ウルトラマンデッカーとウルトラマンダイナの関係!
はい皆さん、筆者です。
台風で気圧がドーンと急降下!
こんな日は景気の良いウルトラマンダイナやデッカーという陽性のウルトラマンを語ろうじゃありませんか。
今回はウルトラマンダイナとウルトラマンデッカーの関係を語ろうと思います。
ではスタート!
似てるには似てるが
ダサい。
ダイナじゃん。
ウルトラマンデッカーのビジュアルが発表された時のネットの反響は、概ねこの二種でした。
左右非対称ながら、顔はウルトラマンダイナほぼそのもの。
若干デッカーの方が目が角張っている、という程度の違いです。
更にフラッシュタイプからミラクル、ストロングタイプに変身する点や、変身アイテム、ウルトラDフラッシャーがダイナのリーフラッシャーにそっくりな点も、両者に何らかの共通点が?と思わされました。
更に、敵が宇宙球体スフィアである点、地球防衛軍がGUTSの名を継いでいることなども共通点です。
しかし、デッカー劇中では、ウルトラマンというのは、危機に陥ったカナタの前に唐突に降って湧いた力であり、中盤までダイナになぜ似ているのか、という点は語られませんでした。
未来のウルトラマン
作品中盤、カナタの子孫、デッカー・アスミが未来から飛来。
未来では、宇宙に進出した地球人と、それを阻止しようとするスフィアによって争いが起こっており、ウルトラマンデッカーは、元々デッカー・アスミの力であることが明かされました。
その力を過去に送ることで、先祖のアスミ・カナタを変身させ、未来を変えようと考えたのです。
そしてそこで、未来で戦うもう一人のウルトラマン、ダイナの存在が語られました。
ウルトラマンダイナ
しかし現代は現代で、事態は悪化。
同じく滅亡の未来を変えるため未来から来た、宇宙人の科学者、アガムスが、GUTSセレクトの兵器、テラフェイザーを奪い、破壊活動を開始しました。
更に、スフィアを経済産業に利用しようとする人間のエゴを目の当たりにし、カナタは未来を信じられなくなって、一時的に変身不能に陥ります。
利用される寸前に研究所を吸収したスフィアが、怪獣、スフィアジオモスに変身。
変身不能、絶体絶命のカナタの前に、未来からウルトラマンダイナが駆けつけました。
ダイナはフラッシュタイプ、ストロングタイプでスフィアジオモスとテラフェイザーに互角で渡り合い、そこでようやく闘志を取り戻したカナタはデッカーに変身。
ダイナの必殺技、ウルトラフォークを受けてテラフェイザーは撤退、更にダイナから託されたカードでデッカーは新技を発動し、スフィアジオモスを倒します。
未来へ帰るダイナは、デッカーにこう言い残します。
「未来は誰にも分からない」
これは、かつてダイナが、地球を離れることを悲しむラセスタ星人に送った言葉でした。
これを受けて、カナタは、未来は分からない、だから自分たちが未来を創るのだ、という思いを新たにし、スフィアを倒して未来を変えるに至りました。
しかし、最終回に至っても、そもそもデッカー・アスミがなぜウルトラマンの力を持っていたのか、そして、それはなぜダイナに似ているのか、というのは語られませんでした。
謎解きは劇場版で
最終回の後の物語を描くデッカーの劇場版では、ウルトラマンディナスが登場。
カナタと同様、ウルトラDフラッシャーでウルトラマンに変身する女戦士です。
地球人よりなお非力なラヴィー星人であるディナスは、母星が危機に陥った時、ウルトラマンダイナが出現し、そのダイナに力を託されてウルトラマンになったことを明かします。
ウルトラDフラッシャーは、元々ダイナが与えた力だったわけです。
だから、デッカー・アスミも未来でダイナから力を与えられ、ウルトラマンに変身したのだろう、という推測が成り立ちます。
それでデッカーは、ルックスも変身アイテムもダイナに似ているということなのでしょう。
多分。
まあM78星雲行ったら、初代ウルトラマン、帰ってきたウルトラマン、ゾフィー、ネオス、リブットと、特に説明も無いのにそっくりさんが沢山いますから、ナンセンスかも知れませんが。
ウルトラマンデッカーとダイナ、関係まとめ
昔見ていたあのダイナが、もうウルトラマンを生む立場にいるというのが感慨深いです。
それでは(@^^)/~~~
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