ウルトラマンの最終回に登場するゼットン

記事内に広告が含まれています。

ウルトラマン最終回に登場するゼットン

今回は、最強怪獣ゼットンがウルトラマン最終回に登場した案件を3つ、紹介したいと思います。

ではスタート!

初代ウルトラマンVSゼットン


初代「ウルトラマン」の最終回に登場したゼットンは、これまでで最強の怪獣でした。

地球侵略を企むゼットン星人でしたが、その侵略用円盤編隊が科学特捜隊によって壊滅。

唯一、大型母艦のみが生き残りました。

一方、岩本博士に化けて科学特捜隊基地に侵入していたゼットン星人は、基地の機能を破壊します。

そのゼットン星人もハヤタ隊員に射殺されますが、最後に「ゼットン」と言い残して倒れます。

その時、基地の地下から出現した大型母艦。

これが破裂して、中からゼットン星人の切り札、怪獣ゼットンが出現しました。

ハヤタ隊員はウルトラマンに変身しますが、あらゆる攻撃、あらゆる技においてゼットンの方が格上です。

武器は一兆度の火球、テレポート、バリア、光線吸収、反射能力、単純な膂力など。

これらを駆使してスペシウム光線を吸収、撃ち返し、ウルトラマンの胸のカラータイマーを撃ち抜き、ウルトラマンを倒してしまいます。

基地は機能停止、ウルトラマンは倒れる絶望的な状況でしたが、生還した岩本博士がアラシ隊員に、昨日完成したばかりの新兵器を渡します。

ウルトラマンと科学特捜隊の抹殺を目的に開発されたゼットンでしたが、昨日完成したばかりというこの兵器への対策は無く、攻撃を受けて空中に舞い上がり、爆死しました。

この効果から、無重力弾、と呼ばれる兵器です。

ウルトラマンは、同胞、ゾフィーが持ってきた新しい命を受け、ハヤタ隊員と分離、地球を後にします。

帰ってきたウルトラマンVSゼットン

常に、もっと面白い番組という試行錯誤を続けていた「帰ってきたウルトラマン」ですが、その最終回は、あのゼットンを復活させる、という案で行くことになりました。

ですが。


 

何これェ。

着ぐるみを作る造形班は次作、ウルトラマンAに既に取り掛かっており、片手間に作られたゼットンはこういう残念な、でも何だかカワイイちゃちな外見となってしまいました。

初代ゼットンの着ぐるみが劣化したのではなく、新規造形してこれだったのが痛い。

で、このゼットンは、今度はバット星人に操られます。

バット星人は、地球とウルトラの星を同時に攻撃する、ウルトラ抹殺計画を企てており、更に地球には帰ってきたウルトラマンに精神的なプレッシャーを与えるべく、初代ウルトラマンを倒したゼットンを送り込んだのです。

怪獣攻撃隊MATの航空戦力は壊滅、更にバット星人はMAT基地を機能停止させます。

帰ってきたウルトラマンに変身する郷隊員は、仲間たちに別れの挨拶をして片道だけの燃料で、戦闘機マットアローに登場、ゼットンと、人質を奪還されて巨大化したバット星人に挑みます。

そしてそのマットアローも被弾し、郷はウルトラマンに変身。

ジープと手持ちの銃火器だけで、玉砕覚悟の援護射撃を敢行するMATに翻弄されたゼットンは、バリアもワープも光線吸収も使う暇がありません。

そして帰ってきたウルトラマンの放つ槍、ウルトラクロスによってバット星人は貫かれ、ゼットンも「ウルトラハリケーン」という投げ技を受けて空中に飛ばされ、防御系のスキルを封じられたところにスペシウム光線を浴びて吹き飛びます。

しかし、まだウルトラの星を襲ったバット星人が残っています。

郷隊員は懇意の少年、次郎に「ウルトラ五つの誓い」を教え、故郷を救うため旅立っていくのでした。

ウルトラマンパワードVSゼットン


初代ウルトラマンを踏襲したハリウッド製作の「ウルトラマンパワード」にも最終回の怪獣として登場。

第一話でパワードに倒されたバルタン星人でしたが、彼らの宇宙船は健在であり、まずは彗星怪獣ドラコを送り込みます。

この怪獣は、全身が生体反射外骨格で形成され、特捜チームWINRのミサイルやパワードの「メガ・スペシウム光線」も通用しませんが、WINRのサンダース隊員が精密射撃で刻んだ傷にスペシウム光線を収束させるという奇策で辛勝します。

そのドラコがバルタン母艦に送ったデータで調整を施されて、地球へやってきたのがパワードゼットンです。

まずはWINR基地に落下して機能を停止させ、米軍の攻撃を火球で軽く吹き飛ばし、パワードの出現を待ちます。

今回の能力は、光線の吸収、反射能力と、口からの火球、手からの光弾で、テレポートやバリアはオミットされました。

そして、ドラコとの戦いで傷を負ったカイ隊員と分離したパワードが登場。

既に巨大な瓦礫と化しているWINR基地にスペシウム光線が反射。

ゼットンは、それを吸収するために体の向きを変えますが、それでパワードに背中を見せてしまい、そこにスペシウム光線を撃たれて粉砕されます。

しかし、スペシウムの撃ちすぎでパワードもエネルギーが尽き、倒れます。

一応、ウルトラマン抹殺という目的は果たしました。

バルタン母艦はWINRと、パワードを迎えに来た「友達」のレーザー同時発射によって砕かれます。

そして友達に連れられ、パワードも地球を去っていきました。

最終回のゼットンまとめ

最近は、若いウルトラマンの新兵器の試し切りのような雑な扱いが目立つゼットンですが、この他にも、「ウルトラマンサーガ」や「シンウルトラマン」ではやはり敵のボス格として登場します。

毎度、何者かに操られていて、自我が感じられないのも特徴と言えるでしょう。

それでは(@^^)/~~~

コメント

タイトルとURLをコピーしました