初代ウルトラマン、処理が大変!ガボラ!

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初代ウルトラマン、処理が大変な怪獣ガボラ!

はい皆さん、筆者です。

今回は登場する度に核パニックを起こす厄介千万な怪獣、ガボラを振り返っていこうと思います。

ではスタート!

ウラン怪獣ガボラ

台風の影響で地盤が緩み、ウナリ町の地底から出現した怪獣です。


核燃料であるウランを好んで食べ、口から放射能光線を吐きます。

普段は顔をヒレで覆っていますが、ウランを食べる際にそれを開きます。

台風と怪獣

台風13号が過ぎ、ウナリ町は復旧作業に取り掛かっていました。

しかし、その山でキャンプしていた山岳少年団は、橋が壊れ、山中に取り残されることになります。

そこで団長補佐のタケシ君とトシオ君が、自転車で町まで食料を取りに行くことになりました。

一方、ウナリ町。

復旧作業が進んでいません。

2度も直したのに、地下で異常な振動が起こって壊されてしまったという謎の事態が起きていました。

地底で激しい地盤沈下が起きているとしか考えられない。

そして、地下から怪獣ガボラが出現しました。

ガボラはウナリ町を破壊し、隣のアベ町へ進行を始めます。

ガボラはウランを食べ、放射能光線を吐く怪獣です。

ガボラが狙っているアベ町にはウラン貯蔵庫があり、アベ町が破壊されればその一帯が放射能に汚染される恐れがありました。

科学特捜隊は出動します。

科学特捜隊vsガボラ

アベ町の上層部、および防衛軍と協力し、科学特捜隊は火炎放射器を搭載した特殊車両を用意。

その火炎攻撃で、アベ町へ進むガボラの進路を変えることに成功します。

ひとまず、アベ町の危機は去りました。

ですが、ガボラの進行方向には、山岳少年団のバンガローがあります。

そこで科学特捜隊のハヤタ隊員は、ガボラの大好物であるウラン235入りのカプセルをヘリコプターに吊り下げ、30キロ離れた山の中に誘い出す作戦を立案します。

その作戦は、ハヤタ隊員が自らヘリコプターを駆ることに。

一方、町の騒ぎを知らないタケシ君とトシオ君は、山の中を自転車を引き引き進んでいましたが、タケシ君が捻挫するピンチに。

挙げ句、自転車のチェーンが切れてしまいます。

ガボラ誘導せよ

ハヤタ隊員と、ついでに同行したフジ隊員、ホシノ少年が乗るヘリコプターは、ウランカプセルでガボラの誘導を開始します。

しかし25キロの地点で、地上のタケシ君とトシオ君を発見。

フジ隊員とホシノ少年が一旦ヘリを降り、二人を保護してハヤタ隊員がガボラの誘導を続行します。

30キロの地点に到達したらウランカプセルを切り離すよう命じるムラマツキャップ。

ガボラは、ウランを食べるときにも放射能を出すのです。

首のヒレを開き、ヘリを放射能光線で撃墜しようとするガボラ。

30キロ地点に到着したハヤタ隊員のヘリ。

ですが、ヘリの故障で、カプセルが切り離せなくなってしまいます。

ガボラに撃墜されるハヤタ隊員。

ウランカプセルはすぐ近く。

これ以上無いピンチで、ハヤタ隊員はベーターカプセルを点火。

ウルトラマンに変身します。

スペシウムが使えなくても

ウルトラマンは、スペシウム光線を使うわけにいかない状況で、ガボラをストロングスタイルの肉弾戦で叩きのめします。


首のヒレをもいでアゴに連続パンチを浴びせ、そして投げ飛ばし、絶命させました。

空へ消えるウルトラマン。

到着したムラマツキャップたちの前に、ハヤタ隊員が元気な姿で出現します。

山岳少年団には、科学特捜隊の手で食料が提供され、ヘリと一緒に落ちたのにピンピンしているハヤタ隊員は、タケシ君とトシオ君に感心されていました。

キャンプ場を後にする科学特捜隊。

実に爽やかに核パニックは終わりました。

パワードガボラ

ウルトラマンパワードに登場したガボラは、地底のウラン鉱脈に沿って出現。


今回は、ウランを食べているので全身がウランでできている爬虫類というダイナミックな設定になり、下手な攻撃では核爆発を起こす危険性がありました。

高い放射線によって通信電波やミサイルの誘導電波を遮断し、おまけに原発に迫ります。

特捜チームWINRのウラン爆弾作戦も、放射線によって爆破スイッチが無力化され失敗。

エドランド隊長が、自ら銃を持って原発を守ろうとします。

ウルトラマンパワードを踏みつけるガボラですが、サンダース隊員が目視でミサイルを命中させ、首のヒレを開かせます。


そこにパワードが、メガスペシウム光線を発射。


メガスペシウム光線の一億度に達する熱量で、臨界を起こす前に蒸発させるという凄まじい方法を取り、ガボラを核爆発させることなく倒しました。

メルトダウンの危機に陥っていた原発も復旧します。

地底禍威獣ガボラ

シンウルトラマンに登場したガボラで、禍特対が処理した禍威獣パゴスとほぼ同じ性質を持っています。


シンウルトラマンにおける禍威獣が、宇宙戦争用に宇宙人が開発した生物兵器。

パゴスとガボラはそのモデル違いという解釈がされています。


ウルトラマンに放射熱流を吐きますが、ウルトラマン自身の肉体によって放射線を浄化され、パンチを食らって絶命。

宇宙に運ばれました。

ガボラあれこれ

脚本段階では、本当にウルトラQのパゴスが復活する予定で、登場人物が妙にガボラの情報に詳しいのはその名残です。


更に、パゴスの着ぐるみを流用してガボラが作られました。


その前にネロンガにもなっているので、ネロンガの角を外してヒレを付けて別の怪獣にする、というデザイナーの成田亨さんのアイデアに、脚本家の金城哲夫さんは感動したとか。

初代ウルトラマン、ガボラまとめ

パワードの倒し方は説明セリフが無いと、核爆発させて倒したようにしか見えないのが難点ですね。

それでは(@^^)/~~~

 

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