目の光線を撃とうとしましたが、コスモスが自分に敵意がない事を表明したので大人しくなりました。
うん、出産間近で神経が立っている動物が「敵じゃないよ」と言ったくらいで大人しくなるものでしょうか。
どうも「人間にとって都合の良い動物」だけを選り好みして保護しているように見えてならないのです。
サヤカとは何者か
サヤカとは、ムサシやフブキ隊員の前に現れる謎の少女で、イフェメラの駆除を止めるように頼みます。
正体はフブキ隊員の妹で、3歳の時に他界したはずなのですが、なぜか小学生くらいの姿をしています。
昔、カゲロウを捕まえて遊んでいたフブキ隊員にも似た言葉を言っていました。
イフェメラも積み木を崩す少女を彷彿とさせる仕草を取っています。
現実主義者のフブキ隊員も、彼女の実在を信じて、イフェメラ目掛けて発射されたミサイルを撃墜すべく奮闘しました。
意味深に見えていまいち意味が分からないだけというか。
イフェメラの最期
最期は卵を生んで死亡しました。
残された卵は鏑矢諸島の怪獣保護区に輸送され、管理される事になります。
イフェメラの遺体はコスモスによって宇宙に運ばれていきました。
イフェメラあれこれ
脚本を担当した武上純希さんは、ウスバカゲロウをイメージしたと言っています。
ただ、厳密に言うと、短命な昆虫はカゲロウで、ウスバカゲロウとは別の種類の虫です。
更に言うと、カゲロウが短命なのは成虫の時期だけで、長い幼虫の期間があるので、別に短命ということもないのですが。
ウルトラマンコスモス イフェメラ まとめ
ということで、今回はウルトラマンコスモスのイフェメラに関して振り返りました。
良い話にしようとすればするほどスタッフの逃げの姿勢、思慮の浅さが明らかになるというのはどうすれば良かったんでしょうね。
それでは(@^^)/~~~
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