ウルトラマンマックス!怪獣あれこれ

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ウルトラマンマックスの怪獣に関して。

はいどうも筆者です。

今回は2005~2006年に放送された「ウルトラマンマックス」の怪獣を振り返ろうと思います。

ではスタート!

マックスの原点怪獣

この「ウルトラマンマックス」では、徹底的な原点回帰が目指されました。

一話完結、分かりやすいストーリーです。

何せ前作の「ウルトラマンネクサス」が史上初、不人気による打ち切りを敢行されたので、もう必死です。

結果として、初代ウルトラマン、ウルトラセブンの人気怪獣を推していく戦略が取られました。

また、地球防衛軍となるDASHも、変な陰謀とか武力拡大とか隊員たちの対立とか無しのホワイト企業にして、明るく優しいムードに。

ウルトラマン自身も、平成以降のお約束になっていた「形態の変化」をオミットし、また久々のM78星雲人として、できるだけ分かりやすいようにすることが通底されました。

さて、そんなマックスには、どんな怪獣が登場したのでしょうか。

グランゴン、ラゴラス

第一話に登場した、火山と氷の怪獣です。

第一話に登場してウルトラマンと戦った、という以外の目立った個性が無いので、「帰ってきたウルトラマン」のアーストロンに近い存在感がありますね。

二匹まとめてマクシウムカノンで片付けられました。

エレキング

「ウルトラセブン」に登場した怪獣です。

孤独なOLを操り、夜の都会で電気を吸っていました。

マクシウムカノンに倒されます。

スラン星人

超高速での活動が可能な宇宙人で、マックスの謳い文句だった「最強!最速!」を四話にして無意味にしてくる厄介な相手です。

マクシウムカノンに敗れますが、ウルトラマンギンガ、X、ギャラクシーファイトと、マックスが出る時は必ずと言っていいほどコイツが敵役として出てくるので、しつこさではトップです。

まあ、ギンガの時に既に、マックスの怪獣で着ぐるみが使用可能なコンディションなのがスラン星人しか無かったという事情があるんですが。

レッドキング

初代ウルトラマンの怪獣です。

幻の島、サブジェクトファントムの破壊神として君臨、怪獣サラマドンなどを倒しました。

爆発性の岩を飲み込んでいるため、マックスが宇宙で爆破しました。

この辺りで、DASHのヒジカタ隊長を演じている宍戸開さんが、番組に苦情を表明します。

話に工夫が無さすぎる。

それを受けて、マックスは初代ウルトラマンを倒したゼットン、ウルトラセブンを苦戦させたキングジョーを新兵器マックスギャラクシーで倒し、冒険心に溢れた話を展開し始めました。

イフ

宇宙から来た、無害なただの物体が、攻撃を受ければ受けるほど進化していき、ウルトラマンのマクシウムカノンまで学習し、街を灰燼にします。

武力による攻撃は一切無駄なのですが、最終的には、少女のフルートの音色に反応、自分を楽器のカタマリにし、宇宙へ去っていきました。

武力は何も生まない、というテーマに正面から向き合ったエピソードです。

タマ、ミケ、クロ

宇宙化け猫。

人間を含む生物の記憶を失わせてしまう三匹の怪獣です。

DASHもどうやって出動するのか忘れ、ウルトラマンもどうやって変身するのか忘れ、変身できても必殺技の撃ち方を忘れるカオスな状況が展開されました。

最終的には、「高速回転して勢いで出した光線」でやっつけますが、類を見ないギャグ回でした。

魔デウス

テレビ番組「ウルトラマンマックス」の脚本家が書いた怪獣が現実に出現したものです。

どこまでが虚構でどこからが現実なのか分からない不条理な世界を演出しました。

最期は、第四の壁を飛び越えて脚本を書き換える、という手段で消滅させましたが、この記事を読んでるあなた、そこは本当に現実ですか?

メトロン星人

セブンに両断されたメトロン星人本人です。

その後、地球に馴染み、侵略の機会を伺っていましたが、携帯電話の普及によって地球人の脳が劣化しきっていると判断、「放っておいても滅びるよ」と言い残して、帰っていきました。

エレキング

再登場。

今度は電気ではなく、人間の脳波を吸収して巨大化します。

二匹出現、一体はマックスのマクシウムソードに、もう一体はDASHに倒されました。

ラゴラスエヴォ

以前のラゴラスの別個体がグランゴンを食べ、その背中のマグマコアを吸収、自分の冷凍光線と熱の力を組み合わせた「超温差光線」を放つ強敵です。

マックスの最強必殺技、ギャラクシーカノンさえ押し返してみせますが、DASHのショーン隊員が開発したAZメーザーを受け、自壊して倒されました。

モエタランガ

人間やウルトラマンを、ものすごいやる気にさせ、エネルギーを無駄遣いさせて、その後「燃え尽き症候群」にさせて力を奪う宇宙人です。

こちらもコメディ的なのですが、DASHが戦闘不能に陥った時に活躍するトミオカ長官、ヨシナガ教授、ダテ博士が、初代ウルトラマンの科学特捜隊のキャストなので、クライマックスはひたすらに燃える展開になりました。

マクシウムソードとギャラクシーカノンに倒されます。

ダークバルタン

史上最強のバルタン星人です。

1キロメートルまで巨大化、空を覆う一面の分身など、初代バルタン星人の生みの親、飯島監督がやりたい放題やりました。

最後は青銅の鐘で心を静められ、地球侵略を諦めます。

これ以降、地球を狙うバルタン星人というのは登場していません。

生みの親による卒業宣言だったようです。

ギガバーサーク

地底人、デロスが送り込んだメカ兵器で、マックスの最後の相手です。

身長数キロに及ぶ巨体で、一度起動したらデロスにも止められないマシンでしたが、DASHの作戦によってエネルギーを充填され、990メートルに巨大化したマックスのマクシウムソード、そして最強必殺技、ギャラクシーソードに切り裂かれ、機能を停止しました。

マックスギャラクシーから伸びた光の剣が、宇宙空間に容易に届く演出は必見です。

ウルトラマンマックス、怪獣まとめ

このマックスというのは、あくまで次作「ウルトラマンメビウス」までのツナギなのですが、それはそれとして、スタッフさんはネクサスで痛い思いをしたため、また子供たちが怪獣の玩具を持っていてくれるのが嬉しかった、と述懐しておられます。

それでは(@^^)/~~~

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