初代ウルトラマンの最大のライバル！バルタン星人！
はい皆さん、筆者です。
今回は初代ウルトラマンから何度も登場しているバルタン星人に関して語っていこうと思います。
ではスタート！
初代バルタン星人
身長ミクロ〜50メートル。
体重ゼロ〜1万5千トン。
出身地、バルタン星。
武器、冷凍光線、白色破壊光弾、分身能力。核実験によって母星を失った侵略宇宙人です。
バルタン星の爆発によって、帰る場所を失った20億3千万のバルタン星人は、住める星を探して宇宙船で宇宙を放浪していました。
あいにく、宇宙船の重力バランスが狂ったので、修理のために地球に立ち寄りました。
修理に必要なダイオードがある御殿山の科学センターで、職員たちを冷凍光線で凍結し、占拠していました。
科学特捜隊のハヤタ隊員は、バルタン星人と交渉。
地球の風俗、習慣に馴染み、地球の法律を守るなら共存もできるという話になりますが、彼らの総数と、彼らには生命という概念が無いことを知ります。
火星に住めば良い、という提案も、火星には彼らの嫌いな何かがある、ということで断られます。
そしてバルタン星人も、地球を実力で奪う意志を表明し、交渉は決裂。
身長50メートルに巨大化したバルタン星人に、防衛軍は核攻撃を敢行しますが、それすら通用せず、白色破壊光弾が街を破壊していきます。
科学特捜隊のムラマツキャップは、火星にある物質、スペシウムがバルタン星人の弱点だと看破します。
ハヤタ隊員はウルトラマンに変身、手を交差して放った光線でバルタン星人を倒しました。
これで、ウルトラマンの武器にスペシウム光線というネーミングが為されます。
そして彼らの宇宙船を宇宙へ運んでいくウルトラマン。
夜明けの街に大爆発の音が響きました。
これでバルタン星人の野望は砕かれたと思われたのですが。
バルタン星人二代目
ウルトラマンに宇宙船を破壊されたバルタン星人の生き残りが復讐を決意しました。
武器、重力操作、スペルゲン反射光、光波バリア、ハサミからの火炎。
まずは金星ロケット、おおとりをジャックし、開発者兼パイロットの毛利博士に乗り移って、科学特捜隊とウルトラマンを宇宙におびき出します。
その間に別働隊が地球を侵略するという作戦です。
科学特捜隊は、戦闘機、ジェットビートルに宇宙用ロケットエンジンを装備した宇宙ビートルでおおとりの救出に出動。
しかし、バルタン星人となった毛利博士の重力操作で、彼らの新天地、R惑星に吸い寄せられます。
一方、地球。
大量に分身したバルタン星人の別働隊に、科学特捜隊のイデ隊員が、スペシウム光線と同じ効果を発揮する銃、マルス133で孤軍奮闘しています。
R惑星では、ビートルの前に巨大なバルタン星人が出現。
スペシウム光線で一気に仕留めようとするウルトラマンですが、バルタン星人はスペシウム光線を跳ね返す反射板を装着していました。
跳ね返ったスペシウム光線と重力嵐に苦戦するウルトラマンですが、スペシウム光線を円盤状に集束した武器、八つ裂き光輪を投げ、バルタン星人を切り倒しました。
そしてテレポーテーション能力を発動したウルトラマンは、別働隊が暴れる地球に瞬間移動。
八つ裂き光輪を放つも、これはバルタン星人の奥の手、光波バリアに跳ね返されます。
ウルトラマンは、直ちに目からウルトラアイスポットを発射、バリアの効果を破壊し、八つ裂き光輪でバルタン星人を切り裂くと、更にその破片をスペシウム光線で爆破しました。
R惑星に取り残された科学特捜隊も、協力者、岩本博士が開発したロケット、フェニックスに救出されました。
バルタン星人三代目
メフィラス星人が、自分の力を見せつけるために市街地に出現させましたが、特に何もしなかったので、立体映像だった可能性があります。
バルタン
「ウルトラファイト」に登場した、妙にハサミの丸いバルタン星人です。
バルタン星人Jr
帰ってきたウルトラマンに登場したバルタン星人です。
父の仇であるウルトラマンに復讐するため、ロボット怪獣ビルガモを駆って帰ってきたウルトラマンを襲いますが、そのビルガモが倒されます。
その後、出現。
ビルガモを倒して疲労困憊している筈の帰ってきたウルトラマンに、「勝負は1回の表だ！」と捨て台詞を残して逃げ去りますが、スペシウム光線を食らって消滅しました。
ザ☆ウルトラマンのバルタン星人
科学警備隊のヒカリ隊員がウルトラマンジョーニアスに変身する瞬間を収めたフィルムで、彼を挑発。
トラップがしかけられた洋館で抹殺を図りますが、ジョーニアスのプラニウム光線で粉砕されました。
バルタン星人5代目
ウルトラマン80に登場したバルタン星人で、80をバルタン星の動物園に入れるという妙な目的で出現。
80に母船に叩きつけられて爆死しました。
バルタン星人6代目
同じく80に登場。
ニセのUFO写真で起こる子供同士のケンカを広げて世界大戦を起こそうという、理解し難いビジョンの計画を開始。
ハサミから発射する光線、エクシードフラッシャーは80のサクシウム光線を相殺する威力を誇りますが、初代ウルトラマン直伝の八つ裂き光輪で倒されました。
パワードバルタン星人
ウルトラマンパワードに登場。
今回は核実験によって母星を失ったという属性がオミットされ、純粋な侵略者になっています。
武器は分身能力、ハサミからのバイオビームと反重力波です。
ウルトラマンパワードのメガスペシウム光線で消滅し、母船も撤退しますが、その後、彗星怪獣ドラコでパワードのデータを取り、最強怪獣ゼットンを繰り出します。
パワードが倒れた状況で、ボス格のサイコバルタン星人が操る母艦が特捜チーム、ＷＩＮＲの前に出現。
ＷＩＮＲのレーザー砲による抵抗と、そこに飛来したパワードの「友達」による一斉攻撃で母艦が爆発しました。
ウルトラマンコスモスのバルタン星人
ここでは環境汚染によって母星に住めなくなったバルタン星人の親が、子供たちに良い環境を与えたくて地球侵略を選ぶというドラマが描かれます。
強化形態、ネオバルタンに変身してコスモスと戦いますが、コロナモードの戦闘力に敗れ、自爆。
バルタン星人の子供たちは宇宙船で、再びどこかへ旅立っていきました。
ダークバルタン
ウルトラマンマックスに登場した最強のバルタン星人で、クローン再生による超巨大化、分身、攻撃の無力化、重力攻撃などを駆使してマックスを圧倒します。
銅鐸の音色で戦意を失い、バルタン星の再興のために帰っていきました。
ウルトラマンXのバルタン星人
劇場版で、ファントン星人のグルマン博士の回想シーンに登場。
大量に分身していましたが、初代ウルトラマンのスペシウム光線で殲滅されました。
バルタン星人あれこれ
初代の着ぐるみは、ウルトラQのセミ人間の改造で、デザイナーの成田亨さんのイメージが反映されたのは二代目です。
生みの親の飯島監督が、コスモス、マックスで完結させてしまっているので、バルタン星人のドラマというのはやりにくくなったようです。
初代ウルトラマン、バルタン星人まとめ
生命の概念が分からない宇宙人、というSF的な深みに圧倒されますね。
それでは(@^^)/~~~
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