ウルトラマンガイア、これが対立の引き金、ディグローブ!
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマンガイアとウルトラマンアグルの溝を深めた怪獣、ディグローブに関して語っていこうと思います。
ではスタート!
ディグローブ、データ
「超巨大天体生物ディグローブ」。
身長、体重、不明。
出身地、宇宙。
木星付近の宙域に突然出現した、小惑星ほどの大きさを誇る生物で、地球への落下コースを辿ります。
ディグローブの影響
ディグローブは地球の公転軌道を通過するだけと思われたため、地球防衛軍XIGは特に警戒していませんでした。
しかし、ディグローブは突然軌道を変え、地球への落下コースを辿り始めました。
汎地球防衛連合GUARDの迎撃ミサイルを物ともしないディグローブ。
地球に激突すれば、直径100キロのクレーターが発生し、舞い上げられた粉塵で氷河期が訪れます。
この危機にいち早く動いたのがウルトラマンアグル、藤宮博也で、彼は地底怪獣ゾンネルを覚醒させました。
ゾンネルは、体内に核融合炉を持つ怪獣です。
アグルは地球を救うため、このゾンネルのエネルギーでディグローブを吹き飛ばすつもりです。
しかし、ウルトラマンガイア、高山我夢隊員は、ディグローブ爆発の影響を試算。
東京上空で発生した放射熱が、半径20キロを焼き払うという結果が出ました。
藤宮は地球を救うために、東京都民を犠牲にする選択をしたのです。
ディグローブの衝突も、東京壊滅も避けたい我夢はウルトラマンガイアに変身。
大爆発
ゾンネルを倒そうとしますが、核融合炉を持つゾンネルを爆発するわけにはいきません。
そうしている間にも、ディグローブは地球へ迫ってきます。
藤宮はウルトラマンアグルに変身し、ガイアを押しのけると、ゾンネルの核融合炉が格納されている甲羅を実力でこじ開けます。
ガイアは超高空に飛び去り、巨大なバリアを形成。
ついにゾンネルからエネルギーが発射され、ディグローブはそのパワーで吹き飛びました。
その爆発は、ガイアのバリアで跳ね返され、辛うじて東京への被害は避けられました。
目的は達せられ、ガイアになぜ人間を守ると問うて冷徹に去るアグル。
ガイアは眠ったゾンネルを地底に戻します。
アグルvsガイア
XIGの空中母艦基地エリアルベースに、侵入者がありました。
ディグローブの一件で、XIGやガイアが邪魔だと断じた藤宮が、実力行使でエリアルベースを落としに来たのです。
コマンドルームをジャックする藤宮。
「こんなもので地球を守れるとは、愚か者の考えだ」
出現した人間大ガイアにも、エリアルベースがあるから人類はちっぽけな希望を捨てられない、と語ります。
「破滅招来体を相手に、どんな希望を人間が持てるんだよ?」
藤宮はアグルとして、力には力しか無いと明言。
ガイアは、人類を犠牲にしようとした藤宮に対して、人間を犠牲にした力は間違っていると語りますが、確固たる意志を持った藤宮には届きません。
「あくまで敵となるのか!」
藤宮はアグルに変身。
アグルに大地に叩きつけられたガイアは、大幅にエネルギーを消耗します。
そこにアグルも着地。
等身大での決戦が始まります。
互角の二人
アグルが光の剣、アグルブレードを放てば、ガイアはそれを光の刃、フォトンエッジで弾き飛ばします。
アグルの光弾、リキデイターに対してガイアは必殺光線クァンタムストリームで対抗。
そして二人のキックが激突し、変身が解除されました。
「お前は倒す。俺の目的を邪魔するものは排除しなくちゃな」
自らも手傷を負いながら、鉄の意思で去っていく藤宮でした。
ディグローブあれこれ
ディグローブはディ(否定する)グローブ(地球)ということで、地球を破壊する存在という意味でのネーミングです。
脚本時には「ナイトレイド」でした。
ウルトラマンネクサス「どっかで聞いたな?」
第45話の初期案では、ディグローブIIに対して柊准将が大地の気を使った迎撃兵器を使う予定だったとか。
ウルトラマンガイア、ディグローブまとめ
アグルがわざわざゾンネルを出したということは、ウルトラマンの光線程度では倒せない怪獣なんでしょうね、ディグローブ。
それでは(@^^)/~~~
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