初代ウルトラマン、設定の大渋滞、怪獣ゲスラ!
はい皆さん、筆者です。
今回は人類のちっぽけな知識では説明が難しい怪獣、ゲスラに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
ゲスラ、データ
「海獣ゲスラ」。
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身長60メートル。
体重1万トン。
出身地、ブラジル〜東京湾。
武器、エリの毒針。
ブラジルのトカゲが東京湾の汚水の影響で巨大化した怪獣です。
ゲスラとは
ゲスラは本来、ブラジルでカカオ豆につく害虫を食べるトカゲで、両生類です。
えっ?どっち?
ゲスラは大人しい動物ですが、大きな音で刺激されると凶暴化し、ジャガーにでも向かっていってこれを倒してしまいます。
弱点は背びれで、これをもぐと死んでしまいますが、その周りを多量の毒針が守っています。
ブラジル産のカカオ豆について日本にやってきたゲスラは、東京湾の汚水によって巨大化しました。
東京湾の異変
科学特捜隊に妙なニュースが入りました。
横浜で、20メートルもあるサメが死んでいたという情報です。
しかも、何者かに噛み殺された傷跡が着いていたとのこと。
アラシ隊員は、おおかたタンカーにでも跳ねられたと軽く考えますが、ハヤタ隊員は異常さに気付きます。
まず、そのサメがなぜ20メートルにも巨大化したか。
そしてそのサメを噛み殺したのは何者か。
横浜の怪獣
科学特捜隊になぜか出入りできるホシノ少年は、その日、友達と横浜に遊びに来ていました。
そこで海を渡る巨大な背びれと、港で暗躍する指名手配のギャング、ダイヤモンドキックを目撃します。
船員のおじさんから、その背びれはカカオ豆につくトカゲ、ゲスラだと教えられるホシノ少年たち。
一方、ダイヤモンドキックは港でカカオ豆の積み荷を待っていました。
その豆に紛れ込ませて、ダイヤモンドを密輸する策略でした。
しかし、東京湾の汚水の影響で巨大化したゲスラが上陸。
サメを噛み殺したのはゲスラでした。
ゲスラは大きな音で凶暴化する動物ですが、それを知らないダイヤモンドキックはピストルを発砲。
これで完全に暴走したゲスラは、港を荒らし回ります。
ウルトラマンvsゲスラ
ハヤタ隊員はウルトラマンに変身、毒針に苦戦しつつ水中戦に持ち込み、弱点の背びれをもぎ取って撃破しました。
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東京湾に沈んでいくゲスラ。
ゲスラの暴走で瓦礫の下敷きになったダイヤモンドキックは、ハヤタ隊員によって逮捕され、事件は解決しました。
キングゲスラ
「大決戦!超ウルトラ8兄弟」に登場したゲスラで、ウルトラマンメビウスの世界の横浜に出現した怪獣です。
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スーパーヒッポリト星人が、横浜の海底のゲスラを強化再生させた個体と思われます。
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この映画では一般市民であるダイゴが、昔見ていたテレビ番組「ウルトラマン」の知識から、ゲスラの弱点は背びれだとウルトラマンメビウスに伝えます。
それを受けてメビウスが背びれをもぎ、メビュームシュートで粉砕しました。
その後、倒された怪獣たちと合体してギガキマイラの一部になっています。
ウルトラマンXでのキングゲスラ
ダークサンダーエナジーによって凶暴化したキングゲスラが出現。
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首の毒針を、マシンガンのように連続発射して、ウルトラマンXのモンスアーマーをも撃ち破ってしまう戦闘力を見せます。
最後はエクスラッガーで浄化され、ザナディウム光線でスパークドールズに凍結されました。
ウルトラマンタイガのキングゲスラ
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主人公、工藤ヒロユキの小さい頃の友達、チビスケという形で、幼少期のゲスラが登場。
その後、キングゲスラとなりますが、ウルトラマントレギアに用済みと断じられ、殺されました。
ウルトラマンデッカーでのキングゲスラ
新創獣ネオメガスと戦う形で野生のキングゲスラが登場。
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ネオメガスのパワーには手も足も出ず、口中に熱線を吐き込まれて爆死しました。
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ゲスラあれこれ
完成作品では「両生類でトカゲ」というよく分からない説明がされていますが、当初はカカオ豆に寄生するゲラン蜂の幼虫が巨大化する予定でした。
この幼虫は、東宝の「モスラ」の幼虫の着ぐるみを改造する想定がされていたそうです。
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完成作品での着ぐるみは、ウルトラQの怪獣、ピーターが改造されて作られました。
カカオ豆につくトカゲ、という性質ですが、人間以外の脊椎動物にとって、チョコレートは毒物だそうです。
動物を飼っている人は気をつけましょう。
ウルトラマン、ゲスラまとめ
デッカーのキングゲスラの倒され方が2014年版のゴジラそっくりなんですよね。
狙った演出だと思われます。
それでは(@^^)/~~~
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