ウルトラマンティガ、メタ世界に片足突っ込んだ実は大物宇宙人、チャリジャ!
はい皆さん、筆者です。
実はこの人、すごい人でした。
今回はウルトラマンティガに登場した宇宙人、チャリジャに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
宇宙魔人チャリジャ
ウルトラマンティガ49話「ウルトラの星」に登場した宇宙人です。
怪獣バイヤー、と名乗り、怪獣を売買するのが生業と思われます。
人間サイズで、直接巨大化するなどの戦闘力はありません。
一応、指から光弾を発射するくらいのことはできるのですが。
怪獣を探す男
特殊捜査チームGUTSのダイゴ隊員がパトロール中に見た不思議な男。
ヤナカーギー、という謎の存在がいないことを寂しがり、怪獣を欲しがり、ぬいぐるみの怪獣ですら入手しようとします。
怪獣専門の会社、円谷プロに出向き、円谷英二監督に会いたい旨を言いますが、1965年に行けば会えると返されます。
そこでチャリジャと名乗る男は、カバンの謎の機器を操作し、タイムトラベル。
1965年、ウルトラQ撮影中の円谷プロへ出かけました。
怪獣が欲しい
生きている怪獣が欲しい、円谷監督に会いたい、の一点張りで話が通じないチャリジャ。
1965年当時の円谷プロのスタッフも対応に困ります。
ウルトラQ撮影中のスタジオを覗き見している所で、追ってきたダイゴ隊員と遭遇。
傘に乗って空中浮遊し、手から光弾を放って戦いますが、ダイゴ隊員の射撃に逃げます。
ヤナカーギーは竜ヶ森湖
その後も円谷監督らを監視するチャリジャ。
何故かビールのジョッキに映っているという妙な演出も取られます。
円谷監督は、新番組の脚本が書けなくて煮詰まっている金城哲夫氏に、竜ヶ森湖で宇宙人と出会ったことを明かし、励まします。
宇宙人は「ウルトラマン」といい、竜ヶ森湖に怪獣を沈めたということでした。
これを受け、チャリジャは、「ヤナカーギー」はこの時代の竜ヶ森湖にいると知ります。
そして竜ヶ森湖に光線を放ち、自慢の怪獣ヤナカーギーを復活させました。
自らも宇宙人の姿に戻り、破壊を命じます。
ウルトラマンたち
ダイゴ隊員は、ヤナカーギーと戦うためウルトラマンティガに変身。
しかし、怪力とエネルギー吸収能力に苦戦し、カラータイマーが点滅してしまいます。
その戦いを見ていた円谷監督の想いがオーラとなり、赤い球に変化。
ティガを助けた赤い球は、光となって、初代ウルトラマンを出現させます。
驚いたチャリジャ。
「ウルトラマン!?懐かし〜い」
初代ウルトラマンは、ティガにエネルギーを供給し、回復させます。
立ち上がったティガは、ヤナカーギーにゼペリオン光線を発射。
初代ウルトラマンもスペシウム光線を発射し、この同時攻撃でヤナカーギーは吹き飛びました。
自慢の怪獣だったヤナカーギーを倒され、ガッカリするチャリジャ。
ウルトラマンたちに、「また会おう!」と言い残し、消えていきました。
その後のチャリジャ
ウルトラマンティガのBlu-ray特典映像で、人間態本人が出演。
あの時、初代ウルトラマンからティガに注がれた光を分析すれば、ウルトラマンを倒せるかも知れない、という野望を抱いていました。
しかし最終的に、あの光は人の夢そのものなのだと自ら結論を出し、また別のアプローチを考えるため去りました。
小説
小説「ウルトラマンティガダイナ&ガイア」では、かつて赤い球が出現して破滅寸前に行った、劇場版ウルトラマンガイアの世界に登場。
あちこちの並行世界を渡り歩き、ティガ、ダイナ、ガイアだけでなく、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンネクサスの怪獣も集め、更に新怪獣、カイザーギレラス13世も実体化させました。
しかし、昔「テレビ番組のウルトラマンガイアで主役を演じた俳優、吉岡毅志」がウルトラマンガイアに変身。
そこにテレビシリーズの世界からウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、GUTS、スーパーGUTSもやってきたため、怪獣軍団が全滅。
必ず赤い球をもらいに来る、と宣言して逃げて行きました。
チャリジャあれこれ
どうも現実世界と作中世界を渡り歩く、時間と次元を超えた存在のようです。
ネーミングはチャップリンで、宇宙人形態の造形がどことなくケムール人を思わせるのも、脚本家の上原正三さんの案だそうです。
ウルトラマンティガ、チャリジャまとめ
人間態と宇宙人形態のスーツアクターを兼任した町田剛さんは、ウルトラセブンやウルトラマンガイアにも出演されています。
ネットサーフィンしてたらXにアカウント作っておられてビックリしました。
それでは(@^^)/~~~
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