ウルトラマンの歴代ラスボス、平成中期!
はいどうも、筆者です。
パソコンが原因不明の停止をしまして、イライラした母親が電源ボタン押しっぱにしたら治ったので、いつの世も結局は力業だなあと。
そんな力業でウルトラマンを苦戦させた歴代最終回怪獣、続いてはウルトラマンティガ~メビウスの10年、平成ウルトラマンの話です。
ではスタート!
ガタノゾーア
ウルトラマンティガ最終回に登場。
南太平洋の海底遺跡から浮上してきた闇の支配者で、尖兵怪獣ゾイガーを世界各地に送り込み、なおかつ自身も、物理的には何一つ説明できない「闇」を放ち、世界を暗黒へ塗り込めました。
ゾイガーだけでもティガとGUTSが全力で戦わなければ勝てなかったほど強いのに、それを操るわけですから弱いわけがなく、ティガのゼペリオン光線、デラシウム光流、ティガ電撃パンチの直撃を物ともせず、逆にティガを貫通光線で倒してしまいました。
石像に戻って海中に沈むティガ。
GUTSの救出作戦も失敗に終わった瞬間、奇跡が。
世界中の子供たちが光となってティガに集結したのです。
心にこそ光がある。
この本質が明らかとなり、ティガはより巨大なグリッターティガとなって復活。
ゼペリオン光線とタイマーフラッシュでガタノゾーアを、世界を覆う闇ごと吹き飛ばしました。
グランスフィア
ウルトラマンダイナ最終回に登場。
地球人の宇宙進出を嫌悪する宇宙球体スフィアの母体であり、惑星サイズの大きさがあります。
ブラックホールのバリアに守られ、冥王星を吸収して人類に同化を迫ってきました。
スーパーGUTSは禁断の兵器、ネオマキシマ砲で攻撃作戦にかかり、妨害する怪獣、ネオガイガレードを倒しますが、本体であるスフィアには遮られます。
アスカ隊員は自分がダイナだと明かし、ネオマキシマ砲でスフィアの防御が一点に集中したスキをついてソルジェント光線で仕留める作戦を発案します。
その作戦は成功し、スフィアは砕かれるのですが、その時に生じた重力崩壊に巻き込まれ、ダイナも消息不明になってしまいます。
黄泉の国に旅立ったとしか思えない最終回は子供たちに衝撃を与え、結局ダイナ=アスカ本人の無事が確認されるのは2009年の映画。
11年モヤモヤさせられました。
ゾグ
ウルトラマンガイア最終回に登場。
地球を覆い尽くすイナゴ「ドビシ」に続いて、根源的破滅招来体が送り込んだ最終兵器であり、一見すると天使の姿をしています。
しかし、ウルトラマンガイアとアグルを波動弾の一撃で弾き飛ばしてしまう戦力を持っており、ウルトラマンが倒れるさまを世界中に中継させ、イナゴによる闇と共に人々の絶望を煽ります。
その後、ガイアとアグルは地球怪獣の光を与えるXIGの作戦で復活。
世界中のイナゴを光線で一掃しますが、そこにゾグが出現。
ガイアとアグルの光線連続発射によりダメージを受けたゾグは、より巨大で醜悪な正体を現しますが、ガイアのフォトンストリーム、アグルのアグルストリームによる同時攻撃で滅びます。
メンシュハイト
オリジナルビデオ「ウルトラマンネオス」の最終回に登場。
暗黒物質「ダークマター」が生み出した生物の究極型で、ザム星を滅ぼし、そのザム星人12億人分の遺伝子情報を託された少年、エスラーの身柄引き渡しを地球に要求します。
断られると醜悪な悪魔の姿に変貌し、暴れます。
額の第三の目や翼から念力を発し、火や風を操る、ミサイルを投げ返すなどの攻撃でネオスとウルトラセブン21を追い詰めますが、エスラーが自分を犠牲にして二人のウルトラマンにエネルギーを送ったことで形勢が逆転。
ネオスと21の光線連続攻撃で翼をもがれ、ネオマグニウム光線とレジアショットの同時攻撃に粉砕されます。
この最終回、ネオスが生命エネルギーが足りないので、ゾフィーが取りに行ってくるという幕開けだったんですが、結局ゾフィーはそのままフェードアウトしてエスラーが倒れる結果となりました。
