シンウルトラマンの怪獣をひとまとめ!
今回は、映画「シンウルトラマン」に登場した、怪獣ならぬ「禍威獣」(カイジュウ)について語っていきます。
ではスタート!
そもそも禍威獣って?
何故か日本にだけ出現する巨大有害生物の総称です。
シンウルトラマンは、この禍威獣の対策に設立された「禍特対」(カトクタイ)を主軸に話が展開します。
その正体は、かつて外星人と呼ばれる宇宙人同士が戦争のために使用、地球に遺棄した生物兵器でした。
兵器だから、ある程度、規格が共通しているという解釈です。
その禍威獣と外星人をまとめました。
アバンの禍威獣
・巨大不明生物ゴメス
映画冒頭、「ウルトラQ」のBGMで出現する最初の禍威獣です。
元々は「Q」に登場したウルトラ怪獣第一号で、フルCGでリメイクされたフォルムがカッコ良かったらしく、玩具にもなりました。
自衛隊が倒したようです。
・巨大不明生物第2号マンモスフラワー
・巨大不明生物第3号ペギラ
・飛翔禍威獣ラルゲユウス
・溶解禍威獣カイゲル
この辺りはウルトラQに登場した怪獣ほぼそのままで、羽根が羽衣のようにアレンジされたペギラは玩具になっています。
なお、カイゲルというのはどうやら「貝獣ゴーガ」のようです。
この辺りで「禍特対」が編成された旨が語られます。
・放射性物質捕食禍威獣パゴス
放射性燃料を食べる禍威獣で、撃破や後始末にかなり苦労したと語られます。
ウルトラマンと戦う禍威獣
ここから初代ウルトラマンに登場した怪獣のリメイクとなります。
透明禍威獣ネロンガ
電撃を放って自衛隊のミサイルを迎撃し、姿を透明化させる禍威獣です。
今回のネロンガは、地球に降り立ったウルトラマンの初陣の相手となり、原典通り、電撃攻撃がウルトラマンに直撃しているのに全く通用せず、スペシウム光線で粉砕されます。
地底禍威獣ガボラ
核燃料を食べる怪獣です。
その習性や外見はパゴスに似たものですが、兵器のバリエーションなのですから、似るのは当然。
ついでに言うとネロンガにも似ています。
これはまず、原典の「ウルトラQ」、「ウルトラマン」に登場したパゴス、ネロンガ、ガボラの着ぐるみが、東宝から借りた地底怪獣バラゴンを改造して製作したものだったので、外見的な共通項があるのです。
それを、同一規格の兵器のバリエーションだから似るんだ、と解釈したんですね。
本作のガボラは放射線をエネルギーにした危険な光線を吐く他、閉じた襟巻をドリル状に回転させて地底を掘り進む能力を披露しています。
スペシウム光線を持っているウルトラマンと激突した際の核反応の被害が危ぶまれましたが、ウルトラマンはスペシウムを使わず、鉄拳でガボラを絶命させ、宇宙へ運びました。
外星人
宇宙人の呼び名です。
ウルトラマンが1号となるので、そこから数えて2号、ゼロ号と数えられます。
外星人2号ザラブ
日本との友好を掲げながら、日本が不利になる条件ばかりを提示し、自らウルトラマンに化けて人類にウルトラマンを危険視させ、ネットも利用してウルトラマンに不利になる状況を構築。
最終的には人類同士を自滅させようとした、原典同様の侵略者です。
神永にウルトラマンに変身されてしまい、本物のスペシウム光線を食らって変身が解け、八つ裂き光輪に両断されて倒されました。
外星人ゼロ号メフィラス
核よりも対価が少ない防衛力を地球人に提供する姿勢を見せながら地球人と友好的にふるまいますが、実際は見下している宇宙人で、ウルトラマンをおびき寄せるために各地に眠る禍威獣を覚醒させていた黒幕です。
ウルトラマンと同レベルの戦力を有していますが、ゾーフィの出現によって、光の星の裁定が下ったことを悟り、地球を諦めて逃げました。
ゾーフィ
ウルトラマンの同胞で、光の星の使者です。
ウルトラマンが地球人と融合したことで、地球上の全人類が生物兵器に転用できることが判明し、その禍根を詰むため、最後の敵、ゼットンを連れてきました。
どうも、初代ウルトラマンの時代、書籍でゾフィーが「なぞの宇宙人ゾーフィ。能力、ゼットンをあやつる」という無茶苦茶な解説で紹介されていたことをネタにしたようです。
天体制圧兵器ゼットン
ゾーフィが連れてきた、光の星の兵器です。
一兆度の火球などを使って、光の星の裁定が下った種族を恒星系ごと滅ぼすのが目的です。
最後は一致団結した人類の協議で、攻撃時のコンマ数秒のスキが発見され、そこをウルトラマンに疲れて粉砕されました。
シンウルトラマン怪獣まとめ
何か、何だねえ。もうちょい緩ーくやれないかという気がするねえ。
シンゴジラも作風めちゃくちゃ硬かったですし。
あと、この記事を書くために色々なサイトにお邪魔したんですが、「エヴァみたいですね!」「どう見ても使徒!」という感想が多数。
あのな、作風がちょっとシリアス寄りなら全てエヴァのパクリを主張するのを、日本のオタクはいい加減やめてちょうだい。
それでは(@^^)/~~~
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