ウルトラマンタロウ!メシを食わせろデッパラス!

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ウルトラマンタロウの怪獣、デッパラスに関して。

はい皆さん、筆者です。

食欲の秋と言いますが、筆者はあまり実感がないです。

美味いものが多くても、こう物が高いとねえ。

さて、ウルトラマンで食欲を増進してくれるエピソードとは何でしょう。

それが今回、紹介するウルトラマンタロウ第10話「牙の十字架は怪獣の墓場だ!」です。

ではスタート!

光太郎は腹が減っていた

タロウの主人公、東光太郎は地球防衛軍ZATの隊員ですが、ボクサー志望でもあります。

今日もジム通いとZATの任務を両立させていましたが、一つ問題がありました。

ボクサーには必須の課題、減量です。

折しも試合が近づいていて、光太郎は空腹に苦しんでいました。

下宿先、白鳥家の娘、さおりからは、殴り合うボクシングなんて好きになれないと言われ、光太郎は光太郎で、周りの万物が全て焼き鳥や寿司に見える幻覚が生じてもう散々です。


次の試合相手と相対し、それが根性の悪い選手だったため、光太郎は闘志を燃やして白鳥家の弟、健一と風呂屋に行きます。

しかし、突然地震らしい揺れが起き、風呂釜がすっぽ抜ける事態が発生。

それは、北極から日本に来たセイウチ怪獣、デッパラスの仕業でした。

怪獣も腹が減っていた

デッパラスは地上に出現、食品会社のケチャップ工場を襲撃し、できたてのケチャップを食べてしまいます。


北極からそんなものを食べに日本に来たようです。

光太郎は攻撃作戦に参加。

戦闘機で鏡を吊り下げ、デッパラスを落とし穴に誘導する作戦を立案します。

名付けて「ミラー作戦」!

そのまんま!

鏡で誘導されたデッパラスは地中に落下。

そこにZATの戦闘機による一斉爆撃を喰らい、爆散します。

怪獣は倒せましたが、やはり光太郎には、怪獣やら何やらが食べ物に見える幻覚が残っています。

光太郎の無理し過ぎを心配する、さおり、健一姉弟。

怪獣は蘇った

粉々にされたデッパラスでしたが、その破片が集結、再生し、より醜悪な姿で復活します。

再度、ミラー作戦を敢行するZATでしたが、既にデッパラスは鏡を覚えていたため効果無し。

おまけに火炎を吐くようになりました。

とにかく光太郎は腹が減っていた

一方、試合に出た光太郎は、例の対戦相手をノックアウトしますが、リングを出たところで、あまりの減量の厳しさに倒れます。

砂が白米に見えるほど幻覚は悪化していましたが、そこにさおりと健一が登場。

弁当箱を開けます。

そこには、本物のおにぎり、サンドイッチ、チキン、果物など、光太郎が欲していた食べ物が並んでいました。

もはや意地汚いぐらいの勢いでそれらをかき込み、満腹になった光太郎。

最後にデザートのリンゴをかじると、ZATガンを手に出動します。

そして、火炎を吐いて暴れるデッパラスの元に急行。

光太郎は叫んだ

「メシぐらいゆっくり食わせろ」と毒づきながら、ウルトラバッジを天に掲げ、「タロウー!」と叫びます。

光太郎はウルトラマンタロウに変身。

本邦初、これがウルトラマンの名を叫んで変身した最初のケースです。

タロウはデッパラスの吐く火炎にまかれ、体に火がつきながらも奮戦。

しかし、デッパラスは牙を飛び道具として射出し、タロウの腹を貫いてしまいます。

タロウ敗れたり、と思われましたが、強靭な生命力を誇るタロウは、腹に穴が空いた程度では倒れません。

さっきいっぱい食ったし。

デッパラスの牙の二本目を引き抜くと、それをデッパラスに突き刺すタロウ。

腹から牙を引っこ抜き、ストリウム光線を発射し、デッパラスを再生不可能なレベルにまで粉々にします。


そして、残った牙と自分に刺さっていた牙を組み合わせ、十字架を作って怪獣の墓標にしました。

光太郎は理解された

試合にも勝った光太郎は、またボクシングの訓練に。

そのジョギングに自転車で付き合うさおり。

男らしいスポーツ、と認めてくれたようです。

この話はこうして終わり、来週はウルトラマンシリーズ最恐のエピソード、バサラが待っています。

その後のデッパラス

特に再登場する気配はありません。

タロウと戦ったのはあくまでグロテスクな再生体で、ノーマルなデッパラスはZATに爆破されたという点が悪いのでしょうか。

単純に、スター性の無さかな?

ウルトラマンタロウ、デッパラスまとめ

食べ過ぎは当然良くないことですが、無理なダイエットも心身を壊すので、適度なバランスを見つけて、うまく食べ物と付き合おう、という話なんだと思います。

多分。

それでは(@^^)/~~~

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