おいゾフィー。
カオスダークネス
ウルトラマンコスモス最終回に登場。
光のウイルス、カオスヘッダーが全て結集した姿です。
人間の心を学習したカオスヘッダーが、コスモスを憎み、倒すことを目的に生み出したのですが、心があるなら分かり合えると決意して、コスモスは怪獣の戦意を喪失させる光線、フルムーンレクトを長時間発射し、遂にカオスヘッダーを善の存在に変貌させます。
これでカオスヘッダーは宇宙へ帰っていくのですが、それ相互理解じゃなくて洗脳だろうと。
ダークザギ
ウルトラマンネクサス最終回に登場。
スペースビーストに襲われたのをウルトラマンノアに救われたある星が、人造ウルトラマンを開発。
しかしそれは自我に目覚め、自分が最強唯一のウルトラマンとなるべくスペースビーストを増殖させます。
惑星は自爆し、人造ウルトラマン、ダークザギは地球へ潜伏、ナイトレイダーの石堀隊員として、ウルトラマンの光の移り変わりを監視していました。
そして復活の時が来ますが、そこにネクサスが登場。
ネクサスは、ノアの姿を取り戻し、ダークザギを宇宙に吹き飛ばして必殺光線ライトニングノアで倒します。
ギガバーサーク
ウルトラマンマックス最終回に登場。
地底文明デロスが、地上人の経済活動を停止させるために送り込んだメカです。
デロス自体は地上人の心の温かさに触れて改心しますが、ギガバーサークは一旦動き出したら、目的を達するまで止まらない厄介な代物でした。
マックスは敗れますが、DASHの作戦によってエネルギーを充填され、復活。
990メートルに巨大化し、光の剣、ギャラクシーソードを宇宙に届くほどに巨大化させ、バーサークを切り裂いて活動を停止させます。
そしてマックスはM78星雲へ帰っていきました。
エンペラ星人
ウルトラマンメビウス最終回に登場。
ウルトラマンタロウの時期から存在が語られていた宇宙の皇帝で、強力なロボット、インペライザーを繰り出し、更に太陽黒点を巨大化させて太陽系を闇に包んで地球を襲います。
武器は念力で、メビウス、ウルトラマンヒカリ、宇宙剣豪ザムシャーをあっさりと倒しますが、メビウス、ヒカリ、GUYSが一体となった、メビウスフェニックスブレイブが登場。
更に、ウルトラマンの光線を増幅させる兵器、スペシウムリダブライザーも登場し、これで増幅されたメビウスの光線を受けてエンペラ星人は弱り始めます。
太陽黒点もウルトラ兄弟の光線で除去され、そしてゾフィーが出現。
もう決着ついちゃった感じのメビウス対エンペラ星人の戦いに、更にM87光線で加勢してこれを撃破します。
とりあえず、フェニックスブレイブ登場、スペシウムリダブライザー登場、メビウスがそこに光線を通す、までずっとエンペラ星人が棒立ちだったのは良くない演出です。
グラキエス
深夜番組「ウルトラセブンX」に登場。
エージェントたちを扇動してエイリアンを倒させ、世界を静かに支配していたエイリアンです。
これを別世界から追ってきたのがウルトラセブンです。
エージェント、ジンと融合していたセブンの意識が覚醒し、本来の強さを発揮するようになったセブンXは、グライキスの本拠地に突入。
無数に巣食う蜘蛛状のグライキスたちをアイスラッガー、ワイドショットで滅ぼしました。
その後、セブンはジンから分離して元の世界に帰還。
湖畔で待っていたアンヌに、モロボシダンとして再会します。
ウルトラマン平成中期ラスボスまとめ
昭和期に比べると、「強豪」が最終回に出てくるようになった印象が強いですね。
ただまあ、ワンパターンというのもあって、この一記事でウルトラマン何回復活してんだという。
それでは(@^^)/~~~
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