ウルトラマンゼット、第12話の怪獣はグルジオライデン!
はい皆さん、筆者です。
今回はウルトラマンゼット第12話に登場した怪獣、グルジオライデンに関して振り返っていきたいと思います。
ではスタート!
グルジオライデン、データ
「爆撃雷獣グルジオライデン」。
身長60メートル。
体重7万2千トン。
十年前、山梨県に落下してきたまま休眠状態だった宇宙怪獣が突如、覚醒したものです。
第12話の流れ
戦闘は最初から始まっていました。
地球防衛軍ロボット部隊ストレイジは、特空機セブンガー、ウインダムを出撃させて山梨県に出現した怪獣に対処していましたが、強力な光線を吐く怪獣は強敵です。
セブンガーのバッテリーが切れて行動停止。
ハルキ隊員はウルトラマンゼットの超能力形態、ガンマフューチャーに変身。
竜巻と共に八つ裂き光輪を放つ必殺技、M78流竜巻閃光斬を放ち、一気に怪獣のスタミナを削るとゼスティウム光線を浴びせようとします。
しかし、前回、卵を守っていただけのレッドキングを殺してしまった罪悪感から、ハルキ隊員は怪獣を殺す覚悟ができなくなっていました。
そのためにゼスティウム光線を発射するタイミングを逃します。
怪獣は、背中の砲門から強力な光線を発射。
ガンマフューチャーのバリアも破る破壊力を見せると、地底に潜って休眠する怪獣でした。
命を奪う責任
次に現れたら特空機キングジョーで怪獣を「殺す」ことをストレイジに厳命する地球防衛軍のクリヤマ長官。
あの怪獣のコードネームはグルジオライデンといい、十年前、休眠状態で山梨県に落下してきたのを地球防衛軍が回収、監視していたものでした。
そしてストレイジの特空機も、グルジオライデンを元に設計されたものだったことが明かされます。
ユカ隊員は、強烈な腐臭がするグルジオライデンの肉片を嬉々として回収し、宇宙で何者かに改造された生物兵器と結論を出します。
グルジオライデンは仮死状態で休眠中。
怪獣の必殺光線は、ゼットのバリアを破るほどの威力ですが、連続しての発射は不可能です。
そのため、一発目をキングジョーのペダニウム粒子砲で相殺し、怪獣の体表にあるエネルギーコアを接射して破壊する作戦が決行されることになりました。
ハルキ隊員は迷いの中にいます。
怪獣を倒すことは、命を奪うことで、その覚悟ができないからです。
レッドキングも卵を守っていただけ、と言いますが、ヨウコ隊員は「その子供が生まれて市街地に出て人を襲い出したら」という問いをします。
この世界に怪獣の居場所は無い。
だからウルトラマンに押し付けず、命を奪う責任をちゃんと背負いたい、とヨウコ隊員は言います。
ハルキ隊員は、悩む心を何とかしようと自主トレに励みます。
その時、グルジオライデンが出現。
キングジョー大活躍
前回のレッドキングとの戦いで、暴れ馬と評されたキングジョーは、すぐにオーバーヒートする弱点がありました。
そこでユカ隊員がキングジョーを調整。
ヘッドファイター、コアシップ、ブレストタンク、レッグキャリアーに分離する機能が追加されました。
廃棄された鉄材を食べる怪獣に、ストレイジは出撃。
キングジョーは四機に分離して大火力で怪獣を攻撃します。
タンクモードに変形したキングジョーは、怪獣の光線をペダニウム粒子砲で相殺。
その間、ハルキ隊員は特空機ウインダムで怪獣をワイヤーで拘束します。
この間にコアを撃ち抜く作戦でしたが、怪獣のパワーの前に失敗。
ハルキ隊員はウルトラマンゼットに変身します。
叫ぶ命
スピード形態、アルファエッジの切れ味鋭い技に圧倒されるグルジオライデン。
ゼスティウム光線を放とうとするゼットですが、怪獣が泣いているように見えて、またハルキ隊員は命を奪うことを恐れてしまいます。
ゼスティウム光線も、アルファエッジへの変身も放棄して戦意を喪失するハルキ。
素体であるオリジナルに戻ったゼットは、怪獣の口からの光線をもろに浴びてしまいます。
エネルギーチャージが完了した怪獣は、背中の砲台から必殺光線を発射しますが、その一撃をヨウコ隊員はキングジョーの分離機構で回避。
コアに到達すると、ペダニウム粒子砲を撃ち込み、遂にグルジオライデンを粉砕しました。
ですが、何もできなくなったハルキ隊員は、どうしようもなく叫ぶのでした。
グルジオライデンあれこれ
ウルトラマンRBに登場した「グルジオ種」という流れの怪獣です。
いつも美剣サキという少女が変身していましたが、今回のグルジオライデンも宇宙のある軍属の女性が変身したものという設定があります。
ウルトラマンゼット、12話怪獣まとめ
この後のハルキの立ち直りは13話、14話まで待つことになります。
それでは(@^^)/~~~
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