ウルトラマンタロウの技をサラッと

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ウルトラマンタロウの技に関して。

今回は、1973年に放送された「ウルトラマンタロウ」で使用された、主人公、タロウの能力を語っていこうと思います。

ではスタート。

ウルトラマンタロウのスペック、特長

身長53m、体重5万5千t、飛行速度マッハ20。


ZATの東光太郎隊員がウルトラバッジで変身する、ウルトラの父と母の実子です。

ウルトラ心臓によって強靭なフィジカルを持ち、パワーもスピードもトップクラス。

ヘビー級ながら、ジャンプを活かしたスピード戦も得意としています。

また、罪のない怪獣は倒さない優しさを持ちます。

頭の角、ウルトラホーンは、ウルトラの父の力を受け継ぐウルトラ超戦士の証です。

では、どんな能力があるのか。

光線技

・ストリウム光線

必殺技です。

 

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「ストリウム光線!」の発声と共に大気中からエネルギーを吸収、全身を虹色に発光させ、腕をT字に組んで放つ光線です。

怪獣を粉々にする威力を持ちますが、バードン、ムルロア、ベムスター、タイラントなどの強敵にはなぜか使いません。

何の説明もなく、そう強そうでもない怪獣に通用しないということも多いです。

また、コストの関係か、大気中から吸収する合成、体が虹色に光る合成、「ストリウム光線!」のセリフのいずれかが省略されることが多かったのも特徴。

中盤は、溜めのポーズだけ取ったら、いきなり光線を出すという具合に簡略化されることがほとんどでした。

バリエーションとして腕を交差して放つ「ネオストリウム光線」があり、これはテンペラ―星人を倒すのに使いました。

・ブルーレーザー、アロー光線

頭の角、ウルトラホーンから放つ光線です。

ブルーレーザーはポーズ無しで発射できる利点から、怪獣の武器を焼き切るのに多用されました。

アロー光線は角からくさび型のエネルギー弾を放つ牽制タイプの技です。

・シューティングビーム、ハンドビーム

両方とも、伸ばした両手から放つ光線です。

シューティングビームはそのまま水色の光線を浴びせるシンプルな技で、爆破タイプと怪獣の動きを封じるタイプに切り替えられます。

ハンドビームは赤色のエネルギー弾を連続発射する攻撃で、どちらも並みの怪獣なら一撃で粉々にする威力です。

・タロウカッター、ビーム手裏剣、フット光線

タロウカッターはクロスした腕から放つ光の刃、ビーム手裏剣はエネルギーを手裏剣状に凝縮して投げる技、フット光線は足から放つ光線で、いずれも怪獣の体を切断する効果があります。

・ウルトラフリーザー

冷凍技です。

両手から放つ光線で、二匹の怪獣を凍結させてしまうタイプと、合わせた手から冷凍ガスを放射して怪獣を凍らせるタイプがあります。

何で冷凍ビームがあるのに冷凍ガスも必要なのって?

