初代ウルトラマン!ある意味最終回、ジェロニモン!

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初代ウルトラマン、ある意味最終回、ジェロニモン!

はい皆さん、筆者です。

今回は初代ウルトラマンの1つの結論に達したエピソード「小さな英雄」と、そこに登場した怪獣、ジェロニモンに関して振り返っていこうと思います。

ではスタート!

ジェロニモン、データ

「怪獣酋長ジェロニモン」。


身長40メートル。

体重3万トン。

出身地、大岩山。

武器、羽飾りの毒矢、口からの反重力ガス、怪獣の蘇生能力。

ウルトラマンと科学特捜隊に倒された60匹以上の怪獣を蘇らせ、怪獣総攻撃を企てた知性のある怪獣です。

銀座のピグモン

ある日、銀座のデパートに真っ昼間からピグモンが現れました。

 

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科学特捜隊は、敵意の無い怪獣なのでこれを保護。

しかしピグモンは、何度もけたたましく吠え、科学特捜隊に何かを伝えようとしています。

そこでイルカの言葉を研究している権田博士に、ピグモンの言葉を解読してもらうよう要請。

ピグモンは権田博士に預けられ、言葉の研究が始まります。

またイデ隊員も、怪獣語の翻訳機を開発する任務を請け負っていました。

しかし、アラシ隊員は怒り心頭。

イデ隊員が、任務である銃器のメンテナンスを怠っていたからです。

それに加え、怪獣語翻訳機の開発もまだ。

仕事のペースが遅いのでムラマツキャップに心配されます。

イデ隊員は、何か思い詰めた風でした。

ウルトラマンさえいれば

徹夜で怪獣語翻訳機に取り組むイデ隊員に、コーヒーを差し入れるハヤタ隊員。

イデ隊員は、ハヤタ隊員に心情を吐露します。

イデ隊員が気にしていたのは、仕事のことでした。

自分たち科学特捜隊がどれだけ頑張っても、結局、敵を倒すのはいつもウルトラマン。

イデ隊員自身がどんなに良い武器を作っても、たいてい役に立たない。

科学特捜隊は、ウルトラマンさえいれば必要ないのではないか。

イデ隊員は仕事の話と言いますが、明らかにアイデンティティの問題でした。

ハヤタ隊員は、科学特捜隊がウルトラマンのピンチを救って怪獣を倒したアントラー戦、ケムラー戦を例に出し「持ちつ持たれつ」と言ってイデ隊員を元気づけようとします。

イデ隊員は、ウルトラマンさえいれば充分だと思う、と、苦悩を捨てることができませんでした。

ピグモンのメッセージ

その夜、ピグモンが突然声を荒げ、大岩山では以前倒された怪獣、ドラコとテレスドンが復活しました。

 

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激突する二匹ですが、謎の鳴き声で制止されました。

 

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翌朝、権田博士とイデ隊員の努力でピグモンのメッセージが解読されました。

いわく、怪獣の酋長、ジェロニモンが、ウルトラマンと科学特捜隊に倒された60匹以上の怪獣を蘇らせ、総攻撃をかける。

今のうちに早くジェロニモンを倒せ、とのことでした。

ジェロニモンの超能力で怪獣たちが蘇り、その内の一匹がピグモンでしたが、ピグモンは人類の味方なので、ジェロニモンの計画を科学特捜隊に伝えたのです。

ピグモンのガイドで、ジェロニモンに先手を打つべく出撃する科学特捜隊。

到着したのは大岩山で、そこでは再生ドラコ、再生テレスドンが既に待機していました。

しかし、まだそれだけしか蘇生していないようです。

科学特捜隊は攻撃を開始しました。

ウルトラマンが今に来る

ムラマツキャップ、アラシ、フジ隊員チームは、スーパーガンを三丁連結してレーザーを放つ「トリプルショット」でテレスドンを撃破。


ハヤタ、イデ隊員チームはドラコと戦いますが、イデ隊員はウルトラマンに依存し、その到来を待つばかりで戦意を喪失しています。

ハヤタ隊員は、ウルトラマンは我々が力いっぱい戦っている時だけ力を貸してくれる、と檄を飛ばしますが、イデ隊員には届きません。

ハヤタ隊員の銃撃で負傷し、怒ったドラコは、イデ隊員に迫ります。

スパーク8

事ここに及んでウルトラマンを呼ぶばかりのイデ隊員。

生命の危機に瀕した時、イデ隊員を救ったのはウルトラマンではなく、ピグモンでした。

その場でけたたましい声を上げて跳ね回り、必死にドラコの注意を逸らそうとするピグモン。

ドラコは、そんなピグモンを叩き潰しました。

ハヤタ隊員の前で、絶命するピグモン。

ピグモンですら人類のために命を賭けて戦ってくれた。

イデ隊員を張り倒すハヤタ隊員。

これでイデ隊員は、迷いを振り切りました。

単身、ドラコに挑み、スーパーガンに新兵器、スパーク8を接続するイデ隊員。

その銃口から放たれた無数のエネルギー弾がドラコに直撃し、木っ端微塵に粉砕しました。

ウルトラマンvsジェロニモン

ムラマツキャップチームに襲いかかったのが、計画のボス、怪獣ジェロニモンでした。

 

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ジェロニモンにはトリプルショットが通用せず、口から放たれた反重力ガスでムラマツキャップたちは空中に舞い上げられてしまいます。

その時、ハヤタ隊員はウルトラマンに変身。

3人を救出してジェロニモンに挑みます。

ジェロニモンは、尻尾の羽飾りを発射してウルトラマンを攻撃。

その羽飾りがウルトラマンに突き刺さり、激痛を与えます。

羽飾りは毒矢でした。

更に、ジェロニモンのテレパシーによって四方八方からウルトラマンを襲う毒矢。

ウルトラマンは、念力で毒矢を静止させると、スペシウム光線でその毒矢を焼き払い、更にジェロニモンに馬乗りになって、頭の羽飾りも全て剥ぎ取ります。

英雄

戦力を大幅に失ったジェロニモンは、ウルトラマンに反重力ガスを吐きますが、ウルトラマンはバリアでこれを跳ね返します。

 

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空中に舞い上がったジェロニモンを抑え込むウルトラマン。

そこにイデ隊員がスパーク8を撃ち込み、遂にジェロニモンをも撃破しました。

ムラマツキャップらに称賛されるイデ隊員。

これからは依存心を捨てることを宣言します。

イデ隊員を今日の英雄、と呼ぶフジ隊員ですが、英雄はもう一人いる、とピグモンの亡骸を運んでくるハヤタ隊員。

ムラマツキャップは、ピグモンに科学特捜隊特別隊員の称号を贈りました。

アラシ隊員の「黙祷!」の声が響く大岩山でした。

ジェロニモンあれこれ

初代「ウルトラマン」放送時にはなぜかスチールが無く、帰ってきたウルトラマンの時代まではイラストでお茶を濁されていたそうです。

怪獣「酋長」というネーミングが差別的と判断されるためか、再登場の機会に恵まれません。

元ネタであろうジェロニモ氏も別に悪人というわけではないですし。

一方、怪獣を蘇らせるという特性から、ゲーム作品ではよく登場します。

ウルトラマン、ジェロニモンまとめ

この話を幼少期に何百回も見たので、ウルトラマンオーブからしばらくの地球防衛軍軽視の作劇は受け付けなかったところがあります。

それでは(@^^)/~~~

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