ウルトラマンティガの怪獣をおさらい

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ウルトラマンティガの怪獣を書いていきます。

どうしようかと思っています。

平成三部作リアルタイム世代で、ウルトラマンティガを何よりも愛する筆者に、ティガの怪獣を解説せよというのは、もう感情が暴発しそうでたまりません。

できるだけ冷静に書くつもりですが、ひょっとしたら熱くなっちゃうかも。

では、自制しつスタート!

ゴルザ、メルバ


地球人は、地球平和連合TPCの主導によって戦争や武力を放棄、平和を享受していました。

その平和な地球に出現したのが、超古代から復活した怪獣、ゴルザとメルバです。

三千万年前の古代人が遺したタイムカプセルは、ティガの地に残された巨人を蘇らせることをTPCの特捜チーム、GUTSに告げますが、石像となった巨人をどう蘇らせたら良いのか分かりません。

大地を進む、頭から超音波光線を放つゴルザはモンゴル平原から、空を飛び、目から光線を放つメルバはイースター島から、日本の東北地方にあるティガの地に進撃します。

そして、三体あった巨人像の内、二体が破壊されました。

TPCが武力を捨てているので、GUTSも信号弾を撃ち込むしか対処のしようがありません。

その時、GUTSのダイゴ隊員が光となり、残った巨人像に宿ります。

ダイゴ隊員は、三千万年前に巨人と同化していた戦士の遺伝子情報を持っていたのです。

復活した巨人、ウルトラマンティガは戦力バランスに優れたマルチタイプ、格闘戦に優れたパワータイプ、機敏性に優れたスカイタイプに変身して応戦。

メルバはランバルト光弾で倒され、ゴルザも地中へ逃げます。

その後、相手を石に変える岩石怪獣ガクマの出現で、GUTSの武装化が進められ、GUTSとティガはガクマを倒します。

その後、しばらく大人しくしていたゴルザはマグマのエネルギーを吸って再登場。

GUTSのみならず、ティガの光線ですら効果が無いほどに強化されていましたが、打撃技に勝機を見出したティガの「ティガ電撃パンチ」に圧倒され、ゼペリオン光線でトドメを刺されました。

キリエロイド


ティガは人類を守ってくれる存在だと感じたGUTSのイルマ隊長は、その旨をテレビ番組で明言しますが、古来より人類の歴史に介入してきた精神生命体、キリエル人の嫉妬をかうことになります。

キリエル人は人類を「正しい方向」へ導きたいので、人類から称賛されるティガが邪魔なのです。

予告爆発でイルマ隊長を脅迫し、ティガに対して「おこがましい」と告げ、戦闘形態、キリエロイドに変身。

炎を操る技でティガを苦しめますが、ティガフリーザーとゼペリオン光線に粉砕されます。

その後、再登場。

今度は天使の姿で人々を洗脳、ティガの形態変化をも模写して鋭いカッターを振るい、自分たち天使が、悪魔たるティガを倒す様を演出しようとします。

ティガは倒されますが、イルマ隊長の説得で我に返った人々がティガに光を与えます。

これでティガは復活、キリエルの団体が出てくる地獄門ごと、ゼペリオン光線でキリエロイドを粉砕しました。

ガゾート


空中の電離層に棲む生物、クリッターが、人間の文明が出す多量の電磁波によって変貌した怪獣です。

武器は口からの電撃弾。

調査に向かった恩師を失ったGUTSのホリイ隊員は、その恩師に代わって、ガゾートとコンタクトをしようと試みます。

翻訳機を通せば、言葉は通じます。

ですが、ガゾートは言います。

「友達はごちそう」

共食いして生きてきた彼らには、根本的な価値観が人間と異なっているのです。

食べられそうになったホリイ隊員はティガに救出されますが、ガゾートはティガをも食べようとします。

なぜなら、ティガは友達で、友達は食べ物だからです。

最終的にランバルト光弾によって倒され、クリッターに戻って電離層へ帰りますが、その後、宇宙発電所のマイクロ波でパワーアップして復活。

航空機を破壊して地上に出現します。

今度はパワータイプのデラシウム光流に敗れますが、その後も航空機の遭難事故は続き、TPCはクリッター殲滅作戦を決行します。

しかし、人間が変異させたクリッターを人間の都合だけで滅ぼすのか、いや、人間を守らなくてはいけない、など議論百出。

最終的に、GUTSの攻撃を受けたクリッターは、人間に愛想を尽かし、宇宙へ去っていきます。

エボリュウ

電気を吸収し、栄養にし、また電撃光線や電磁ムチなどに使う怪獣で、その正体はホリイ隊員の友人、リョウスケです。

幼いころから、全てにおいてナンバーワンでなければならなかったリョウスケは、自分の能力を向上させるため、自分の体に宇宙細胞エボリュウを移植しました。

能力は上がりましたが、電力を吸収しなくては生きていけない体となり、その心も、ナンバーワン以外の生き方を認めなかった世界への憎しみに支配されていきます。

そして怪獣に変身。

最期は、ティガを倒すために大量の電気を使用してエネルギーが尽き果て、人間の姿に戻って死亡します。

誰とも競争しなくていい世界に旅立ってしまったのです。

オビコ

小さな町で古くから信仰されていた妖怪です。

町が都会になり、昔の静かな暗闇が消えていくのが寂しくなったオビコは、毎晩、屋台を引いて住民を脅かしにかかります。

GUTSの作戦によって、町の照明が消え、オビコは昔の村が蘇ったことを喜びますが、ダイゴ隊員は、昔の村はもう無いという現実を言います。

オビコはその現実に耐え切れず、巨大化、口から吐く火炎で町を壊そうとしてティガと戦いますが、もう村は戻ってこないというシンジョウ隊員の叫びで、現実を直視します。

そして、ティガに光線を撃たせ、それを自ら浴びに行くという方法で死亡。

もしかしたら、オビコは、町の人たちに、自分のことを覚えていてほしかったのではないか、という余韻を残して幕を閉じます。

ガルラ

ゴルザ、メルバと同種の超古代怪獣です。

超能力でダイゴ隊員の正体を知る男、キリノは、この怪獣をウルトラマンに変身せずに倒せ、できなければ正体を世間に公表する、という「ゲーム」という名の脅迫をダイゴに突きつけます。

