ウルトラマン、ドリームマッチ!ゾフィーVSゼットン!
さて皆さん、筆者です。
今日も暑いですね。
当地の現在の気温は35度!暑い!
何言ってんだ、俺たちの方が熱いぞ!
そこにいたのはウルトラ兄弟の長男、ゾフィー!
必殺のM87光線は87万度の高熱!
更にウルトラマンシリーズ最強怪獣、ゼットンも来た!
こいつの火球は強い!一兆度!
では、この熱い二人が熱い戦いを繰り広げたら、当地はどれだけ暑くなるのか!
夏の激熱バトルを開始します。
ではスタート!
ゾフィーとゼットン
ゾフィーとゼットンは、共に初代「ウルトラマン」最終回に登場したキャラクターです。
ゼットンは、ゼットン星人の対ウルトラマン用の切り札と言える怪獣で、一兆度の火球を吐き、テレポート、バリア、光線吸収、反射能力を活かして、ウルトラマンを倒してしまいました。
そのゼットンは、科学特捜隊によって倒されるわけですが、その後、ウルトラマンを迎えに来たのがゾフィーです。
実は、脚本段階では、このゾフィーがゼットンを倒す予定でした。
撮影段階で、最後のムラマツキャップのセリフ「地球の平和は、我々科学特捜隊の手で守り抜いてゆこう!」を強調するための改変だったようですが、作品に明確なテーマを与える上で、その改変は実に効果的でした。
ですが、ここで、ゾフィーとゼットンは、同じエピソードでウルトラマンの死と再生を司る重要な役目を果たしているのに、絡みが無い、という寂しい関係性が生まれてしまったのです。
では、もしゾフィーとゼットンが戦っていれば、どちらが勝っていたのでしょう?
脚本段階では、「ゾフィーがゼットンの頭上から撃つスペシウム光線でゼットンを撃破」となっています。
ということは、ゼットンのバリアは後の「帰ってきたウルトラマン」にキングザウルス三世と同様に、頭上には展開できないという弱点があるようです。
ウルトラマンは、正面から挑んだからスペシウム光線を反射されて倒されたわけで、頭上から攻撃する、というところに活路を見出せば、勝てたかも知れません。
では、正面からゾフィーがゼットンと戦っていれば、どうなっていたのでしょう。
ゾフィー対ゼットン。勝負は見えている?
ゾフィーの初登場は、昭和42年です。
昭和が終わり、平成が終わり、令和になりました。
円谷プロも経営体制が総とっかえされました。
時代は変わっていきます。
それでも、ゾフィーが単独で怪獣を倒したのは、2017年の「ウルトラファイトオーブ」の一回だけなのです。
ここでもう、実際にウルトラマンを倒した実績があるゼットンとの実力差が見えてきますが。
ゾフィーの必殺技は、M87光線です。
これはウルトラ兄弟最強の必殺技なのですが、ゼットンに効くかどうか。
ゼットンは何せ、バリアに光線吸収と、二段構えの防御能力を誇っていますから。
仮にM87光線の威力でバリアを貫けたとしても、その後の光線吸収をどう凌ぐという問題が。
ウルトラマンメビウス最終回のように、ゾフィーがM87光線を長時間発射していれば、ゼットンもキャパオーバーで吹き飛んでくれるかも知れませんが、実際に戦っている描写が全く無いので、結局のところ、断定的に言い切ることはできません。
ギャラクシーファイトの時に、量産ゼットン軍団をウルトラ兄弟が相手にしてたら話は変わってきたかも知れませんが。
ゾフィーとゾーフィ
「シンウルトラマン」では、「ゾーフィ」という名前のウルトラマンの同胞が、ゼットンを連れてきます。
ここでは、ウルトラマンが地球人と一体化してしまったため、今後、全宇宙の知的生物が怪獣として使用可能になると判明してしまったから、地球を滅ぼしに来たのです。
まあ、分からずやの上司というキャラですが、この人はゼットンを連れてきただけの人なので、本人の戦闘能力は不明のままです。
ゾフィーとゼットン、ゲームでは
PS2のゲーム「ウルトラマンファイティングエボリューション2」では、ウルトラ兄弟が全員ゼットンに倒された時、満を持して登場するのがゾフィーでした。
続く「エボリューション3」では、初代ウルトラマンの最終回を再現したステージで、ウルトラマンが放映順通りに技を使ったらゾフィー登場、順番が違ったら科学特捜隊が撃破、というアレンジがされていました。
このステージのゼットンはバリアが使用不能になり、またゾフィーの必殺技は全キャラでもかなり強力な方なので、簡単に倒せます。
やはりバリアさえ破れば、ゼットンは大したことないと。
ゾフィーとゼットン、まとめ
ギャラクシーファイト、まだ最後に一本ありそうなので、初代ウルトラマンがゼットンを倒す描写、ゾフィーがゼットンと戦う描写をぜひ入れて下さい。
いやでもあのシリーズには平成三部作の成分が少ないから、まずはそこから、でもうーん。
ファンは身勝手なものです。
それでは(@^^)/~~~
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