ウルトラマンゼットとエースの関係を語る傑作!
はい皆さん、筆者です。
人気プログラムっていうのはありますよね。
週末のテレビで必ず毎年放送される人気映画など。
ウルトラマンでもそういったエピソードがあります。
ウルトラマンゼット第19話「最後の勇者」です。
初回放送以来、大人気エピソードとなり、毎年ピックアップされています。
では今回はそのエピソードを語っていこうと思います。
スタート!
逃げるベムスター
地球防衛軍ストレイジは、地球に侵入した宇宙大怪獣ベムスターを確認。
ロボット、ウインダムとキングジョーで出撃します。
ガスタンクを腹の口で丸呑みにしたベムスター。
更に接近したウインダムを飲み込みかけます。
ピンチに陥ったハルキ隊員は、初代ウルトラマン、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウのメダルでウルトラマンゼット・ベータスマッシュに変身しようとしますが、エースメダルが妙に輝いているのを発見。
同時にベムスターは殺気を感じます。
見上げると、空にガラスのようなヒビが入っている状況になっていました。
ベムスターは何かを恐れ、ウインダムを吐き出して宇宙へ逃げていきます。
ヤプール
ストレイジのユカ隊員は、空のヒビを、異次元に繋がるゲートと判断。
ベムスターは、ゲートから出てくる何者かを恐れて逃げたのだと理解されます。
ヘビクラ隊長は防衛体制を命令。
ゲートを監視する現地で、ハルキはゼットの声を聞きます。
あれは、かつてウルトラマンエースが倒した、異次元人ヤプール、そしてそのヤプールが操る怪獣を超えた怪獣、超獣の仕業に違いない、ということです。
エースメダルの反応は、ヤプールの気配を感じ取ったことによるものらしく。
そして超獣と戦った経験の無いゼットは、エースに昔、世話になったと感慨深げにします。
戦う決意を固めたハルキとゼット。
そしてゲートから落雷し、地上で爆発が起きます。
その炎が集結し、一つの巨大な影に変貌しました。
殺し屋超獣バラバ
実はジャグラスジャグラーであるヘビクラ隊長は、不敵に笑います。
「お前か。殺し屋超獣バラバ」
かつてエースに倒された超獣、バラバは口から火炎を噴出、街を破壊し始めます。
キングジョーとウインダムは一斉砲撃を開始しますが、バラバは頭の角を光らせ、空間に亀裂を作り、その中に砲弾やビームを吸収してしまいます。
逆に亀裂から、次元の壁を破ったエネルギー波を放射、キングジョーを作動不能に陥れます。
ハルキは最強形態、ウルトラマンゼット・デルタライズクローに変身。
ゼット登場、しかし
幻界魔剣ベリアロクを手にバラバに向かいますが、バラバは腕の鎖鎌でベリアロクを跳ね飛ばします。
デルタライズクローは、その剣が戦闘の主力であるため、拾いに行こうとしますが、そのスキを突かれ、圧倒されてしまいます。
このバラバはただの超獣ではなく、ヤプールの残留エネルギーが実体化した、戦力と知性、エースへの怨念を併せ持つ強敵でした。
何とかゼスティウム光線を繰り出すゼットですが、そのエネルギーも次元亀裂に吸収され、次元エネルギー波の直撃を受けてしまいます。
ふらついたゼットに、更に鼻からミサイルを撃ち込むバラバ。
この猛攻に、デルタライズクローの姿を意地できなくなり、最弱形態、ゼット・オリジナルの姿に戻されます。
そして遠隔操作できる頭の角を発射、ゼットを貫こうとするバラバ。
その角を、十字形の光の刃が弾き飛ばしました。
「弱気になるな」という声が聞こえます。
そして、舞い降りたのは、ウルトラマンエースでした!
銀河連邦遥かに超えて
エースはパンチレーザー、バーチカルギロチンといった様々な光線技を披露して強敵、バラバと互角に渡り合います。
ここでエースは、「超獣は痛みを感じない」「完全に動きを止めるまで攻撃を続けろ」旨をゼットに言います。
だから往年のエースの戦闘は、あれほども苛烈でせっかちだったのです。
バラバの光線と、エースのメタリウム光線が激突。
続いてエースは、亜空間から剣を呼び出すエースブレードを披露。
ゼットも戦意を取り戻し、ベータスマッシュに変身、槍のゼットランスアローでバラバに立ち向かいます。
ランスアローは弾き飛ばされ、エースの剣も折られますが、エースは全く怯まず、肉弾戦で応戦します。
そしてゼットとエースの集中攻撃と、互角のバラバ。
強敵です。
その時、エースが気付きました。
ゼットの頭には、エースと同じウルトラホールがあります。
エースがどんな戦法を思いついたか理解するゼット。
スペースZ
次元エネルギー波をバリアで遮るエースは、ヤプールの「滅びよ」という言葉に返します。
「かつてお前は言った。勝ったものは負けたものの怨念を背負って生きていくと。それでも私は、ウルトラマンは戦い続ける!この宇宙に真の平和が訪れるその日まで!」
そして、令和になって突然生み出した新技、ストップリングを放つエース。
バラバは光の輪に動きを封じられます。
そして、エースのエネルギーをウルトラホールに受けるゼット。
かつてエースが繰り出した超必殺技、スペースQの系譜となる新技、スペースZを発動します。
その強大なエネルギー弾の直撃を受けるバラバ。
ヤプール死すとも超獣死なず、という、かつての巨大ヤプールと同じ捨て台詞を吐き、昔のように目玉が飛び出して真っ二つになり、バラバは大爆発を起こします。
ヘビクラは言いました。
「バラバがバラバラ」
うん、オモロイ。
ゼットの名は
戦いが終わり、ゼットは、自分にゼットの名を与えたのはエースだという事実をハルキに明かします。
そこには、地球の言葉で最後という意味があり、宇宙から争いを無くす最後の勇者になってほしい、という願いが込められていました。
そして空に飛び去るゼットとエース。
ゼットは、いつも通り空にZの飛行機雲を描きます。
そこにエースが一本の線を引き、Aの字を描きました。
しかし、ユカ隊員は二人のウルトラマンよりも、バラバが残した角の異次元エネルギーに着目していました。
ウルトラマンゼット、エースまとめ
今回のエースの声を演じたのは、エースに変身する北斗星司を演じていた高峰圭二さんでした。
さすがに老いが感じられる声ですが、存在感がさすがです。
それでは(@^^)/~~~
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