初代ウルトラマン!人智の及ばぬ怪獣、ブルトン!

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初代ウルトラマン、人智の及ばぬ怪獣、ブルトン!

はい皆さん、筆者です。

今回は数あるウルトラマンの怪獣の中でもひときわ難解な怪獣、ブルトンに関して振り返っていこうと思います。

ではスタート!

ブルトン、データ

「四次元怪獣ブルトン」。

 

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身長60メートル。

体重6万トン。

出身地、宇宙からバローン砂漠。

2つの隕石が結合して発生した、四次元現象を自在に操る怪獣です。

謎の隕石

世界的な探検家、イエスタデイ氏は、バローン砂漠から青と赤、2つの隕石を持ち帰りました。

そのうち、赤を有人の福井氏に渡し、自分は青の隕石を分析していました。

しかし、青の隕石は突然、展開。

アンテナを伸ばし、イエスタデイ氏の部屋の空間を歪め始めました。

消失するイエスタデイ氏。

それから1週間が経過しました。

科学特捜隊はイエスタデイ氏の秘書、藤井洋子から事情を聴いていましたが、その時、地震が発生。

気付けばイエスタデイ氏が邸宅の外に倒れていました。

意識を取り戻したイエスタデイは、福井氏が危ないと口にします。

その傍らから飛んでいった、青い隕石。

それは熱線研究所の川口博士に拾われ、スペキュラー熱線が照射されます。

その刺激でまたも展開、川口博士を含めた研究室の空間を歪めます。

助手が入ってみたところ、そこは前衛芸術のような摩訶不思議な空間に変異していました。

その連絡が科学特捜隊に入り、ムラマツキャップとハヤタ隊員が出動。

しかし研究室は四次元の空間となり、連絡も繋がりません。

仕方ないのでとりあえず、隕石を研究室から放り投げるハヤタ隊員。

研究室の空間は正常なものになり、川口所長も救出されます。

青い隕石もやっと回収されました。

一つにすると恐ろしい

科学特捜隊になぜか出入りできる少年、ホシノくんは個人的にイエスタデイ氏に意見を聞きにいきました。

あの隕石は2つある。

それが1つになると恐ろしい、とイエスタデイ氏は見解を述べます。

時すでに遅し。

科学特捜隊は赤い隕石と青い隕石を同じ場所に保管していました。

ホシノくんはそれを危険と進言しますが、フジ隊員には信用されません。

四次元怪獣

川口所長は、2つの隕石は生物ではないかと推察。

2つの隕石を同じ場所に集めると、核融合結合を起こして巨大な生物にならないかと懸念します。

その通りで、2つの隕石は結合し、科学特捜隊を四次元の霧に包んで巨大な怪獣に変化します。

ムラマツキャップたちは四次元空間を右往左往することに。

四次元空間で何が起こるかというと、例えば基地を走っていたら外へ転送される、部屋の上下が逆転する、走っていると無限に天に続く階段を駆け上っている、崖から飛び降りると司令室のゴミ箱にダイブ、などです。

常識外れの怪獣

科学特捜隊が無力化されているので、フジ隊員が防衛軍に援軍を要請。

戦車部隊、戦闘機部隊が出動します。

ですがこれも、四次元現象で全くの無力。

戦車の砲撃は怪獣ブルトンをすり抜け、通用しません。

戦車部隊は地面に開いた穴に飲み込まれ、消失。

ブルトンは体から伸ばすアンテナからビームを放ち、戦闘機隊を消失させます。

更にビームが放たれ、戦車が空を飛び、戦闘機が地面を走る異常事態に。

ハヤタ隊員はウルトラマンに変身します。

ウルトラマンvsブルトン

ウルトラマンが登場しますが、ブルトンは四次元現象でウルトラマンの動きをも封じ、地面に開いたブラックホールのような穴に落下させてしまいます。

ウルトラマンはそこから脱出。

高速回転する技「ハイスピン」によって、四次元現象を発生させているアンテナを破壊しました。

 

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そしてスペシウム光線を二連発。

爆発を起こしたブルトンは、小さな隕石に戻ります。

これをウルトラマンは握り潰し、事件は解決しました。

ホシノくんは、今回の功績で準隊員になるのでした。

大怪獣バトルでのブルトン

フルCGで表現され、様々な時空を繋ぐことで、怪獣たちが次元を超えて存在している世界を作り出しました。

ウルトラマンZでのブルトン

二回登場しました。

一度目は宇宙鮫ゲネガーグから発射され、ウルトラマンゼロを異次元に閉じ込めることに成功。

ゼロはこの空間を破ることができず、最強形態、シャイニングウルトラマンゼロに変身し、時間を戻して何とか脱出しました。

こんな強い相手を回転だけで撃ち破った初代ウルトラマンどれだけ強かったんでしょう。

二度目は寄生生物セレブロが、原典通り、青と赤の隕石を合体させて作り、地球防衛軍ストレイジ基地を無力化しました。

ブルトンが歪める次元は人の意識とリンクしているとユカ隊員が仮説を立て、それを受けてハルキ隊員は、歪んだ時間の中で亡き父親と遭遇。

父の言葉を聞いて迷いを振り切り、ウルトラマンZに変身し、ブルトンと戦います。

超能力で戦う形態、ガンマフューチャーでは全く無力でしたが、ベータスマッシュ形態のパワーで圧倒。


アンテナを引きちぎると、必殺の竜巻閃光斬で粉砕しました。

しかし、実はブルトンとは宇宙の不条理を一手に引き受けている存在で、これが倒されたため宇宙の歪みから、虚空怪獣グリーザが出現することになります。

ブルトンあれこれ

心臓やイソギンチャク、ホヤなどがモチーフだそうです。

顔も手足も無いので転がってるだけのアクションですが、スーツアクターは二人いたとか。

ウルトラマン、ブルトンまとめ

ということで、今回はウルトラマンのブルトンを振り返りました。

シュールレアリスムの極致ですね。

それでは(@^^)/~~~

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