ウルトラマンガイア、背中に太陽、口から火球、怪地底獣ゾンネル!(強殖装甲ガイバーのメロディーで)
はい皆さん、筆者です。
核融合と核分裂は似て非なるものです。
原子力を使ったテクノロジーはまだ核分裂の話で、核融合は太陽など、光と熱を発する恒星の話になります。
今回は核融合を起こしている怪獣、ゾンネルに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
ゾンネル、データ
「甲殻怪地底獣ゾンネル」。
ウルトラマンガイア、17.18話に登場。
身長89メートル。
体重10万トン。
出身地、美宝山。
武器、口からの火球、背中の核融合炉。
地底に眠っていた怪獣で、背中の甲羅に核融合炉を持ち、これが開くと小惑星でも吹き飛ばせる威力の熱線を発射します。
ディグローブとゾンネル
超巨大天体生物ディグローブが、地球との激突コースを辿る中、ウルトラマンアグル、藤宮博也は美宝山の地底に眠るゾンネルを目覚めさせ、機械語デコーダーによってコントロールします。
ゾンネルの甲羅には、太陽と同じ核融合炉が入っており、もし都市部で爆発すれば甚大な被害が出ます。
藤宮は、ディグローブを破壊し、その衝突から地球を救うためにゾンネルを利用したのですが、ウルトラマンガイア、高山我夢隊員はゾンネルの熱エネルギーを仮にディグローブにぶつけたら、という結果を試算します。
ディグローブが吹き飛ぶと、爆発エネルギーで多量の死者が出ることが明らかに。
藤宮はそれが分かっていながら、ゾンネルを目覚めさせました。
人命は気にしていないのです。
我夢隊員は、ディグローブが衝突すること、ディグローブが吹き飛んで死者が大勢出ること、どちらも受け入れられず、ウルトラマンガイアに変身。
アグルとガイア、前哨戦
ガイアは必殺光線、クァンタムストリームでゾンネルを倒そうとしますが、その甲殻を破ったら熱エネルギーが解放されることを思い出し、攻撃をためらいます。
しかし、そうしている間にもディグローブは地球に迫ってきています。
ガイアを邪魔者と断じた藤宮は、ウルトラマンアグルに変身。
ガイアの横面を殴り、光線技、アグルスラッシュでガイアを弾き飛ばすと、ゾンネルの甲羅を開き、熱エネルギーをディグローブへ発射しました。
爆発するディグローブ。
ガイアは全力で高空へ飛び、超大型のバリアを展開。
爆発エネルギーから都市を守り、辛うじて事態は収拾しました。
そして、エネルギーを解放して眠りについたゾンネルを、地中へ戻すガイア。
しかしこの事件がきっかけで、アグルはガイアと地球防衛軍XIGへの対立姿勢を強めることになります。
ゾンネルII
出身地、アリゾナ、スコッツデール。
24話に登場。
地球を救うために、積極的に人類を滅ぼさなくてはいけないと決断したアグルが、アリゾナに飛んで覚醒させた第二のゾンネルです。
汎地球防衛連合GUARDの柊准将が率いる戦車部隊を火球で壊滅させ、XIGの空軍チーム、クロウの攻撃も通用しませんが、ガイアと対決。
ガイアの鎮静光線、ガイアヒーリングでアグルの影響から解放され、地中へ戻りました。
その後、最終回にも登場。
背中の核融合炉のエネルギーを小出しにして、破滅招来体のイナゴを焼き払いながら戦い、XIGによるガイアとアグルの復活作戦に協力。
核融合エネルギーを東京へ送り、復活に貢献しました。
その後のゾンネル
最終回の続編となるオリジナルビデオでは、GUARDアメリカのミサイルでゾンネルが倒されていますが、これが以前の二匹のどちらかなのか、それとも三匹目なのかは判然としません。
ウルトラマンブレーザーでは、地球防衛隊により掃討されたことが語られます。
またウルトラマンゼットの裏設定でも、ウルトロイドゼロの出現に警戒している地球怪獣の一体として存在が語られましたが、どちらも劇中に姿を現したわけではありません。
ウルトラマンガイア、ゾンネルあれこれ
古代人はゾンネルを見て「玄武」と定義し、よって四聖獣が生まれたという裏設定もあります。
脚本家の古怒田さんは、ゾンネルの設定を作り、後から自分がウルトラマンダイナで書いた灼熱怪獣ソドムとそっくりなことに気付いたとか。
ウルトラマンガイア、ゾンネルまとめ
何か二匹目以降は、核融合炉の設定がどこに行ったのか容易に倒されていますが、確かに甲羅さえ破れば自爆は簡単かも知れませんね。
それでは(@^^)/~~~
コメント