ウルトラマンゼット、第14話の怪獣はブルトン!
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマンゼット第14話に登場した怪獣、ブルトンに関して振り返っていきたいと思います。
ではスタート!
ブルトン、データ
「四次元怪獣ブルトン」。
身長60メートル。
体重6万トン。
赤と青の隕石が融合して出現する怪獣で、時空間を歪ませる能力を持っています。
初代ウルトラマンと戦った怪獣でもあります。
ウルトラマンゼット第14話の流れ
地球防衛軍ロボット部隊ストレイジは沸いていました。
新型の特空機、キングジョーストレイジカスタムが、怪獣グルジオライデンを独力で撃破したためです。
この戦果で各国からロボット技術の問い合わせがあり、一方で長年戦い続けた特空機第一号セブンガーは退役、博物館に飾られることが決定しました。
ハルキ隊員は、変わり始めた現状を一人、憂えていました。
ただストレイジはお祭りムードで、整備班長のバコさんがどこかから持ってきたマグロでパーティーが始まります。
その頃、寄生生物セレブロに操られたカブラギは、ストレイジ基地に赤と青の隕石を投げます。
隕石は合体して怪獣に変異。
それは第一話で、ウルトラマンゼロを異次元に封印したのと同じ怪獣、ブルトンでした。
繰り返す時間
バコさんはマジックも上手で、パーティーが盛り上がっていました。
マグロが美味しいので、時間を巻き戻して何度も食べたいと訴えるハルキ隊員ですが、その表情は冴えません。
ヨウコ隊員が、強力なキングジョーを自分たち人類が持っていて良いのか、と疑問を吐露します。
その時、整備班やユカ隊員が空中に浮遊。
これもバコさんのマジックかと思われましたが、ブルトン出現の報が鳴ります。
「ただ浮かんでるだけだから落ち着け」と凄いことを言うバコさん。
ヨウコ隊員はキングジョー、ハルキは特空機ウインダムで出撃しようとします。
しかし、ヨウコ隊員は何度階段を下りてもキングジョーのコクピットに辿り着けず、ハルキは階段の踊り場を踏んだらマグロを食べようとしている時間に巻き戻されます。
首謀者、セレブロに剣を向けるヘビクラ隊長、ジャグラスジャグラーですが、彼も基地のトイレに転送されます。
何度か同じ時間を繰り返し、ユカ隊員が状況を分析。
ブルトンの影響で基地は四次元空間になっていて、時間も空間も歪んでいるとのこと。
それは各員の深層心理に影響していて、ヨウコ隊員がキングジョーに乗れないのはヨウコ自身が心のどこかでキングジョーに乗りたくないと思っているから。
ハルキがずっとマグロを食べる時間にいるのは、マグロを何度でも食べたいという心理が影響しているからでした。
だから、意志の力で行きたい場所に行けるとユカ隊員は判断。
ヨウコ隊員とハルキは「行きたい場所」をイメージして階段に向かいます。
忘れない
ハルキが踊り場を踏んで転送されたのは、幼少期の河原でした。
そこには、生前の父親がいました。
ハルキは、消防士であった父親に迷いを打ち明けます。
誰かを助ける力で誰かを傷つけることになったらどうするか。
父は答えます。
手が届く範囲で守る。
そして、守れなかった人、傷つけてしまった人は決して忘れない。
ハルキは父親と握手を交わします。
父も、目の前の青年が未来のハルキだと分かったようでした。
だから第11話で回想シーンに登場した父親は、ハルキと握手して「大きくなった」と感慨深げに言ったのです。
超能力には力
ビルを浮遊させて破壊しながら進撃するブルトン。
ヨウコは自らの深層心理を意志力で乗り越え、キングジョーの出撃に成功しました。
しかし、ブルトンはキングジョーのミサイルを空中で消滅させ、自らもワープ。
次元を武器にしているブルトンは、ワープさせたミサイルをキングジョーの背中に転送して撃ち返します。
強力な光輪がキングジョーを責め苛みますが、そこにハルキが到着。
父の「手の届く範囲を守る。守れなかった人は忘れない」という言葉で迷いを振り切り、ウルトラマンゼットに変身します。
ブルトンと超能力形態、ガンマフューチャーの超能力バトル、ビームバトルが始まりますが、ブルトンはゼットの足元に大穴を作り、ゼットを埋めてしまいます。
あとはひたすら転がる攻撃でゼットを圧倒するブルトン。
しかし、キングジョーの援護でスキができました。
パワー形態、ベータスマッシュに変身したゼットは、その怪力で、ブルトンの超能力を司る四次元繊毛を引きちぎりました。
ビーム攻撃にもフィジカルで耐えてブルトンに接近するゼット。
ブルトンはゼットの背後にワープして圧し掛かりますが、すかさずゼットランスアローを手にしたゼットは、それを突き刺してブルトンのワープを不可能にします。
そしてビームの鎖を使い、ブルトンをハンマー投げで跳ね飛ばすと、M78流竜巻閃光斬を発射。
光輪に斬り裂かれたブルトンは吹き飛び、事態は解決しました。
三次元空間に戻ってきたストレイジ基地は後片付けの真っ最中。
しかし、ブルトンが吹き飛んだ空からは、虚空怪獣グリーザの声が不気味に響いていました。
初代ブルトン
初代ウルトラマンと戦った時には、科学特捜隊基地を四次元空間に包み、様々な異常現象を発生させて出撃を不可能にしました。
援護に来た防衛軍も壊滅し、ウルトラマンも手が出せない強敵でしたが、ウルトラマンは異次元に封印された状態から脱出。
高速回転することで四次元繊毛を自壊させ、スペシウム光線の二連射で隕石に戻して握りつぶしました。
その後のブルトン
ウルトラマントリガーでは、バロッサ星人の持ち物として登場。
ゼットとキングジョーをトリガーの世界に引きずり込んでいます。
ウルトラマンゼット、14話怪獣まとめ
意識と現象が相互作用するのは量子力学の範囲ですよね。
難しい!
それでは(@^^)/~~~
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