ウルトラマンシリーズの強敵怪獣、タイラントとは。
はい皆さん、筆者です。
だいたい男の子というのは、ヒーローたちの強い部分を合体させて「ぼくがかんがえたさいきょうのヒーロー!」というのを作るのが好きですが、ウルトラマンにもそういう怪獣がいます。
それがウルトラマンタロウに登場した、暴君怪獣タイラントです。
今回は、ウルトラシリーズに登場したタイラントの活躍をまとめていきます。
ではスタート!
合体怪獣タイラント
太陽系の彼方、海王星に集結した、ウルトラマンたちに倒された怪獣たちの怨念が合体し、実体化したのが怪獣タイラントでした。
頭は竜巻怪獣シーゴラス、耳はイカルス星人、腕は超獣バラバ、胴体は宇宙大怪獣ベムスター、足はどくろ怪獣レッドキング、背中が超獣ハンザギラン、尻尾が超獣キングクラブです。
何匹かウルトラマンに倒されていない怪獣が混ざっていますが気にしない。
武器は口からの火炎、腹からの冷凍ガス、腕の鎖鎌などです。
また体はウルトラマンの光線が通用しない剛性を誇ります。
地球を目指して進撃し、各惑星でウルトラ兄弟を一蹴します。
vsタロウ
遂に地球に到達したタイラントは、ウルトラマンタロウと激突。
しかし、タロウに鎖鎌を切断され、それを変化させた槍、ウルトラランサーを突き刺されたタイラントは、意外なほどあっさり倒されます。
この話で見せたかったのは、タイラントの強さというよりは、歴代のウルトラ兄弟が活躍する名シーンです。
タイラントとウルトラ兄弟が戦うシーンでは、それぞれが主役を張っていた時期の映像が流れ、ナレーションによってかなり詳細に紹介されます。
ビデオの無い時代の正月です。
歴代ウルトラマンの活躍を一気に見られる大イベント編として作られたようです。
以後、タイラントはウルトラ兄弟を簡単に倒した強敵怪獣として存在感を出すようになります。
大怪獣バトルでは
ウルトラ怪獣同士が激突する大怪獣バトルシリーズで、着ぐるみを新規造形されて復活。
主人公、レイの仲間である怪獣エレキングを倒します。
このシリーズでは、イカルス星人の能力で耳からアロー光線を発射する、新たな武器を獲得しました。
ウルトラマンサーガでは
カットシーンでウルトラマンレオと戦い、レオキックを浴び、普通の怪獣と同じ扱いで倒されています。
ウルトラマンギンガでは
劇場スペシャルの目玉の一つとして登場。
闇のエージェントであるイカルス星人が、シーゴラス、バラバ、ベムスター、レッドキング、キングクラブ、ハンザギランのスパークドールズを集め、更に自分自身と合体させることでタイラントに変身しました。
ウルトラマンの光線が通じないのは胴体のベムスターの性質によるものだ、という解釈がされ、礼堂ヒカルが変身したウルトラマンティガのゼペリオン光線も吸収します。
しかし、味方ロボット、ジャンナインの助力によって形成逆転。
ティガが鎖鎌を切断、それを蹴ることで、かつてのタロウと同様に光の槍へと変化させ、タイラントに突き刺します。
そこにジャンナインのビームが炸裂して爆発、イカルス星人の姿に戻りました。
ウルトラファイトオーブでは
短編作品、ウルトラファイトオーブでは、怪獣墓場でレイバトスを守る強力怪獣として登場しました。
相変わらず強く、ゾフィーと帰ってきたウルトラマンの同時攻撃でも倒れませんが、そこにウルトラセブン、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンオーブ・エメリウムスラッガーが到着。
セブン、ゼロ、オーブのトリプルワイドショットで粉砕されました。
ウルトラマンジードでは
ゼロと一体化している伊賀栗レイトの娘を狙って出現。
しかし、ゼロの新形態、ゼロビヨンドの良い当て馬になり、光線に耐性があるはずが、ワイドビヨンドショットの破壊力に粉砕されました。
ウルトラマン、タイラントまとめ
ウルトラマンエース、タロウではウルトラ兄弟をまとめて倒してしまう強力な怪獣が色々と登場しましたが、それで怪獣が強く見えるというより、ウルトラマンが弱く見えてしまうというデメリットがありました。
過去のヒーローを当て馬にするのは如何なもんかと思いますね。
それでは(@^^)/~~~
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