ウルトラマンダイナ、人類の希望が牙を剥く、デスフェイサー!
はい皆さん、筆者です。
ウルトラマンダイナで惜しいのは、首魁であるスフィア合成獣より、好き勝手やってる他の怪獣の方が人気があることです。
全部が全部とは言えませんが。
けっこう、オモチャも出てないマイナー怪獣が多くて、画像拾ってくるの難儀してますし。
今回はウルトラマンダイナで恐らくいちばん人気があるであろう、電脳魔神デスフェイサーに関して振り返っていこうと思います。
ではスタート!
デスフェイサー、データ
「電脳魔神デスフェイサー」。
身長77メートル。
体重9万6千トン。
武器、ガトリング砲、バリア、デスシザース、ネオマキシマ砲など。
モネラ星人に操られる、対ウルトラマンダイナ戦闘ロボットです。
劇場版「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」に登場しました。
恐怖の巨大戦艦
特捜チーム、スーパーGUTSとウルトラマンダイナは、月面で宇宙怪獣ゲランダと戦っていました。
しかし、スーパーGUTSの戦闘機、ガッツイーグルのレーザー砲はおろか、ダイナのソルジェント光線すら通用しない強敵です。
そのゲランダを軽々と粉砕したのは、地球平和連合TPCの新造戦艦、プロメテウスが放った超エネルギー兵器、ネオマキシマ砲でした。
スーパーGUTSはクリオモス島に招待され、そこでプロメテウス開発者、キサラギルイ博士と会います。
キサラギ博士は、プロメテウスのAIに優秀な戦士の思考データをインプットすることで、最強の無人防衛兵器になると言い、スーパーGUTSに協力を要請します。
人間は自らの意志で戦うものだとするヒビキ隊長の反論は撥ね付けられます。
更に、プロメテウスはダイナよりも強いとするキサラギ博士の言葉に、ダイナであるアスカ隊員はムキになり、感情的に、思考データのインプットに協力します。
しかしここで、アスカ隊員の思考データが盗まれ、更にダイナがネオマキシマ砲に負けて消滅するイメージを植え付けられてしまいます。
巨大ロボットの誕生
クリオモス島に、ゲランダと同種の生体パターンを持つ宇宙船が飛来。
島の防衛システムを破壊して回り、スーパーGUTSはガッツイーグルが突然、動作不良を起こして戦闘不能に。
アスカ隊員は、ゲランダに負け、プロメテウスにも恐怖しているため、イライラしながらウルトラマンダイナに変身します。
宇宙船と戦おうとするダイナの前に、キサラギ博士が駆るプロメテウスが出現。
人類の希望であるプロメテウスを使って、人類とウルトラマンダイナを抹殺すると宣言します。
モネラ星人を名乗るキサラギ博士。
キサラギ博士は、開発中のどこかの段階でモネラ星人に精神を乗っ取られていました。
宇宙船から発射されるビームを受け、プロメテウスは巨大ロボット、デスフェイサーに変形。
アスカの思考データを記憶しているため、ダイナのフラッシュタイプ、ミラクルタイプのあらゆる挙動を読んで完封します。
そして、恐怖の超兵器、ネオマキシマ砲を発射。
これにソルジェント光線で対抗しようとするダイナですが、植え付けられた敗北のイメージを払拭できず、逃げてしまいます。
ティガのこと
ネオマキシマ砲によって島は半壊。
アスカの代わりに戦おうとしていたマイ隊員も負傷。
モネラ星人は、人類は目障りだからという理由で、デスフェイサーによる人類抹殺を宣言して、用済みのキサラギ博士を返します。
完敗したアスカ隊員ですが、昔、兄がウルトラマンティガの光になったと語る少年と出会います。
デスフェイサー出現の予告時間が迫る中、アスカ隊員は、情報局のイルマ参謀に会いに行きました。
イルマ参謀は、ウルトラマンティガと共に戦った特殊捜査チームGUTSの隊長だった経緯があるのです。
ネオマキシマ砲に恐怖するアスカは、ティガがなぜそこまで無敵だったのか知りたかったのですが、イルマ参謀にいわく、ティガは無敵ではなかった。
ただ、ティガが勝てたのは、その本質が人間誰の心にもある光だから、と語ります。
その言葉で、自分の心の光に気づいたアスカ隊員は、重火器、XXバズーガを抱えて決戦地に赴きます。
デスフェイサー出現
時間通りに出現したデスフェイサー。
完璧な布陣を敷いていたTPCですが、一撃で地上部隊が全滅。
量産型ガッツウイングの一斉射撃も通用せず、スーパーGUTSの攻撃も効果はなく、簡単に全機が撃墜されてしまいます。
到着したアスカ隊員の砲撃と、リョウ隊員の戦闘機、アルファ号の攻撃で顔を損傷するデスフェイサーですが、そのアルファ号も撃墜され、ビルに突っ込みます。
動けないアルファ号に発射されるデスフェイサーのビーム。
それが直撃しません。
アスカがウルトラマンダイナ、ストロングタイプに変身して、デスフェイサーを持ち上げ、リベンジマッチを挑んだのです。
真正面から
ストロングタイプのパワーでデスフェイサーの両腕を破壊するダイナ。
デスフェイサーは、胸を展開し、ネオマキシマ砲を発射しようとしますが、そこにダイナは真正面から勝負をかけます。
恐れず、渾身の必殺パンチ、ダイナックルを食らわせ、ネオマキシマ砲ごとデスフェイサーの体を打ち抜きました。
駆動が止まり、ショートを始めたデスフェイサーに、ダイナはスペースダイナマイトという投げ技をかけ、超高空へ投げ飛ばします。
そこでデスフェイサーは爆発。
ダイナは、自分の恐れを自分で乗り越えました。
このあと、モネラ星人が合体した巨大怪獣クイーンモネラが出現し、ティガが助けに来るのですが。
デスフェイサーあれこれ
人気の高い怪獣なので、ソフビフィギュアの再販や新造がよくされています。
着ぐるみは持ちが良く、長いこと残っていたのですが、ウルトラマンゼロのオリジナルビデオで、ビートスターに改造されてしまいました。
ウルトラマンデッカーでは、地球防衛のために作られたロボット、テラフェイザーが後半の敵役になるという、明らかなセルフリスペクトがされています。
ウルトラマンダイナ、デスフェイサーまとめ
とても強い怪獣でしたが、ストロングタイプの爽快な強さをこれでもかと見せてくれる意味でも理想的な敵でしたね。
それでは(@^^)/~~~
コメント