ウルトラマンコスモス、初の実体カオスヘッダー、イブリース!
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマンコスモスに登場した実体カオスヘッダー、イブリースに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
イブリース、データ
「カオスヘッダー・イブリース」
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身長66メートル。
体重6万1千トン。
ウルトラマンコスモス第26話「カオスを倒す力」に登場した怪獣です。
その正体は、光のウイルスであるカオスヘッダーが人間の怒りと憎しみの感情を学習し、他の怪獣に寄生せず単独で実体化したものです。
最初の実体カオスヘッダーで、左右非対称の形態です。
イブリースの戦力
イブリースは戦闘用形態である、赤いコロナモードのウルトラマンコスモスと互角の高い戦闘力を持っていて、片手でコスモスを持ち上げて投げ飛ばす怪力、目から放つ破壊光線などが武器です。
また、エネルギーの波動を発生させる能力も持っていて、バリアや衝撃波の弾丸などを放つことも可能です。
実体化した状態で他者に寄生することはできないと思われますが、相手を分析することは可能です。
実際、コスモスのボディに爪を立て、ウルトラマンの情報を吸い上げています。
イブリースが現れるまで
カオスヘッダーは、クジラの怪獣、カオスジラークを生み出した事件で人間の心に興味を持ち、東京で多くの人々に憑依し、精神構造を分析していました。
都外から出張に来たサラリーマン、狩野良一も寄生されてしまいます。
狩野は、息子の正太に会いたいという気持ちを武器に、正太のパソコンに辛うじてメッセージを送りました。
そして、自分が都内の埠頭の倉庫にいることを伝えます。
正太は、東北から父を助けるため、一人で東京を目指します。
そこで調査に出ていた怪獣保護チームEYESのムサシ隊員と出会い、父の居場所へ向かいます。
疲れて眠ってしまった正太。
ムサシは正太を車に残して建て物へと潜入し、良一を発見します。
良一の顔には禍々しい紋様が広がっていて、父親とは思えない凄まじいうめき声をあげます。
コスモスvsイブリース
カオスヘッダーが良一の体を操っています。
事情を理解したムサシは銃を向け、なぜ人間に取り憑くのかと問います。
カオスは、人間の感情は面白いと言ってのけ、目からビームを発射してムサシを攻撃します。
目を覚まして倉庫に入ってきた正太。
カオスはムサシを手からの波動弾で吹き飛ばし、更に正太まで手にかけようとします。
しかし正太の説得で、良一は正気を取り戻し、カオスヘッダーは良一の体から分離。
光の粒子の姿で飛び、周辺を破壊して火の海に変えると、結集して実体化します。
ムサシはウルトラマンコスモスに変身しますが、実体カオスヘッダーであるイブリースはコスモス・コロナモードにも優勢で、EYESの戦闘機、テックサンダーによる援護も通じません。
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その時、良一と正太が再会を喜んでいました。
その様子を見て、イブリースは彼らを吹き飛ばそうとしますが、直前、いきなり苦しみ、実体を保てなくなります。
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そこにコロナモードの最強技、ネイバスター光線を食らい、粉砕されました。
なぜ自壊
なぜイブリースは自壊したのか。
これはシノブ副隊長が、親子の愛情や優しさを理解できなかったため、と推測しています。
ムサシは、怒りや憎しみだけが人間の全てではない事を確信します。
ですが、この強敵との戦いはムサシの心に、強さへの渇望を芽生えさせるのでした。
イブリースあれこれ
イブリースとは、イスラム教の魔神の名前が元ネタです。
ウルトラマンコスモス、カオスヘッダー・イブリースまとめ
ということで今回は、ウルトラマンコスモスのイブリースを振り返りました。
人間の家族への慕情を怪獣が理解できないってウルトラマンティガでもありましたね。
それでは(@^^)/~~~
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