ウルトラマンタロウの闇堕ちの理由は?
はい皆さん、筆者です。
今回は劇場版ウルトラマンタイガで見られた、ウルトラマンタロウが邪悪な力に支配されてしまった展開について語っていこうと思います。
ではスタート!
売り文句
まず、ウルトラマンタイガはウルトラマンタロウの実子です。
そしてこの映画は「タロウが闇堕ち」という展開を売りにしていたところがあります。
一応、見どころは多いのです。
死んだと思われていたウルトラマントレギアの復活。
それまでのニュージェネレーションウルトラマンの大集合。
そして全ニュージェネレーションウルトラマンが合体したウルトラマンレイガの登場など。
しかし、当初からタロウとタイガの親子激突がメインイベントとしてフィーチャーされていたのです。
世の反応
元々、ウルトラマンタロウというのは人気のあるキャラクターです。
そのタロウを闇堕ちさせるというストーリー、更にそれを目玉にするやり方は、Twitterを中心に、大きな波紋を呼びました。
しかも、時期が悪かった。
上映がちょうど、コロナウイルスのパンデミックと被ってしまったために、5ヶ月間、上映を延期しなければいけなかったという不運。
そのため、闇堕ちしているタロウと、タイガの「邪悪な力に負けないで下さい!」というメッセージが5ヶ月間CMでずっと流れている、不穏さばかりが強調される状態に。
それで、何でタロウが闇堕ちしたか、なんですが、厳密にはこれ別にタロウ自身の意志とは関係なくて。
別に闇堕ちとかではなく
ウルトラマントレギアによって復活した強敵、宇宙邪神グリムド。
苦戦するウルトラマンタイガの前に駆けつけたのは、実父、ウルトラマンタロウでした。
タロウは多彩な戦闘テクニックでグリムドを圧倒、最強技のウルトラダイナマイトでグリムドを粉砕します。
しかし、このスキを突かれ、トレギアによってグリムドに取り憑かれてしまいます。
これでタロウはグリムドに乗り移られた状態となり、タイガを襲います。
それを救うために、タロウと縁深いウルトラマンギンガを始めとしたニュージェネレーションウルトラマンが集合するわけです。
完全にトレギアの罠で、別にタロウ自身が何かしら邪悪な思想に目覚めてしまった、というわけではないのでご安心を。
最終的に、トレギアが操る怪獣軍団はニュージェネレーションウルトラマンたちによって粉砕。
タロウもグリムドとの分離に成功。
トレギアはグリムドに食い殺されます。
そしてニュージェネレーションウルトラマンはタイガを中心に合体して、ウルトラマンレイガとなり、グリムドを倒します。
これで、色々と物議を醸したウルトラマンタイガはようやく完結しました。
しかし、トレギアはネット配信作品、ウルトラギャラクシーファイトで、闇の道に入ったばかりの時期から現代に転送された「並行同位体」としてまだまだ現役です。
他の操られウルトラマン
ウルトラセブンが発泡怪獣ダンカンに操られ、田園都市で破壊行動に入ったことがあります。
ただ、主人公のイメージを下げるだけという判断や反応があったためか、ウルトラマンが操られる、という展開は少ないです。
劇場版ウルトラマントリガーでは、ウルトラマンゼットが寄生生物セレブロに操られる展開がありましたが、これもやはり、綺麗に完結したゼットに泥を塗ってしまったところがあります。
ウルトラマンガイアでは、ウルトラマンアグルが破滅招来体に思想を誘導されて、自発的にガイアと反目したことがあります。
これに関してだけは、ストーリーを牽引する上手な操られでした。
ウルトラマンタロウ闇堕ち、まとめ
タイガ、トリガー双方に言えるんですが、現役ヒーローを目立たせるために前のヒーローを扱い悪くするのは如何なものかと思います。
仮面ライダーも一時期だいぶ酷かったですが。
それでは(@^^)/~~~
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