ウルトラマンダイナとデッカーの関係について。
さて皆さん、筆者です。
twitterがほぼ機能しなくなった現在、ファン同士の交流を深めるのも難しくなりましたが、ウルトラマンデッカーはどういう印象だったでしょう?
あまりにも正統派な優等生のウルトラマンで、逆にちょっとどこか尖っててほしかったな、というのが筆者の感想ですが。
さて、そんなデッカーは、ウルトラマンダイナにソックリ。
この二人の関係性は、どういったものなのでしょう。
さらっと掘り下げていきます。
ではスタート!
デッカーの出自
ウルトラマンデッカーは、ウルトラマンティガ25周年作品となるウルトラマントリガーの翌年の作品で、こちらはウルトラマンダイナ25周年作品となります。
作中一話で、主人公、カナタが宇宙球体スフィアの攻撃でピンチになった時、突然手許に現れたのが、ウルトラDフラッシャーとディメンションカードでした。
これを使ってカナタはデッカーに変身しますが、話が進むにつれ、未来の世界では宇宙進出した人類とスフィアが戦っていることが明らかになります。
そして、カナタにデッカーの力を与えたのは、未来で戦うカナタの子孫でした。
更には、未来の世界では、ウルトラマンダイナが人類と共に戦っていることも判明します。
ダイナ登場
テレビシリーズのダイナと共通の敵であるスフィアは、何度も地球を攻撃し、合成獣スフィアジオモスを作り出します。
更には、未来で地球人の進出により故郷を失った宇宙人、アガムスが操るロボット、テラフェイザーも出現。
デッカーは、未来への希望を失ってしまい、変身できなくなりました。
そこに登場したのです。
ウルトラマンダイナが!
かつてのテーマ曲と共に!
時空を超えてきたダイナの活躍で、闘志を取り戻したデッカーは変身。
かつてのテレビシリーズで一度だけ使用されたダイナの必殺技、ウルトラフォークや、ソルジェント光線密着発射などの援護を受け、デッカーはテラフェイザーを追い払い、スフィアジオモスを倒します。
そして未来へ帰るダイナは、デッカーに「未来は誰にも分からない」という言葉を残します。
これは、かつてダイナが、地球を旅立った後の未来が不安でたまらないラセスタ星人に送った言葉でもあります。
未来は誰にも分からない。
だからデッカーは、未来を変えるためにその後も奮戦し、スフィアを撃破。
と同時にDフラッシャーが消えます。
未来が変わった証です。
しかし、ここでは、なぜデッカーがダイナそっくりなのか、そもそも子孫は何でウルトラマンの力を持っているんだ、という説明がされませんでした。
ディナス
謎が明かされるのは、デッカー終了後の劇場版です。
ここに登場する女ウルトラマン、ディナスは、Dフラッシャーで変身する、これまたダイナにソックリな外見。
それもそのはず。
故郷のラヴィ―星が宇宙人に襲われた際、宇宙人たちを倒し、ディナスにウルトラマンの力を与えたのは、ダイナだったからです。
最終回、グランスフィアの重力崩壊に巻き込まれ、黄泉の国へ旅立ったようにしか見えなかったダイナは、時空の旅人となり、様々な宇宙で命を助けているのです。
それが「ウルトラマンサーガ」であったり、デッカーの世界だったりするのです。
ちなみに、ディナスは紫色。
ゼロ、コスモス、ダイナが合体してウルトラマンサーガとなり、二人の力がゼロに残ったのと同様、ダイナにも二人の力が残っているのでは?という解釈がされ、ディナスはコスモスのスペースコロナモードと同じ配色だそうです。
だから、カナタの子孫にもダイナが力を与え、その力が現代のカナタに託された、ということのようです。
ウルトラマンデッカーとダイナ、関係性まとめ
トリガーが結局、ティガとほぼ無関係だったのに対して、デッカーはダイナの存在が物語の根幹にあるのが良いですね。
しかし、つるの氏が全く出なかったのは、そろそろレジェンド商法にも限界が見えたということなんでしょうか。
それでは(@^^)/~~~
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