ウルトラマンタロウvsベムスター、史上屈指の白熱バトル!
はいどうも、筆者です。
筆者が「ウルトラマンタロウ」で最高傑作だと思っているエピソードは、ベムスター編です。
今回はそこを語っていこうと思います。
ではスタート!
そもそもベムスターとは
ベムスターは、「帰ってきたウルトラマン」に登場した宇宙大怪獣です。
カニ星雲からやってきた、「帰マン」初の宇宙怪獣であるベムスターは、怪獣攻撃隊MATの宇宙ステーションを丸呑みして壊滅させ、地球に到達。
腹の口でガスなどを飲み込み、MATの猛攻を物ともせず、新マンのスペシウム光線ですら吸収してしまいます。
ベムスターに完敗した新マンを救ったのは、ウルトラセブンでした。
セブンから与えられたウルトラブレスレットによって、新マンは新技、ウルトラスパークを放ちます。
ウルトラスパークの強力な刃に八つ裂きにされ、ベムスターは何とか倒されました。
このベムスターが、「タロウ」で復活しました。
ベムスターの逆襲
ウルトラマンエースに倒された異次元人ヤプールが復活し、ウルトラマンや地球人への復讐を企てます。
そのため、ベムスターを復活させて地球防衛軍ZATの宇宙ステーションを吸収させます。
MATステーションの悲劇と同じく、ここでもステーションのスタッフが全滅しました。
そしてベムスターは地球に到達。
宇宙ステーションのスタッフの遺族の無念を晴らすため、ベムスターの撃破を決意したZATは、ウルトラブレスレットを研究。
同じ威力の巨大な回転ノコギリを開発し、ベムスターを切り裂こうとします。
しかし、以前より肉体的に強化されたベムスターの前に失敗。
ステーションのスタッフの息子、トオル少年が通う学習塾の子供たちは、ZATは弱いと嘲笑。
困った時にはウルトラマンタロウが来てくれると言います。
これに怒ったのが、塾講師の海野青年でした。
海野は、人間の努力の価値を信じ、タロウには批判的。
子供たちに、自分でベムスターを倒してみせると約束してしまいます。
そのため、ベムスターの口にダイナマイトを投げ込みますが、これも失敗。
ZATの東光太郎はウルトラマンタロウに変身します。
タロウ登場。しかし。
ベムスターはタロウより強く、新マンを倒した時より更に強化された戦力でタロウを圧倒。
完敗したタロウはその場に消失。
光太郎は病院に運ばれます。
タロウより更に強いベムスターにも、闘志を失わないZATは、腹の口に突破口を見出します。
強力なエネルギーを近づけたら、腹の口で飲み込むに違いない。
それを体内で爆発させれば良い。
作戦が決定し、ZATは「濃縮エネルギー爆弾」の開発を急ぎます。
一方、海野は塾をやっている寺の境内にロープを張り、ベムスターに飛び移る訓練を始めました。
同居している白鳥さおり、健一の姉弟に体調を心配される光太郎でしたが、これが自分の一生を賭けてやっている仕事、と説き伏せ、ベムスターとの決戦に臨みます。
そしてベムスターが出現。
以前はガスタンクの中身を吸収していたベムスターでしたが、今回はガスタンクそのものを丸ごと吸い込んでしまうほどパワーアップしています。
決戦!怪獣対ZAT
子供たちに、塾が無くなっても勉強は忘れるな、と言い残した海野は、ベムスターの頭角にロープを引っ掛け、その頭部に飛び移ります。
そのまま、地上50メートル宙吊りの状態で、海野は何度もナイフを突き刺し、ベムスターの目を潰します。
このスキに、ZATは「エネルギーA爆弾」をベムスターに撃ち込みました。
それを吸収したベムスターの様子がおかしくなります。
ベムスターから振り落とされる海野。
ピンチと見たヤプールは、増援として超獣サボテンダー、そしてベロクロンを出現させました。
光太郎はタロウに変身。
3大怪獣と激突します。
タロウはサボテンダーを叩きのめし、ベロクロンはZATのミサイル攻撃で動きを封じられ、ベムスターは再び飛び移った海野によって両目をやられました。
タロウ勝利の時
タロウの必殺技、ストリウム光線が一閃。
サボテンダーが倒されます。
更にタロウは、ベムスターから跳ね飛ばされた海野をキャッチ。
ZATは、戦闘機スカイホエールのレーザー砲でベロクロンを破り、更に「エネルギーB爆弾」をベムスターに撃ち込みます。
A爆弾との化学反応によって、ベムスターは遂に爆死。
逃げようとしたヤプールの宇宙船も、タロウのストリウム光線で破壊されました。
塾は再開され、子供たちの読むマンガには、ウルトラマンタロウの姿が。
海野は戦いを通じてタロウを認めていました。
ウルトラマンタロウ、ベムスターまとめ
ヤプールやベムスターの造形の拙さや海野の超人っぷりにネタにされることが多い本エピソードですが、人類が頑張って怪獣を倒すという、ウルトラマンの基本に立ち帰った、骨太で熱い展開はもっと評価されるべきかと思います。
それでは(@^^)/~~~
コメント