ウルトラマントリガー、着ぐるみはイベントの流用です。アボラス、バニラ!
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマントリガーに登場したものを中心に、青色発泡怪獣アボラス、赤色火焔怪獣バニラに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
ウルトラマントリガーでのアボラス、バニラ
「青色発泡怪獣アボラス」。
身長60メートル。
体重2万トン。
「赤色火焔怪獣バニラ」。
身長55メートル。
体重2万5千トン。
三億五千年前という絶妙に中途半端な数字の時代に、超古代人によってカプセルに封印された二大怪獣です。
初代ウルトラマンから何度も登場していますが、トリガーに登場した個体はシズマ財団に保管されていた三億五千年前のカプセルが、宇宙雷神バリガイラ―の電撃によって活性化し、現代に復活したものです。
アボラスの武器は口からの溶解液、バニラの武器は口からの火炎です。
今回は、二匹の体内には毒があり、それを反応させて溶解液、火炎を吐くことができること、その毒が大気中に出ると危険なこと、だから古代人は殺すのではなく、封印するしか無かったことが明かされます。
また、アボラスの溶解液とバニラの火炎は互いに相殺する効果があることも明らかになりました。
ウルトラマントリガーと暗黒闘士トリガーダークのコンビとタッグマッチになり、ゼペリオン光線、ダークゼペリオン光線によって二匹まとめて粉砕され、毒も二大ウルトラマンに浄化されました。
着ぐるみは2014年に円谷英二監督の関連イベントで製作され、ウルトラマンXでも使用されたものを使っています。
初代ウルトラマンのアボラス、バニラ
これが初登場となります。
東京のビル工事現場からカプセルと、アボラスの液体が入ったアンプル、超古代の書類が発見されます。
そのアボラスのアンプルは鉱物試験所で開ける実験が行われ、書類は福山研究所で解析が進みますが、バニラのアンプルは誰にも気づかれることなく、土砂に混じって捨てられていました。
そのアンプルに落雷があり、バニラは復活。
科学特捜隊の戦闘機、ジェットビートルのミサイルを一晩中食らってもピンピンしているタフネスを見せるバニラ。
援護に来た防衛軍の戦闘機隊も壊滅させて進撃します。
一方、鉱物試験所ではアボラスのアンプルに高圧電流を浴びせてしまったので、アボラスも復活し、口からの溶解液でビルを溶かしながら進みます。
アボラスとバニラはオリンピック競技場で激突。
科学特捜隊は再度、出撃し、「原子弾」という特殊なロケット弾をバニラの目に命中させます。
怯んだバニラにアボラスの溶解液が浴びせられ、バニラは倒れます。
そしてハヤタ隊員がウルトラマンに変身。
残ったアボラスは非常に強力な怪獣でしたが、スペシウム光線三連発という荒技で何とか仕留めることに成功しました。
ザ☆ウルトラマンでのアボラス、バニラ
バラドン星人によって怪獣墓場から連れてこられた怪獣軍団に属しています。
アボラスは肩に鋭い角を、バニラは腕にムササビのような皮膜を持つ点が差異です。
ウルトラマンジョーニアスに挑みますが、プラニウム光線でまとめて倒されます。
ウルトラマンパワードでのアボラス、バニラ
さすがに三億五千年前では無理があったと思われ、三千年前の人類に棺に封じられた怪獣と設定されました。
ここでは棺の音色で封印されていたという設定が与えられ、初代に準じた能力で激突します。
バニラはアボラスの溶解液を喰らってもすぐに再生。
アボラスは特務機関WINRの母艦、スカイハンターの砲撃を頭に受けても復活する生命力を見せましたが、WINRが棺の封印のメロディを発振すると弱体化。
ウルトラマンパワードのメガスペシウム光線でまとめて吹き飛ばされました。
ウルトラマンXでのアボラス、バニラ
第一話冒頭のニュース映像に登場。
相変わらず戦っています。
その後、地球防衛軍Xioに倒されたと思われ、登場していません。
アボラス、バニラあれこれ
アボラスの着ぐるみはどくろ怪獣レッドキングの改造で、その後またレッドキングに戻されます。
ウルトラマンパワードで怪獣のデザインアレンジを担当したのは前田真宏さんですが、バニラのアレンジにあたって「あんまり好きな怪獣じゃないので」とぶっちゃけています。
ウルトラマントリガー、アボラス、バニラまとめ
ということで、今回はウルトラマンシリーズのアボラス、バニラを振り返りました。
58年に渡って、何でお互いに敵視してるのか分からない不思議な余韻を残す怪獣、ということでした。
それでは(@^^)/~~~
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