ウルトラマンダイナ!最恐怪獣?マリキュラ!
はい皆さん、筆者です。
筆者が世界一怖いと思っている動物が「ヒル」です。
見た目もグロテスクですし、動物に食いついて血を吸うのも気持ちが悪い。
そんなヒルに似た属性の怪獣が、ウルトラマンダイナに登場した「マリキュラ」です。
今回は、マリキュラが登場した「湖の吸血鬼」を振り返っていこうと思います。
ではスタート!
マリキュラ、データ
「吸血生命体マリキュラ」。
身長64メートル。
体重4万4千トン。
出身地、束良湖。
武器、腕からの触手、電撃、口からの腐食ガス、火球、ビーム兵器の吸収能力など。
束良湖の下級生物が宇宙線の影響で突然変異を起こして誕生した、吸血マリモの集合体です。
謎の宇宙線
特捜チーム、スーパーGUTSのナカジマ隊員は、久々にまとまった休みを取り、束良湖に趣味の釣りに来ていました。
その湖に、謎の宇宙線が降り注ぎます。
スーパーGUTSでも調査しますが、特に害があるエネルギーではないようなので、平和なムードです。
翌朝、釣りを始めたナカジマ隊員ですが、妙に魚の死体が多く流れ着きます。
その死体から、青い毛玉が転がり出てきました。
色以外は、マリモに似ています。
その魚は血が吸われて死んだようなので、地球平和連合TPCは、束良湖に生物工学研究所のスタッフを派遣しました。
植物ではない
ナカジマ隊員の前でヒトデのように展開し、グロテスクな姿を見せる青い毛玉。
生物工学研究所のコマツチーフは、青い毛玉を植物ではなく、内部構造がヒルに似た動物だと断定します。
そのコマツチーフから邪険に扱われ、調査から外されてフライドチキンをドカ食いするナカジマ隊員。
その時、湖畔では、展開したマリモに血を吸われ、スタッフが一人、また一人と命を落としていました。
ナカジマ隊員に差し入れに来たアスカ隊員、リョウ隊員。
別にそのマリモにおかしいところは見当たりません。
全滅
アスカ隊員、リョウ隊員は帰路に着きますが、既に生物工学研究所のスタッフは、コマツチーフ以外の全員がマリモに血を吸われ、死亡していました。
コマツチーフが信頼する研究員、トミタもデータを託し、湖の封鎖を伝えて事切れます。
唯一の生き残り、コマツチーフはアスカ隊員たちに助けを求めます。
どうやら、あのマリモは湖の下級動物が宇宙線の影響で遺伝子を狂わされ、変異した生物のようです。
湖にUターンしたアスカたちは、マリモをレーザー銃のガッツブラスターで撃ち落としていきますが、マリモは固定の特大マリモに集う形で集結、一匹の怪獣、マリキュラとなって出現します。
技巧派怪獣
マリキュラに対して、スーパーGUTSは戦闘機、ガッツイーグルで出撃。
しかし、マリキュラは口からの毒でイーグルアルファ号を撃墜。
地上のアスカ、リョウ隊員も特殊車両ボッパーのレーザー砲で射撃しますが、マリキュラはそのエネルギーを吸収し、火球にして吐き返してきます。
アスカ隊員はウルトラマンダイナに変身。
楽しそうなダイナ
球体になったマリキュラを、バレーボール、ヘディング、ドリブル、オーバーヘッドキックなどでボコボコにする、遊んでいる感じのウルトラマンダイナ。
しかし、展開したマリキュラは、腕から触手を伸ばし、ダイナに絡めつけると電撃を浴びせて反撃します。
ガッツイーグルには毒ガスを吐き、近寄れません。
しかし、ナカジマ隊員とコマツチーフが、マリキュラの毒物を分泌する器官は、口と直結していることを突き止めます。
そこにコウダ隊員が、イーグルガンマ号の主砲、ガイナーを叩き込みました。
自分の毒で自分を苛んでしまうマリキュラ。
ダイナはストロングタイプに変身し、触手を鷲掴みにするとバルカンスウィングを見舞います。
最後の武器、口からの火球で抗戦するマリキュラ。
ダイナはその火球をバリアで吸収し、必殺光線、ガルネイトボンバーにパワーを上乗せして発射。
マリキュラを粉砕しました。
一匹残ってた
どんな美しい自然でも、人間に牙を剥くことがある。
それを肝に銘じるリョウ隊員。
休暇を台無しにされたナカジマ隊員は、また釣りに来る旨を、平和になった湖に叫びました。
その帰り道、一匹だけ小さいマリモが生き残っていたのですが、誰にも気づかれないまま車に轢き潰され、こうしてマリキュラは全滅しました。
マリキュラあれこれ
脚本家の川上英幸さんが、琵琶湖で球体じゃないマリモが発見されたという新聞記事を読んで発想したそうです。
前作「ウルトラマンティガ」に比べて隊員のキャラが弱いというのがあったようで、ナカジマ隊員もこの話から、腹が立つとフライドチキンをドカ食いするという描写が増えるようになりました。
ウルトラマンダイナ、マリキュラまとめ
気持ち悪いばかりの小型マリキュラなんですが、巨大化後は短くて毛がモフモフの腕にちょっとだけ愛嬌を感じたりもします。
それでは(@^^)/~~~
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