初代ウルトラマン、野生の力、ゴモラ!
はい皆さん、筆者です。
今回は初代ウルトラマンに登場して以降、様々なウルトラマンと戦ってきた古代怪獣ゴモラに関して振り返っていきたいと思います。
ではスタート!
ゴモラ、データ
「古代怪獣ゴモラ」。
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身長40メートル。
体重2万トン。
出身地、ジョンスン島。
1億5千万年前に生息していた怪獣の生き残りです。
万国博のため
このエピソードは当時、話題になっていた大阪万博が重要なキーワードになってきます。
阪神大学の中谷教授は、南太平洋のジョンスン島で古代怪獣ゴモラザウルスの生き残りを発見。
万博に展示するために、生きたゴモラを日本に持って帰るという計画を出します。
万博のためと言われると断れない科学特捜隊は、UNG麻酔弾でゴモラを眠らせ、戦闘機、ジェットビートル3機で空輸する作戦を展開。
麻酔の効き目は6時間続くはずでしたが、効果が薄かったことと気温の変化でゴモラは覚醒。
2000メートルの高度から落下したゴモラですが、それで死ぬどころか、本来の生活力を取り戻し、落下した六甲山で恐るべき大怪獣と化しました。
科学特捜隊と自衛隊の攻撃を受けて地底に逃げるゴモラ。
どこに出現するか分からないので、大阪の街は恐怖のドン底に叩き込まれました。
そして、万博建設現場に出現するゴモラ。
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ウルトラマンが登場しますが、ゴモラの野生の力は凄まじいもので、圧倒されます。
尻尾の猛攻でスペシウム光線を撃つ暇すら無く、一方的に叩きのめされるウルトラマン。
しかもその際に、変身に使うベーターカプセルを落としてしまいます。
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ゴモラはウルトラマンに完勝して地底に潜りました。
大阪決戦
ウルトラマンが落としたベーターカプセルは、怪獣大好きな少年、治が拾っていました。
科学特捜隊は、大阪タワーを拠点に決戦の体制に。
果たして中之島方面に出現したゴモラに、科学特捜隊と自衛隊は総攻撃。
強力なレーザー銃、マルス133が炸裂し、ゴモラの最大の武器、尻尾が切断されました。
逃げるゴモラに科学特捜隊は発信機を命中させ、地底に逃げても居場所が分かるようにします。
残った尻尾がトカゲの尾のように暴れ出しますが、これは科学特捜隊の集中砲火を食らって沈黙しました。
ここでハヤタ隊員は、自分がベーターカプセルを紛失したことに気づきます。
大阪城崩壊
発信機で追跡されているゴモラは、大阪城に出現。
尻尾を失い、自衛隊伊丹基地の猛攻撃を食らってなお暴れ続けるゴモラは、大阪城を破壊します。
科学特捜隊は全力で、何とかゴモラの鼻角を折ることには成功します。
そこに治くんが到着。
ハヤタ隊員に、ウルトラマンに渡してくれるようベーターカプセルを託す治くん。
ハヤタ隊員はウルトラマンに変身します。
ウルトラマンvsゴモラ
完全に廃墟となった大阪城でゴモラと激突するウルトラマン。
尻尾を失ったゴモラは既にウルトラマンの敵ではありませんでした。
立派な角も折られて、息も絶え絶えのゴモラに、ウルトラマンはスペシウム光線を発射。
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どこまでも人間の都合に振り回されたゴモラは、ここに倒れました。
その後、ゴモラは剥製にされ、万博に飾られたそうです。
ゴモラII
ウルトラマン80に登場したゴモラです。
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こちらは、地底人と共に地底に潜った古代生物が変異したもので、地上と地底文明の交渉が決裂した時に出現。
初代に比べてやけに細身で、腕からミサイルを発射し、角や腕から何種類もの光線技を放つ、別物になっていました。
ウルトラマン80を光線の連発で苦しめますが、80に投げ飛ばされ、サクシウム光線を食らって地底文明と共に地の底へ沈んでいきました。
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パワードゴモラ
チリで発見されたゴモラザウルスのミイラが、雨を吸ってかりそめの命を得たものです。
今回は強さではなく、蘇ってしまった哀しみがクローズアップされ、パワードとの戦いで生命力が尽きてまた屍に戻りました。
ウルトラマンマックスでのゴモラ
フリドニア共和国の珍獣、ゴモラザウルスがテロ組織に改造され、巨大化した怪獣です。
ウルトラマンマックスのマクシウムソードで尻尾を切断されますが、初代同様に尻尾が動き回ります。
その尻尾はマクシウムカノン、本体はギャラクシーカノンで始末されました。
ウルトラマンメビウスでのゴモラ
ガス状の宇宙怪獣、ガディバがゴモラの姿をコピーし、レッドキングから変身する形で登場。
メビュームバーストと地球防衛軍GUYSの必殺技、インビンシブルフェニックスの同時攻撃で倒されています。
大怪獣バトルでのゴモラ
主人公、レイが使役する怪獣として登場。
昔の設定を活かし、地底に進むための能力を応用した必殺技、超振動波を会得し、様々な怪獣に勝利しました。
バリエーションとしてEXゴモラ、レイオニックバーストゴモラがいます。
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また、テレビシリーズではマックス当時の着ぐるみが流用されていますが、劇場版で新規造形されました。
ウルトラマンギンガSでのゴモラ
地底の民、ビクトリアンの少女、ヒヨリがモンスライブして変身する怪獣として登場。
ウルトラマンやビクトリアンと敵対しますが、ビクトリアンの怪獣、シェパードンに庇われたことで改心。
ファイヤーゴルザと戦いますが、敗れます。
ウルトラマンXでのゴモラ
主人公、大地が長年研究しているスパークドールズの怪獣として、キーパーソンです。
また、ゴモラのデータからXを強化するゴモラアーマー、地球防衛軍Xioがコントロールする怪獣サイバーゴモラが完成しています。
人工生命体M1号によって凶暴化、EXゴモラと化して暴れますが、自らXのザナディウム光線を受け、スパークドールズに戻る道を選びます。
ウルトラマンRBでのゴモラ
唐突に「この世界には召喚されたわけではない野生の怪獣がいる」と明かされ登場したゴモラです。
グランドキングメガロスに瞬殺されました。
ウルトラマンZでのゴモラ
地底で眠っていましたが、無人島に輸送しようとしたところ、花粉症で覚醒してしまい暴れます。
Zのパワー形態、ベータスマッシュに敗れます。
ウルトラマントリガーでのゴモラ
暴走するエタニティコアから逃げる地底怪獣の一体として登場しました。
ウルトラマンデッカーでのゴモラ
野生のゴモラが町中で暴れ出しますが、地球防衛軍GUTSセレクトの攻撃で尻尾を切断されます。
しかし、直後に宇宙球体スフィアに寄生され、スフィアゴモラに変化。
スフィアの力で尻尾が修復され、再び破壊活動を開始しますが、ウルトラマンデッカー・ストロングタイプに敗れます。
ゴモラあれこれ
名前は聖書の「ソドムとゴモラ」から取られたという説と、「ゴジラ、モスラ、ラドンのような人気怪獣になってほしかったから」という説があります。
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角は黒田長政の兜がモチーフだそうです。
ウルトラマン、ゴモラまとめ
ということで、今回はゴモラについて振り返りました。
怒れる野生のパワーは人間では抑えることができないという話でした。
それでは(@^^)/~~~
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