ウルトラマンダイナ、地味なライバル、ダランビア、ネオダランビア!
はい皆さん、筆者です。
ウルトラマンダイナはよく他作品にゲスト出演する頼りになるウルトラマンですが、そのデビュー戦での相手はそこまで華のあるライバルではありませんでした。
今回は、ウルトラマンダイナ第1話、第2話に登場した怪獣、ダランビア、ネオダランビアを振り返っていこうと思います。
ではスタート!
スフィアの侵攻
地球平和連合TPCが宇宙で繰り広げていた演習に割り込んだのが、地球人の宇宙進出を嫌がる謎の知的生物、宇宙球体スフィアでした。
スフィアの攻撃で訓練生のアスカ・シンは被弾、宇宙に投げ出されます。
そこでアスカは謎の光と遭遇、光に飲まれて地球に生還し、特捜チーム、スーパーGUTSに入隊します。
そのアスカの初陣の相手となったのが、火星に出現した怪獣、ダランビアでした。
ダランビア
第1話に登場した、身長30メートルの怪獣です。
宇宙球体スフィアが火星に落下、火星の岩石を吸収して変異した、三本足のクモ型怪獣です。
スフィアの大群と共にTPCの火星開発基地を襲撃。
ネオマキシマオーバードライブエンジンで火星に到着したスーパーGUTSと戦います。
ダランビアの武器は、口から吐く糸状の熱線と、攻撃を無力化する亜空間バリアです。
撃墜されたアスカは、手持ちの銃で突撃。
その時、宇宙で遭遇した光がアスカから放たれます。
アスカは、新たな光の巨人、ウルトラマンダイナに変身。
その時に生じた光のパワーに吹き飛ばされ、ダランビアは溶けて消えます。
その後、光の刃を放つビームスライサー、フラッシュサイクラーでスフィアを壊滅させたダイナですが、ダランビアは再度、火星の土壌を吸収。
更に火星基地の破片も吸収し、より強大な合成獣、ネオダランビアに変身しました。
ネオダランビア
「超合成獣ネオダランビア」。
強化再生したダランビアで、その姿はクモ型から恐竜型に変異しています。
ダイナと格闘戦で激突。
頭角から発射する破壊光線と伸縮する腕、そこから放つ電撃でダイナを苦戦させます。
しかしダイナのハリケーンスウィングを食らって逆転。
ダイナのビームスライサーを、亜空間バリアで跳ね返すネオダランビアですが、更に威力の高い技、フラッシュサイクラーでバリアを突破されます。
そこにダイナの必殺技、ソルジェント光線が直撃し、ネオダランビアは完全に吹き飛ばされました。
ネオダランビアII
ダイナ最終章三部作第一話「新たなる影」で火星に出現したネオダランビアです。
スフィアの形態からアスカを襲撃し、変身。
またもダイナと激突します。
口からの光線と、四つん這いでサメのような形態になっての体当たりという新たな技でダイナと戦います。
亜空間バリアの威力が上がっており、ソルジェント光線を一発目は跳ね返しますが、二発目には耐えきれず、突破されて倒されました。
しかし、この戦いがTPC警務局に監視されており、ダイナの正体が露呈します。
スター性の薄さ
ダランビア、ネオダランビアをデザインした山口修さんは、「ファイヤーマン」の頃から円谷プロで活躍しているベテランです。
氏は鉱物などを吸収してスフィアが怪獣になる、という設定に忠実にダランビア、ネオダランビアをデザインしましたが、結果として岩のカタマリのような地味な怪獣となってしまいました。
そのため、前後作のウルトラマンティガ、ガイアに登場したもののようなスター怪獣にはなれませんでした。
サンダーダランビア
ウルトラマンギンガ第一話に登場した怪獣です。
倉庫からダイナ当時のネオダランビアの着ぐるみが「偶然出てきた」ので改造して新怪獣となりました。
今回は背中に発電所のジェネレーターが付いている電撃属性の怪獣です。
ギンガサンダーボルトで空中に吹き飛ばされ、倒されました。
ウルトラマンダイナ、ネオダランビアまとめ
岩塊に見える、というのは当時の書籍にも書いてあったことなんですが、宇宙怪獣なのに、帰ってきたウルトラマンの地底怪獣ゴルバゴスに似てるんですよね。
それでは(@^^)/~~~
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