ウルトラマンティガ、怪獣コンテスト優秀作品、メンジュラ!
はい皆さん、筆者です。
筆者はウルトラマンティガリアルタイム世代です。
怪獣デザイン募集コンテストのことはよく覚えています。
結局、応募しそこねたんですが。
ということで今回は、当時の怪獣コンテスト第2位作品、リーブラを元に作られた、ウルトラマンティガの怪獣、メンジュラを振り返っていきましょう。
ではスタート!
メンジュラ、データ
エイリアン・メンジュラ。
身長62メートル。
体重10万トン。
出身地は宇宙。
ウルトラマンティガ第48話「月からの逃亡者」に登場した怪獣です。
シルバーとゴールドのボディが真ん中で連結した生物で、初代ウルトラマンの怪獣、油獣ペスターによく似ています。
双子のエイリアンで、シルバーが兄、ゴールドが弟となります。
知能が高い生物で、口から吐く糸で地球人を繭に閉じ込めます。
更に、閉じ込めた人間に化けた個体を繁殖させて増えていきます。
笑い声のような特徴的な声は、第一話の超古代竜メルバのものを加工して作りました。
合体時の武器は、結合部からの光弾と、敵を両サイドから挟んでの電撃です。
分離時は、兄が腹から巨大な角を伸ばしての突進、弟が二本の角を合わせて放つ火炎を武器に戦います。
メンジュラの活躍
第48話の二ヶ月前、月のコペルニクスクレーターで発見された、巨大な双子のエイリアンがメンジュラです。
地球平和連合TPCの月面基地、ガロワに回収されていました。
しかし、実は仮死状態で、ガロワのキシナガ副隊長に化けてガロワを壊滅させると、地球へ侵入します。
このキシナガを追ってきたのがガロワのハヤテ隊長です。
演じたのは京本政樹さんです。
メンジュラは、ハヤテを繭に閉じ込め、ガロワ壊滅の罪を被せます。
更にサワイ総監やヨシオカ長官、ナハラ参謀といったTPCの主要幹部を閉じ込めて化け、地球の覇権を狙っていました。
計画の露呈
特殊捜査チーム、GUTSのダイゴ隊員、レナ隊員によってハヤテ隊長が救出されたために、キシナガの正体が判明しました。
最初に、イルマ隊長に化けた個体がハヤテ隊長に倒されます。
キシナガ副隊長に化けた個体二匹、サワイ総監らに化けた三体が、戦闘機、ガッツウイングEX-Jで逃亡を図ります。
しかしダイゴ隊員がウルトラマンティガに変身。
EX-Jがティガの光線技、ハンドスラッシュで撃墜されたために、メンジュラは合体し、巨大化してバトル展開になります。
タッグマッチ
合体状態での武器でティガを苦しめるメンジュラですが、ハヤテ隊長がガッツウイング2号で出撃。
超光子ビーム、スパルレーザー砲の攻撃を受けたメンジュラは体を分断されてしまい、弟がハヤテ隊長の乗る二号、兄がティガと戦うことになります。
ティガのドロップキックで兄が跳ね飛ばされ、弟はスパルレーザー砲の猛攻で後退し、激突。
互いの背中の角が刺さる形で背中合わせになって、動けなくなります。
そこに二号の主砲、デキサスビームとティガの必殺技、ゼペリオン光線を撃たれ、消滅しました。
繭の中の総監たちは救出され、ハヤテ隊長と本物のキシナガ副隊長はガロワ再建のためにまた月へ旅立ちました。
メンジュラあれこれ
デザインは、怪獣デザインコンテスト優秀賞受賞作、リーブラが元になっていますが、このことは最優秀賞の虹色でんでんわにほど有名ではありません。
ハヤテ隊長のキャラが、宇宙に赴任している隊長の同期で、エースパイロット、やけに悪ぶる一匹狼という点で、ウルトラセブンのクラタ隊長のオマージュキャラのようです。
この点は、特撮ファンを自認する京本さんの提案だったようです。
最終回で再登場するのも同様に。
ウルトラマンティガ、メンジュラまとめ
筆者はウルトラマンティガ再放送をワクワクしながら待っていたことがあるのですが、放送開始前夜に見た夢が、ウルトラマンティガ、ダイナ、ガイアとメンジュラが戦う夢でした。
なぜメンジュラ。
それでは(@^^)/~~~
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