ウルトラマンティガ、要塞怪獣リガトロン。
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマンティガに登場した、複合怪獣リガトロンに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
リガトロン、データ
「複合怪獣リガトロン」。
身長67メートル、体重7万7千トン。
出身地、木星衛星軌道付近。
宇宙怪獣襲来
高空をパトロールしていた特殊捜査チームGUTSのダイゴ隊員とシンジョウ隊員は、木星調査船、ジュピター3号の行方不明事件を思い出し、センチになっていました。
二人が乗っているガッツウイング1号のレーダーに、地球へ落下してくる巨大な物体が引っかかります。
物体は、鹿島灘沖に落下。
鹿島灘には、次世代宇宙ロケット用の高純度エネルギー備蓄基地がありました。
落下した物体は怪獣でした。
備蓄基地に進撃する怪獣、リガトロン。
GUTSは出撃しますが、レーザー砲が通じません。
備蓄基地は、基地防御用の電磁シールドを展開して怪獣を包囲しますが、怪獣の目が輝き、防御システムが停止してしまいます。
悠々と高純度エネルギーを吸収するリガトロン。
ガッツウイング1号のミサイルが直撃し、怪獣は背中のロケットを点火させ、高空へ逃げていきました。
ジュピター3号との関係
備蓄基地の防御システムは、外部からのハッキングで初期化されてしまったとのこと。
このシステムには、強力なウイルスプロテクターがプログラミングされていますが、GUTSのホリイ隊員は、この防御システムのプログラマーならセキュリティを突破できると気付きます。
そのプログラマーはエザキ博士といい、ジュピター3号で行方不明になっている人物でした。
地球平和連合TPCのナハラ参謀は、GUTSのイルマ隊長に、行方不明になったジュピター3号のクルーがここ最近、家族のところに出現した形跡があることを伝えます。
宇宙開発局もクルーの家族の周囲を嗅ぎ回っていることを知り、情に厚いシンジョウ隊員は怒ります。
安否を気遣う家族の気持ちを土足で踏みにじっている、と。
備蓄基地で発見された怪獣の体組織からは、ジュピター3号の外壁の一部が発見され、ヤズミ隊員はエザキ博士が残した地球へのメッセージを探り当てました。
吸収されたジュピター3号
メッセージによると、ジュピター3号が木星の衛星軌道に乗った時に、謎のエネルギー生命体が出現。
そのエネルギー体に取り込まれたジュピター3号とクルーは、怪獣に変貌し、次のエネルギー源を求めて地球に来たということでした。
クルーの知識も能力も、ジュピター3号の燃料も外壁も怪獣に利用されているのです。
だからエザキ博士の知識でセキュリティを突破できました。
再び出現したリガトロンは、発電所を襲撃。
TPC上層部は、怪獣を撃滅する命令を下しました。
墜落コンビの伝説の始まり
GUTSはガッツウイング1号、2号で攻撃を開始しますが、ダイゴ隊員とシンジョウ隊員が乗ったガッツウイング1号は、リガトロンの爪からの光線を受けて墜落します。
今後、このコンビは息をするようにガッツウイングを墜落させることになるのですが。
とにかく気絶したシンジョウ隊員を寝かせて、ダイゴ隊員はウルトラマンティガに変身します。
強固な怪獣
ティガは怪獣のビーム攻撃に対し、手裏剣光弾を放つハンドスラッシュを見舞い、更にパワータイプに変身。
一進一退の攻防の末にデラシウム光流を撃ち込みますが、ジュピター3号の外装を持つリガトロンには通用しません。
強固な装甲と大出力を併せ持つリガトロンに苦戦するティガ。
外側から攻撃してもびくともしない、というレナ隊員の言葉から、シンジョウ隊員は突破口を発見しました。
人間の誇り
シンジョウ隊員の提案で、GUTS基地からジュピター3号のコンピューターに、クルーの家族の写真データが送信されます。
このことでクルーの意識が覚醒しました。
クルーの意識が、怪獣が蓄えているエネルギーを逆用し、内側からリガトロンを攻撃します。
そして爆発と共に3つの光の球が抜け出し、怪獣は力を失います。
そこにティガはゼペリオン光線を発射し、完全に怪獣を粉砕しました。
夕闇。
怪獣から抜け出した光の球が、上空へ昇っていきます。
それはジュピター3号のクルーでした。
彼らは人間を超えた光の生命体になり、無限に広がる宇宙へ旅立っていくのでした。
その後のリガトロン
再登場の機会は全くありません。
エザキ博士という人物自体はまだ語られるエピソードがあるのですが。
ジュピター3号を乗っ取ったエネルギー生命体は、続編の「ウルトラマンダイナ」に登場するスフィアとの類似性がよく指摘されます。
ウルトラマンティガ リガトロンまとめ
これが第四話という早い段階の話で、デラシウム光流が通用しない展開だったため、デラシウム光流は弱い!という印象が強く刻み込まれてしまいました。
それでは(@^^)/~~~


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