初代ウルトラマン!かわいいおばけ、シーボーズ!

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初代ウルトラマン、かわいいおばけ、シーボーズ!

はい皆さん、筆者です。

ウルトラマンの怪獣でもかわいいのがよく出てきます。

今回はその源流、初代ウルトラマンに登場したシーボーズを振り返っていこうと思います。

ではスタート!

シーボーズ、データ

「亡霊怪獣シーボーズ」。

 

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身長40メートル。

体重3万トン。

宇宙の謎の空間「怪獣墓場」から落下してきた怪獣です。

怪獣墓場

その日も宇宙パトロールに勤しむ科学特捜隊ですが、宇宙の「ウルトラゾーン」というエリアで、アラシ隊員とイデ隊員は、宇宙を彷徨う怪獣を発見しました。

それはケムラー、アントラー、ネロンガと、地球で科学特捜隊やウルトラマンと戦った怪獣です。

このエリアは、宇宙に吹っ飛んでいった怪獣の魂がたどり着き、永久に宇宙の孤児になっていると推察されました。

二人はそこを「怪獣墓場」と名付けます。

二人の報告を聞いたムラマツキャップは、「怪獣供養」を執り行って、怪獣たちの霊を弔ってやろうと提案。

怪獣たちを葬ってきたウルトラマンであるハヤタ隊員は、一人、基地の屋上に立ち、変身。

 

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地球の平和のためにやむなく倒してきた怪獣に詫びるのでした。

シーボーズ落下

科学特捜隊は、怪獣供養をとりあえず仏式で執り行いました。

同じ頃、日本初の月ロケットが発射されましたが、それが怪獣墓場の一体と激突。

落下する月ロケットにしがみついて、墓場から蘇った怪獣、シーボーズが地球に到達しました。

怪獣供養と、わざわざ呼ばれたお坊さんをそっちのけで対策に奔走する科学特捜隊。

戦闘機、ジェットビートルから集中砲火が炸裂します。

シーボーズは特に反撃することもなく、宇宙に向けて吠えるだけです。

アラシ隊員は、宇宙へ向かって仲間を呼んでいると警戒しますが、それにしては悲しげな声です。

シーボーズは日本に唯一の超高層ビルによじ登り、宇宙へ飛び上がろうとしますが、飛行能力が無いシーボーズはただ落下しただけでした。

夕方、ビートル2機による一斉射撃を喰らうシーボーズですが、ただひたすら宇宙へ吠えているシーボーズ。

やはり宇宙へ帰りたいのかと判断するムラマツキャップは、ロケット研究所と協議し、月ロケット2号にシーボーズを乗せて宇宙へ打ち上げる作戦を決定しました。

暗闇の中、シーボーズは穏やかな声を出します。

宇宙の暗闇の中にある怪獣墓場はいつも夜で、シーボーズは怪獣墓場にいるつもりになっているようです。

フジ隊員は、怪獣たちにとって墓場だけが安心して暮らせる場所と語ります。

怪獣は、どこの星に行っても攻撃される悲しい存在だからです。

ウルトラマンの時間切れ

夜が明け、科学特捜隊はジェットビートルからワイヤーを発射、シーボーズをロケットに括り付けることに成功します。

しかし、秒読みの際にロケットが倒されてしまいます。

ハヤタ隊員はウルトラマンに変身。

長時間の戦闘の末にシーボーズのスタミナを減らし、持ち上げて空へ飛び上がります。

このまま怪獣墓場へ運ぶつもりでしたが、あまりにも戦闘が長すぎたため、ウルトラマンの太陽エネルギーが切れてしまいました。

消滅するウルトラマンと、またもや落下するシーボーズ。

紆余曲折あって

変身が解けたハヤタ隊員は、ロケットをウルトラマン型のデザインに変えることを提案。

ウルトラマンが怪獣墓場に連れて行こうとしたことを知っているからです。

すっかりいじけるシーボーズ。

 

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岩を蹴って、その勢いで転んでしまうなど、どこまでも子供っぽい挙動をします。

科学特捜隊は作戦を開始。

ビートルがシーボーズに激突したため、ハヤタ隊員はウルトラマンに変身。

 

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とにかくシーボーズをロケットに持っていくため、奮戦します。

泣きわめいて座り込んでしまったシーボーズにお手上げのポーズを取ったり、あんまりにも泣くシーボーズにゲンコツを見舞ったりと、ウルトラマンもコミカルな挙動となります。

ようやくシーボーズをロケットに抱きつかせたウルトラマン。

秒読み無しで発射されたロケット。

これで、やっとのことでシーボーズは宇宙に帰されました。

そして今日も、科学特捜隊の宇宙パトロールが行われます。

怪獣墓場には沢山の怪獣が漂い、その中にはロケットに抱きついたシーボーズも混ざっています。

どこへ行っても忌み嫌われる怪獣たちの居場所は墓場にしか無いのだろうか、と哀愁の漂うナレーションで締め括られます。

その後のシーボーズ

ウルトラファイトでは着ぐるみがそのまま使用されましたが、性格が変わって暴れ者になっています。

ウルトラマンメビウスでは、40年経っても、怪獣墓場でまだロケットに抱きついて漂っている様が描写されました。

その後の怪獣墓場

ザ★ウルトラマンやウルトラマン80などで再登場。

ウルトラマンメビウス以降では、怪獣たちの怨念が流れ着く場所と定義され、ウルトラマンベリアルやレイオニクスなど、怪獣を操る悪意ある存在に利用されることが多めです。

シーボーズあれこれ

名前の由来は「海坊主」だと思われます。

シーボーズに同情してしまうフジ隊員が目立ちますが、いつも冷静なハヤタ隊員が珍しく心情を吐露するシーンも注目です。

またこの話は唯一、ウルトラマンに変身するシーンが三回ある話でもあります。

ウルトラマン、シーボーズまとめ

ということで、今回はウルトラマンの怪獣シーボーズをまとめました。

どこへ行っても倒される怪獣が可哀想という新たな視点を開拓した話ですね。

それでは(@^^)/~~~

 

 

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