ウルトラマンオーブ。怪獣側のオーブかゼッパンドン。
はい皆さん、筆者です。
今回は、名前が絶版で縁起悪いとスタッフから嫌がられているという噂の、ウルトラマンオーブに登場した怪獣、ゼッパンドンについて語っていきましょう。
ではスタート!
ゼッパンドンの概要
ゼッパンドンは、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンZに登場する怪獣で、宇宙恐竜ゼットン、双頭怪獣パンドン、大魔王獣マガオロチが合体した魔王獣です。
一貫してオーブの名物男、ジャグラスジャグラーが変身します。
ゼットンとは
初代ウルトラマン最終回に登場した怪獣で、ゼットン星人が地球侵略の切り札として連れてきました。
光波バリア、テレポート、1兆度の火球、光線反射能力などを駆使してウルトラマンを倒してしまった最強の怪獣です。
しかし、科学特捜隊の新兵器に倒されました。
パンドンとは
ウルトラセブン最終回に登場した怪獣で、ゴース星人が連れてきました。
武器といえば体の両脇にあるクチバシから吐く火炎くらいですが、度重なる侵略者との戦いで疲弊しきっていたセブンを追い詰めました。
一度はアイスラッガーで片手片足を切り落とされて敗走。
その後、ウルトラ警備隊の攻撃でゴース星人の基地が壊滅した時に、損傷した手足をメカに換装されて出現。
セブンのアイスラッガーを投げ返すパワーを見せましたが、それを最終最後の技、ウルトラ念力で更に投げ返され、首を断たれて完全に倒されました。
マガオロチとは
ウルトラマンオーブに登場した、魔王獣の頂点に君臨する怪獣です。
入らずの森に封印されていましたが、ジャグラスジャグラーによって解放され、地球を食らうために暴れます。
オーブの3形態でも勝てず、オーブに変身するクレナイ・ガイは闇の戦士、ウルトラマンベリアルのカードを使うしかありませんでした。
ベリアルとゾフィーの力で変身した新形態、サンダーブレスターは圧倒的に強く、街の被害を顧みずに戦ってマガオロチの尻尾を切断、ゼットシウム光線でこれを粉砕します。
この3体の力を持つのがゼッパンドンです。
北欧での激突
サンダーブレスターの闇の力を制御できず、戦えば戦うほど人々が傷つくことに疲れたガイは、北欧ルサールカに来ていました。
ここは、100年前の戦いでやはりオーブの強大な力を制御できず、自分の戦いで犠牲者を出してしまった、忘れられない場所でした。
そこに待ち受けていたジャグラーは、密かに回収していたマガオロチの尻尾と、ゼットンとパンドンのカードを合成。
更に自分がそこに合体することで、合体魔王獣ゼッパンドンへと変身します。
サンダーブレスターの暴走を恐れるオーブは、基本3形態で挑みます。
しかし、光線を使う形態、スペシウムゼペリオンのスペリオン光輪は、キャッチされて食べられるという形で無力化されます。
スピードと斬撃に優れる形態、ハリケーンスラッシュは、武器の槍を火炎で溶かされ、パワーと炎で戦うバーンマイトもキックをかわされます。
必殺のストビュームダイナマイトでも、ゼッパンドンは無傷。
更にゼッパンドンは、ゼットン、パンドン譲りの強力な火炎弾とバリアでオーブを追い詰めます。
これは、オーブをサンダーブレスターに変身させ、自分と同じ闇の道を往かせるためのジャグラーの奮闘でしたが、オーブはその前に撤退。
オーブオリジン
日本へ戻り、ガイと懇意の夢野ナオミが入院する病院を襲撃するゼッパンドン。
そこでガイは、かつて自分の戦いで犠牲になってしまったルサールカの少女、ナターシャが、その後も生きていたことを知ります。
そのナターシャは、ナオミの先祖でした。
自分の力は悲しみしか生まないと思っていたガイでしたが、この事実で救われました。
そして自らサンダーブレスターに変身、そのパワーでナオミたちをゼッパンドンから守ります。
既に闇の力を制御できるようになっていました。
元はマガオロチだったゼッパンドンの尻尾から、光が出現。
それを掴んだことで、オーブは先輩たちのカードを借りない、本来の姿、オーブオリジンへと変身します。
100年前は制御できなかった大剣、オーブカリバーを振るうオーブは、大地にエネルギーを走らせるオーブグランドカリバーでゼッパンドンのバリアを叩き割ります。
更に、火、風、水、土に光と闇を混合させた超必殺光線、オーブスプリームカリバーを発射。
ゼッパンドンを粉砕しました。
ジャグラーはこの戦いで、ダークリングを破壊されてしまいます。
以降、オーブの基本の姿はオーブオリジンということになりました。
映画のゼッパンドン
「ゼットンさん!パンドンさん!闇の力、お借りします!」
宇宙魔女ムルナウからオーブとナオミたちを守るため、ジャグラーがゼットンとパンドンのカードをフュージョンさせ、ゼッパンドンに変身。
しかし敗れます。
ウルトラマンZでのゼッパンドン
何となく不穏なイメージだった地球防衛軍ロボット部隊ストレイジのヘビクラ隊長ですが、やはり、彼はジャグラスジャグラーその人でした。
努力して作った、ダークゼットライザーでゼットン、パンドン、マガオロチのメダルを読み込んでゼッパンドンに変身。
冷凍怪獣ペギラを倒したゼットに襲いかかりますが、ジャグラーも悟ったようで、わざと人的被害が発生しにくいように攻撃してきます。
最後はゼットの武器、ゼットランスアローに敗れますが、楽しくて仕方ないようです。
その後、寄生生物セレブロが変身した合体怪獣ファイブキングと、合体怪獣同士で対決。
辛うじて相討ちに追い込みました。
ウルトラマンオーブ、ゼッパンドンまとめ
ウルトラマンメビウスでも、パンドンやブラックエンドなど、最終回の火を吐く怪獣のパワーをマケット怪獣に乗せるシチュエーションがありましたが、そちらはあまり目立たなかったですね。
やはりこういうのは悪役がやってこそ!
それでは(@^^)/~~~
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