キリノは超能力者であるために「化け物」扱いされ虐められていた過去があるために、同じく超越した存在でありながら、人々に称賛されるティガが憎くてならなかったのです。

しかし、レナ隊員のピンチにダイゴは変身。

ガルラは地底を素早く潜行し、角から熱線を放ち、GUTSのレーザー、バルカン砲、ティガの光線でも突破できない装甲を誇る強力な怪獣です。

しかし、何度痛めつけられても、必死に立ち向かってゆくティガの姿を見て、キリノは改心します。

ティガにテレパシーでガルラの弱点は喉であることを教え、そこをゼペリオン光線で貫かせて勝利させます。

そして、自分の過ちを認め、ダイゴに「ゲーム」の敗北宣言をしました。

イーヴィルティガ


熊本に眠っていた、第四の巨人像に、天才物理学者、マサキケイゴが合体し誕生した巨人です。

必殺技は、ティガのゼペリオン光線、ハンドスラッシュ、ウルトラシールドと対をなすイーヴィルショット、イーヴィルビーム、イーヴィルバリヤー。

マサキはダイゴと同じ遺伝子のルーツを持ち、自分の技術力、資金力で光の秘密を解明、ダイゴから変身アイテムのスパークレンスを奪い、巨人像と合体しました。

その目的は、ウルトラマンとして、人類の進化を強制的に導くことです。

しかし、その驕った心ではウルトラマンの力をコントロールできず、熊本の街で暴れ回る破壊神と化してしまいました。

超古代で相棒だった怪獣、ガーディーも抹殺したイーヴィルティガは、スパークレンスを奪還して変身したウルトラマンティガと激突。

ゼペリオン光線で巨人としての肉体を破壊され、人間に戻ってTPCに拘束されました。

ヤナカーギー

宇宙を股にかける怪獣バイヤー、チャリジャが落っことした宇宙怪獣です。

理由は不明ながら、1965年の世界に流れ着いており、それが湖に沈められる様を目撃していた人がいました。

特撮の神様、円谷英二です。

円谷監督は、そこで出会った「ウルトラマン」と名乗る宇宙人に「ウルトラの星」という石を渡され、その石は「ウルトラQ」に続く新番組に苦労している脚本家、金城哲夫に託されます。

1965年にタイムスリップしてきたチャリジャは、竜が森湖からヤナカーギーを出現させ、暴れさせます。

同じくチャリジャを追ってタイムスリップしてきたダイゴ隊員はティガに変身、しかし、ヤナカーギーに苦戦します。

その様を見ていた円谷監督の想いが、赤い球を出現させます。

その赤い球は、光となり、初代ウルトラマンの姿になりました!

ウルトラマンは、ティガにエネルギーを与えると、ティガのゼペリオン光線に、自らのスペシウム光線で加勢。

ヤナカーギーを吹き飛ばし、チャリジャを追い払います。

そして初代ウルトラマンとティガは握手。

その頃、金城哲夫もようやく新番組の脚本が書けてきました。

その新番組の名は、「ウルトラマン」です。

ガタノゾーア


超古代怪獣の親玉です。

南太平洋の海底遺跡に潜み、尖兵怪獣ゾイガーを各地に送り、更に「闇」を吐き出して世界を暗黒で包み、ティガを倒して石像に戻してしまいます。

武器は吐き出す闇、触手、巨大なハサミ、貫通光線など。

キリノやマサキが協力した、ティガ救出作戦も失敗に終わりましたが、その時、奇跡が。

勝利を信じる、世界中の子供たちの心の光が具象化し、ティガに宿って、より巨大なグリッターティガとして復活させたのです。

グリッターティガの光によってガタノゾーアは滅び、世界を覆っていた黒雲も晴れました。

ダイゴは変身できなくなりましたが、人間は皆、自分自身の力で光になれるという真理に至って、ティガの物語は終わります。

劇場版

ここでは、かつてティガが闇の巨人であったことが明かされ、元々はティガの仲間だったのが、光の巨人となったティガに敗れて封印されていた闇の三巨人が復活。

光の力を失ったダイゴは、仕方なく闇の力で黒いティガに変身。

火炎を放つ剛力の闇の巨人、ダーラム、旋風を放つスピードの巨人、ヒュドラを撃破して、彼らの闇のパワーを光に転換、少しづつ光の巨人に戻っていきます。

そしてティガへ歪んだ愛を向けるリーダー格、女戦士カミーラとの戦いで、ようやくウルトラマンティガへと戻りますが、カミーラは遺跡の闇を吸収して、闇黒魔超獣デモンゾーアに変身。

しかし、再びグリッターとなったティガに倒されます。

オリジナルビデオ

ダイゴとレナの物語が完結しているので、こちらは「外伝」となり、二人の息子、ツバサが主役となります。

縄文時代のティガの地にタイムスリップした彼が、青銅のスパークレンスで不完全なティガに変身、怪獣ジョーモノイドや土偶型魔神ドグーフと戦います。

ウルトラマンティガ、怪獣まとめ

個人的には、ウルトラマンエックスでティガと名勝負を繰り広げたアントラーとかも書きたかったんですけどねー!

まあそれはエックスの話が来た時にということで。

それでは(@^^)/~~~

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