ウルトラマンガイア、人類の業のカタマリ、イザク！
はい皆さん、筆者です。
今回は絶滅動物が怪獣になった、ウルトラマンガイアのアルテスタイガー怪獣イザクに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート！
イザク、データ
「アルテスタイガー怪獣イザクプラチアード」。
この投稿をInstagramで見る
身長62メートル。
体重5万4千トン。
出身地、アルテ平原。
ウルトラマンガイア第43話「銀色の眼のイザク」に登場した怪獣です。
アルテスタイガーというトラのクローン再生体が、破滅招来隊に改造されて誕生した怪獣です。
武器として、戦闘機、XIGファイターのミサイルを簡単に回避するジャンプ力と機敏性、怪力を生かした肉弾戦、口から吐く火炎があります。
怪獣になるまで
アルテの虎、アルテスタイガーは、昔アルテ平原に生息していた「地上でもっとも美しい虎」と呼ばれた動物です。
しかし、毛皮や薬になる骨の採集の為に乱獲されてしまい、1970年代に最後の一頭「銀色の眼のイザク」が殺害されたことで絶滅しました。
イザクの細胞は、自然保護などを行う岩倉財団に保管されていました。
そこでクローン化されて現代に復活する予定でしたが、そのクローン体が、研究所を襲った破滅招来隊によって強奪され、怪獣に改造されてしまいました。
アグルの優しさ
イザクは生前に、重油が混じった水を飲んでいました。
その記憶が残っているので、怪獣になっても石油コンビナートを襲撃します。
ウルトラマンアグル、藤宮博也は、怪獣の素性を知り、変身。
この投稿をInstagramで見る
怪獣を地球防衛軍XIGの攻撃から庇います。
アグルはイザクの荒んだ心を鎮めるために反撃しないことを選びます。
イザクはそのアグルに、火炎を浴びせて大ダメージを与えますが、XIGの攻撃を受けて撤退しました。
恨みではない
病院に担ぎ込まれた藤宮は当初、イザクはアルテスタイガーを絶滅させた人類を恨んでいると考えていたが、これが思い上がりだったことをウルトラマンガイア、高山我夢隊員に語ります。
イザク自身は、同胞が滅びたことを知らないのです、
本当はただ「生きたい」という本能と意志のまま行動していただけでした。
藤宮は、イザクの声が聞こえた旨を語ります。
その翌日、川崎石油コンビナートを襲撃するイザク。
藤宮は我夢に、躊躇えばお前がやられる、と忠告。
XIGの石室コマンダーも、なぜ破滅招来体がイザク動物だった頃の痕跡と本能を残したのかについて、「人類も他の生物に対して破滅招来体となる可能性を分からせようとしている」と考えていました。
そして、自分たちがイザクを倒すことを躊躇えば、破滅招来体は人類が絶滅させた全ての動物を怪獣にして送り込んでくるとも。
我夢はウルトラマンガイアに変身。
ガイアvsイザク
イザクはガイアと激突。
この投稿をInstagramで見る
何とこのイザクは恐ろしく強く、スプリーム・ヴァージョンとも互角にやり合います。
ウルトラマンガイアは必殺のフォトンストリームを繰り出そうとしますが、イザクの声が聞こえました。
「俺は生きる」という心からの声を受け、ガイアは光線を放つことを躊躇います。
アルテスタイガーを二回も絶滅させる人類
イザクはそのままガイアと長時間の肉弾戦を繰り広げますが、最後は覚悟を決めたガイアがスプリームキックを叩き込みます。
吹き飛び、昇天していくイザク。
人類はアルテスタイガーを二回も絶滅させてしまいました。
深く傷ついた我夢に、藤宮は言います。
「人間は、自分たちが過去に犯した過ちを、自分たちの痛みとして背負っていかない限り、本当に変わることはできないんじゃないか」
イザクあれこれ
火炎放射器でCG無しの大迫力の火炎を吐いてくれますが、着ぐるみに火炎放射装置を仕込んだ最後の怪獣です。
消防法が厳しくなったため、仕方ないのです。
脚本の初稿ではアルテスタイガーの設定ではなく、実在した絶滅種「カスピアンタイガー」が変異したという設定だったそうです。
「銀色の眼のイザク」ですが、佐川和夫監督によれば、怪獣の眼を銀色に見せる事は難しいのでイザクの眼を緑っぽい色にして、電飾を通常の倍光らせて「銀色の眼」を表現したとか。
ちなみにイザクの声の担当声優は未だに不明です。
この投稿をInstagramで見る
ヤプールじゃないんだから。
ウルトラマンガイア イザクまとめ
スピード、パワー、火炎、カッコいいと天からいくつも与えられた名怪獣ですね。
それでは(@^^)/~~~
コメント