アニメ「ULTRAMAN」のマーヤが実は生きていた件。
はい、今回はアニメ「ULTRAMAN」に登場した宇宙人、マーヤが実は生きていた件を語ります。
ではスタート!
マーヤって誰?
マーヤとは、宇宙人テロ組織「暗黒の星」の一員で、頭に王冠を付けた宇宙人です。
ペダント星人の配下で、能面を付けたメイドの宇宙人、宇宙竜ナースを思わせる生物「エスルン」を従えています。
やっっっっっっっっっとウルトラマンseason2見始めました
マーヤ姫のビジュ好きすぎる2話まで見たけど 夜ふかしするとまずい(既に遅い)ので 明日続き見ます pic.twitter.com/xCM0XFHqxm
— 🐣うか🍜@けむりちゅーどく (@kemuchu_uka) July 28, 2022
この能面の女というのは、ウルトラマンエースの女ヤプールへのオマージュだそうです。
オマージュというにはバレバレなんですが。
種としての限界を迎えたワドラン星のプリンセスで、種の存続のため、人間の生命を奪おうと暗黒の星に協力します。
能面をつけた3人の男性型宇宙人の能面メイドを配下に、人間を生命カメラで撮影し、その生命をどこかへ転送していました。
高圧的で声も大きいですが、スタミナは無く、あんまりあたまもよくないです。
改心し、転送した人たちを解放しますが、ルピック星人の槍に貫かれて死亡しました。
と思われましたが、ファイナルシーズン最終回で生存が発覚。
死んだふりは得意、だそうで、バルキュア、ザラヴィー三男、アダドの仲間として、宇宙人街の居酒屋で飲み交わしていました。
声優は佐倉綾音さんです。
で、マーヤに関して語ることはこれしか無いので、そのマーヤの元ネタとなった「ウルトラセブン」の「マゼラン星人マヤ」に関して語っていきます。
マゼラン星人マヤ
マヤは、マゼラン星から送り込まれた工作員の少女です。
事故を装って、モロボシダンがウルトラセブンに変身できないよう、ウルトラアイを盗みました。
そして、夜の都会でバーを開き、その一方で母星に何度も「迎えはまだか」という信号を送ります。
マゼラン星の目的は、地球侵略ではなく、地球の破壊です。
そのために、超大型兵器「恒星間弾道弾」というものを発射しました。
もちろん、これが直撃して地球が破壊されたら、マヤも地球と共に消えてしまいます。
ダンに「地球を侵略するつもりか!」と威圧されても、マヤはクールな態度を崩しません。
「見てごらんなさい、こんな狂った星。侵略する価値があると思って?」
そこに広がるのは、一心不乱にゴーゴーを踊る、今一瞬の快楽だけしか見えていない享楽的な地球人でした。
他人の星
果たしてマゼラン星は、恒星間弾道弾を発射。
その超質量で、地球防衛軍の宇宙ステーションV2を破壊して地球へまい進。
ウルトラ警備隊の攻撃も通じません。
いかんせん、大きすぎるのです。
ミサイルが発射され、地球に迫っていることを、ダンはマヤに告げます。
一向に迎えが来ない、信号への返信が来ないのはそのため。
元よりマゼラン星は、一工作員の命など、何とも思っていなかったのです。
マヤは静かに絶望し、ダンにウルトラアイを返します。
変身したセブンは、ミサイル内部に突入。
その計器を狂わせ、ミサイルの向きをマゼラン星へ変えることで、何とか危機を脱しました。
しかし、ダンが地球に戻ってきた時、マヤは店のジュークボックスの装置を起動、自ら命を絶った後でした。
狂った星、地球の享楽的な夜景の中、ダンは呟きます。
「なぜ他の星ででも、生きようとしなかったんだ。僕だって、同じ宇宙人じゃないか」
この作品のタイトルは「盗まれたウルトラアイ」ですが、脚本時のタイトルはこうでした。
「他人の星」。
マヤという名前
このエピソードを書いたのは市川森一氏ですが、市川氏はこの数年後の「ウルトラマンエース」でも「マヤ」という女性を登場させています。
こちらのマヤは、地球への衝突が確定的な妖星ゴランの破壊用「ミサイル」のオペレーターで、超獣攻撃隊TACの山中隊員の婚約者ですが、メトロン星人に殺害され、乗り移られて利用されるという役で、マヤって名前に何ぞ恨みでもあったんでしょうか。
ウルトラマン、マーヤ、まとめ
マヤたちが悲壮な運命を辿ったから、その後継者たるマーヤにはハッピーエンドが用意されたということでしょう。
そうでなければ悲しいもんです。
それでは(@^^)/~~~
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