光学合成費の問題。

・リライブ光線

負傷した人や怪獣を治療する、死んだ者に命を与える光線です。

格闘技

・スワローキック

タロウがジャンプしたらまずこれを出すと思っていい。

空中で何度となくスピンを繰り返して勢いをつけ、叩き込むフライングキックです。

多くの怪獣に大ダメージを与えました。

・アトミックパンチ

原爆級の威力がある鉄拳なのでアトミックパンチ、という物騒な拳です。

怪獣の腹に穴を穿つほどの威力を誇ります。

変身用パース人形を改造して演出された「フライング・アトミックパンチ」というバリエーションもあります。

・ハンドナイフ

空中から繰り出すチョップです。

不死身怪獣リンドンの首を落として一度は倒しました。

・ウルトラパワー

怪獣を宇宙空間まで投げ飛ばす圧倒的な怪力です。

ブレスレット

当初はタロウブレスレットを装着していましたが、バードン戦からキングブレスレットに交換しました。

その後のタロウブレスレットは、間に合わせなのか、ウルトラマンレオで、帰ってきたウルトラマンが装着したりしています。

・ブレスレットランサー

タロウブレスレットが変形した槍です。

タロウを紹介する際に、この武器を持ったスチールが使われることが多いのですが、使用回数一回です。

・分身作戦

キングブレスレットで発動する技で、タロウの幻影を作り出す能力です。

これで混乱状態に陥ったバードンは火山に激突、自滅しました。

・ウルトラランサー

暴君怪獣タイラントの武器であるムチをブルーレーザーで切断、そのムチをブレスレットの力で変化させた光の槍です。

・バケツ

うん、ブレスレットが変形した、ただのポリバケツ。

ヨッパライ怪獣ベロンに水をぶっかけて、酔いを醒まさせるのに使った空前絶後の技。

超能力

・トゥインクルウェイ

宇宙空間に放つ光線で、ウルトラの星へ繋がるゲートを生成します。

ワームホールを作る能力でしょうか。

ゾフィーやメビウス、元々の出自が違うウルトラマンダイナもこの技を使えます。

・タロウバリヤー

顔から放つ光で、無数のビームの束で形成される光の壁を作り、攻撃を跳ね返す技です。

ミエゴンの火炎を押し返しました。

メフィラス星人の光線を跳ね返した形状の違うバリアや、ジレンマ、アリンドウ、ロードラといった怪獣の溶解液を遮ったプッシュリターン光線というバリアもあります。

・アイビーム

見えない敵をサーチする光線で、目から発射します。

ガスに身を隠すケムジラや、透明化するゴルゴザウルスを発見しました。

・ウルトラシャワー

合わせた手から水や消火液を放出して災害を食い止める能力です。

・再生パワー

えんま怪獣エンマ―ゴによってタロウの首がすっ飛んだ時に使われた技で、タロウが斬首されたと思ったら、お地蔵様の力が発動し、タロウは無事で、逆にエンマーゴの首が飛ぶという、意味の分からなさでは一、二を争う技です。

・ウルトラダイナマイト

全身を燃え上がらせて突進、怪獣に抱き着いてもろともに自爆し、ウルトラ心臓の力で自分だけ再生する凄まじい技です。

 

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この他にも、体を燃え上がらせてその火炎のパワーを発射するファイヤーダッシュ、手から火炎を放射するタロウファイヤーなどの技があるため、タロウは炎属性とカテゴライズされることが近年は多いです。

・塩漬け作戦

野菜の食べ過ぎで巨大化した怪獣を小さくするため、近所の米酒店から拝借した塩をぶっかけ、何の説明もなく街に出現した超巨大な樽に怪獣をぶち込み、踏んで踏んで塩漬けにして野菜の栄養素を抜いて元の大きさに戻す、空前絶後の技です。

超ウルトラマン

1984年の映画「ウルトラマン物語」のクライマックスで、ウルトラホーンにウルトラ兄弟のエネルギーを引き継いで、一時的にタロウは超(スーパー)ウルトラマンになりました。

そこでの戦力を紹介。

・コスモミラクル光線

右手を伸ばし、右半身全体から放出する宇宙最強の光線です。

超怪獣グランドキングを粉砕しました。

・掌

特にバリアを張ることもなく、掌でグランドキングのビームを跳ね返しました。

・スーパーウルトラキック

足を輝かせて繰り出すキックで、直撃すると爆発が生じます。

・スーパーストリウム光線

エネルギーチャージの光学合成は簡略化されましたが、ストリウム光線でグランドキングにダメージを与えました。

・スーパーシューティングビーム

同じく牽制に使用されたシューティングビームです。

昔は単色でしたが、今作ではストリウム光線と同じく虹色になりました。

ウルトラマンタロウの技まとめ

タロウと言えば「ストリウム光線!」と思っていたのですが、ストリウム光線で決着しなかった話が多いので意外でした。

前作「A」ほどではありませんが、光線や斬撃も多くて豪華な印象ですね。

それでは(@^^)/~~~

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