ウルトラマントリガー、コイツは放っといた方が良いのでは?ヒュドラム!
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマントリガーに登場した同情のしようがない悪役、ヒュドラムに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
ヒュドラム、データ
「俊敏策士ヒュドラム」。
身長57メートル。
体重5万2千トン。
闇の三巨人の一人で、カルミラ、ダーゴンよりも百年早く眠りから覚めていました。
スピード戦を得意とし、腕の短剣「ダガーヒュドラム」とそこから放つ衝撃波「ヒュドラスト」が武器です。
普段は丁寧な言葉遣いをしますが、計画が失敗すると一転して狂暴化し、汚い言葉で怒鳴り散らす悪癖があり、カルミラ、ダーゴンからも持て余されています。
また自己中心的であり、本質的に他人を見下し、ネガティブな感情を煽り、自分の失態を棚に上げて開き直り、更には仲間たちを裏切ることも辞さない徹頭徹尾、嫌われる性格をしています。
ヒュドラム、劇中での活躍
三千万年前にウルトラマントリガーによって封印された闇の三巨人の一人であるヒュドラムですが、カルミラ、ダーゴンより百年早く覚醒。
リシュリア星を襲撃して住民を石化させ、その生命エネルギーを吸収して実質的に「食い殺す」などの残虐を働いていました。
そのリシュリア星人の生き残りが、因縁の相手となるトレジャーハンターのイグニスです。
地球ではエタニティコアを奪うためカルミラ、ダーゴンと結託します。
それには三千万年前の地球星警備団長、ユザレの力が必要なので、その末裔である地球防衛軍GUTSセレクトのシズマ・ユナ隊員を執拗に襲撃し、ユザレの力を目覚めさせようとします。
一方で、空中の生物、クリッターを集結させて怪獣ガゾートに変異させたり、一日に一時間だけ駆動する無敵のロボット、サタンデロスを送り込むなど破壊活動にも抜かりはありません。
カルミラ、ダーゴンとはピリピリしつつも良好な関係を築けているように見えましたが、それはとんでもない間違いで、ウルトラマントリガーに変身するマナカケンゴ隊員を恨むカルミラを、実は見下していました。
そのため、エタニティコアを得た暁には、カルミラとダーゴンを出し抜き、自らが闇の王になる野心を抱きます。
また、イグニスがリシュリア星人だと知った時は、被害者感情を逆なでするような暴言を吐いて彼を煽りました。
ヒュドラムの最期
全てを食べ尽くす怪獣、メツオーガとそれが変貌したメツオロチを送り込みますが、それも失敗。
精神生命体、キリエル人の精神干渉によって野心を吐露してしまい、カルミラとの決裂が決定的になります。
雷撃獣人バリガイラーにユナを誘拐させようとしますが、それも失敗。
エタニティコアに向かうイグニスと対立し、ユザレの力が覚醒したユナを殺害しようとしますが、イグニスがトリガーダークに変身。
これに対して巨大化し応戦します。
俊敏とは名ばかりではなく、トリガーダークを圧倒しますが、そこにウルトラマントリガーが、イグニスが仕掛けたトラップ、メカムサシンの剣を渡したことで互角の戦いに。
それでもヒュドラムはケンゴたちを人質にしてトリガーダークをなお苦戦させますが、イグニスの手に、グリッタートリガーエタニティキーが出現。
これを使った、闇と光が混合する強化ダークゼペリオン光線が炸裂し、ヒュドラムは撃破されました。
それでも生きていたヒュドラムですが、動きを封じたはずのカルミラによって決定打を与えられ、かつてリシュリア星人を食い尽くしたように、今度は自らがカルミラによって食われ、死亡しました。
その後のヒュドラム
トリガー最終回では、カルミラの操り人形として、GUTSセレクトの母艦、ナースデッセイ号に出現していますが、エタニティコア接続完了のエネルギーで消滅します。
ウルトラマンデッカーでは、トリガーの手で救済されたカルミラがどこかへ新天地を探しに行く時に、ダーゴンとヒュドラムのエネルギーを同行させていますが、ダーゴンはともかく、ヒュドラムは置いていった方が良いのでは。
また、メツオロチ掃討作戦に参加した下積み時代のムラホシ隊長が戦った相手でもあることが語られました。
ウルトラマントリガー、ヒュドラムまとめ
ということで、今回はヒュドラムを振り返りました。
卑怯者だったり、人を見下す者はろくな死に方をしないということですね。
それでは(@^^)/~~~
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