ウルトラマンタロウで存在が語られた宇宙人、エンペラ星人とは?
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマンタロウで存在が語られ、ウルトラマンメビウスに登場したエンペラ星人に関して語っていこうと思います。
ではスタート!
とりあえずムルロアというのがいて
まずは、ウルトラマンタロウで存在が語られた経緯です。
ヨーロッパの某国が打ち上げた「人類終末兵器」の実験で、ムルロアという惑星が破壊されました。
その星から復讐のために地球に飛来したのが宇宙大怪獣ムルロアです。
光を憎むムルロアは大量の蛾を操って飛行機を撃墜。
光があるものを襲うので、地球の経済活動を完全に麻痺させてしまいます。
高い戦闘力を誇るムルロアは、強力な溶解液でウルトラマンタロウをも撃破。
さらに、体から放つ黒煙で、地球を闇に閉ざしてしまいます。
この危機に、タロウは光の国に戻り、奇跡のアイテム、ウルトラベルを得ることになります。
光の国の歴史
初めて明かされる光の国の詳細。
ウルトラ兄弟と合流するタロウ。
そこでゾフィーは、灼熱の炎に守られたウルトラベルを手にするには、ウルトラ兄弟が一つに合体するしか無いことを語ります。
更に詳しく語られる、光の国の歴史。
26万年前、光の国を照らしていた太陽が爆発し、星が闇に閉ざされたことがありました。
この事態に「ウルトラ長老」という人物を中心に、人工太陽プラズマスパークが開発されました。
これで星は再び照らされたのですが、プラズマスパークの光に含有されていたディファレーター光線の作用で、光の国の人々は、今のウルトラマンの姿に変貌したのでした。
そして、エンペラ星人の侵略が語られます。
謎のエンペラ星人
大怪獣軍団を率いる侵略者、エンペラ星人が光の国を襲撃したことがありました。
若いウルトラの父は怪獣軍団と必死に戦い、エンペラ星人を撤退させることに成功します。
この戦いをウルトラ大戦争といい、この功績でウルトラの父は、宇宙警備隊初代隊長に抜擢されました。
その時に平和の象徴として作られたのが、ウルトラベルです。
ムルロアの最期
合体してベルを手にしたウルトラ兄弟。
地球へ戻り、ベルが奏でる音色で黒煙を消すことに成功します。
そしてムルロアは、地球防衛軍ZATのAZ1974爆弾を食らって粉砕されました。
しかし、結局タロウの劇中では、エンペラ星人の詳細な姿は明かされませんでした。
ウルトラマンメビウスでのエンペラ星人
2006年の「ウルトラマンメビウス」に、エンペラ星人はラスボス、光の国の宿敵として登場します。
ここでは、一体でもメビウスとタロウを手こずらせる強力なロボット、インペライザーを多数操って地球を攻撃。
念動力で、太陽黒点を巨大化させて地球を闇に閉ざし、降臨します。
その高い戦闘力には、メビウス、ウルトラマンヒカリ、地球防衛軍GUYS、宇宙剣豪ザムシャーも全く歯が立たず、メビウスは消滅、ザムシャーも戦死します。
しかし、メビウスはヒカリ、更にGUYS全員と合体した姿、フェニックスブレイブに変身して復活。
必殺のメビュームナイトシュートをGUYSの最終兵器、スペシウムリダブライザーで増幅してエンペラ星人にぶつけます。
更にゾフィーのM87光線による加勢があり、遂にエンペラ星人は吹き飛びました。
太陽黒点も、ウルトラ兄弟の光線一斉発射で除去されました。
その後のエンペラ星人
ウルトラマンギンガSの劇場版では、魔神エタルガーによって、メビウスが最も恐れる相手として復活。
再びメビウスと激突しますが、強化形態、バーニングブレイブの最強必殺技、バーニングメビュームダイナマイトで粉砕されました。
そしてネット配信作品、ウルトラギャラクシーファイトでは、ウルトラ大戦争の詳細な映像化が実現。
エンペラ星人自体も登場し、ウルトラの父に一太刀喰らうまでの経緯や、父の同期であるウルトラマンベリアルが力を渇望するきっかけになったことが語られました。
ウルトラマンシリーズ、エンペラ星人まとめ
設定は仰々しいんですが、マントの下が黒タイツなので、正直、ちょっと貧相なラスボスではあります。
それでは(@^^)/~~~
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