ウルトラマンデッカーとウルトラマントリガーの繋がりを説明します!
はいどうも、筆者です。
物事には始まりがあって続きがあるもんです。
今回は、ウルトラマントリガーと、その世界観を受け継いだ続編となったウルトラマンデッカーの繋がりを語っていきましょう。
ではスタート!
まずトリガーから始まった
ウルトラマンデッカーは、ウルトラマントリガーの十年後を描いた作品です。
で、まずトリガーを説明すると、超古代に宇宙に追放された闇の巨人が復活。
対して、火星で植物を研究していたマナカケンゴが、その火星にあった古代遺跡の巨人と一体化。
ウルトラマントリガーとなり、地球に来て地球防衛軍、GUTSセレクトに入隊、闇の巨人や怪獣と戦うというものです。
あえてウルトラマンティガと同じディテールを用いて、それを全く異なるアプローチで描くという試みは大いに魅力的でしたが、お世辞にも文芸が褒められたものではありませんでした。
ただ、商業的には「これまでにないほどの」大成功に終わったそうです。
トリガーが終わり、デッカーになります。
ここで描かれる世界は、トリガーの十年後が舞台ですが、これは25年前にウルトラマンティガの十年後の世界を舞台にウルトラマンダイナがスタートしたので、それをなぞったようです。
また、商業的な意味で、トリガーの目玉商品だったナースデッセイ号をそのまま二年目も売りたかった、という要望も容易に想像できます。
ということで、トリガーからデッカーになるにあたり、制服やメンバーは一新されましたが、地球防衛軍はGUTSセレクトで、基地兼主力艦はナースデッセイ号、艦載機はガッツファルコン、という要素は引き継がれることになりました。
隔離されたウルトラマン
デッカーの第一話では、地球や火星など、人類が進出している惑星はスフィアのバリアで覆われ、宇宙との接触が妨げられてしまう、という状況からスタートしました。
ここは、第一話から宇宙で戦うダイナとは真逆で、デッカーはこの閉塞感がある地球で戦うことを余儀なくされます。
一方、人間に戻り、火星へ帰ったマナカケンゴもスフィアに妨害され、火星から地球へ向かえない状況になっていました。
ティガとは異なり、トリガーは主人公がウルトラマンの力を持ったまま終わったので、なぜトリガーは地球に来られないのか、という理由付けをする必要があったのです。
それでも何とか抜け出し、一時的に地球へ戻ったトリガーは、デッカーとコンビを組み、巨大怪獣、スフィアメガロゾーアを撃破。
その際、闇の巨人、カルミラの心をついに救います。
また、このエピソードでは旧GUTSセレクトのメンバーも登場し、ダイナにおける劇場版「ティガ&ダイナ」、新旧GUTSの活躍を描く「滅びの微笑」をミックスした印象になりました。
盟友
スフィアメガロゾーアを倒して火星に帰ったトリガーでしたが、その後も月面での異次元人ヤプール、ゾンボーグ兵、ギャラクトロンとの戦いでデッカーとコンビを組み、活躍。
先輩後輩というよりは、盟友という間柄になります。
そしてデッカー最終回。
アスミカナタが、自身がデッカーだと明かしたのと同じく、ケンゴも新GUTSセレクトに、自分の正体を明かします。
そして新GUTSセレクト、ウルトラマン二人が共闘する一大作戦が決行。
スフィアの母体、マザースフィアザウルスへのトドメこそデッカーに譲ったものの、トリガーはしっかり役目を果たしました。
旅立つ若者
デッカーの劇場版には、ケンゴ自身は登場していませんが、外宇宙へ旅立つクルーとして参加している旨が語られます。
そしてプロフェッサー・ギベルスを倒したカナタも、宇宙へ旅立ちました。
主人公が遥かな宇宙へ旅立つラストはダイナと同じですが、死を思わせるダイナとは真逆の、希望に満ちた爽やかな旅立ちとなりました。
ウルトラマントリガー、デッカー、繋がりまとめ
現在放送中のウルトラマンブレーザーは、どうやら過去の作品との繋がりは無いようですが、これは25年前、平成ウルトラマン3作目のガイアがいったん世界観をリセットしたことも関係しているかも知れません。
素人が考えても、3年もナースデッセイ号売ってるわけにはいかないだろうなと思いますし。
それでは(@^^)/~~~
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